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13.迷宮の壺

壺の側面が迷路になっており、それを解こうと壺をじっくり見ていると、
まるで骨董品に詳しい人みたいになる という作品。

かなり思い入れがある物で、好評時に最もウケが良かった。

僕は知らない街で迷子になるのが好きだ。後に用事が控えていたら尚良い。
緊張感の中で、なんという事もない景色の一部がヒントに変わる。
ガスタンクや、煙突、看板、お地蔵様などが光り出す時がとても楽しい。
迷子は競技性のある散歩だと思う。


迷路の途中には、迷子の時によく助けてくれる
標識やカントリーエレベーターなど六つの目印を描いた。

(この道ってさっきのとこだっけ?)
(うわーさっきの公園まで戻らないと!)
そんな気持ちで迷路をやる方も楽しんでほしい。

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