見出し画像

ライブハウスに行ったことがない人にポップしなないでのライブをオススメしたいと思った

興味をもって読み始めていただき、ありがとうございます。

僕はポップしなないで(以下ポしなと略します)というバンドが大好きです。行くライブももっぱら、ポしなのライブばかりです。

なので正直、そんなにライブハウス慣れしてるとは言いづらいのですが、そんな僕でも通えるライブということは、ライブハウスに行ったことがない人でも行きやすいのでは!?と思い、これを書いています。

ただの1ファンの偏見まみれのポしな像と、ただの陰キャの偏見まみれのライブハウス像で語りますが、よろしければ最後までお付き合いください。

なんとなくの目次的なやつ


◯ポップしなないでって?

2015年結成のVo.Key.かめがいあやこ、Dr.かわむらによる、セカイ系おしゃべりPOP。
かわむらの作るどこか寂しげだが前向きな歌詞世界と、かめがいの表情豊かでクセの強い魅力的なボーカルで、ミニマムな構成ながら完成された音楽性を持つ。独自の楽曲哲学に沿ったMVや、確かな表現力により世界観を再現するライブパフォーマンスが話題となっている。(ポップしなないで公式HPから引用)

よくわかりませんよね?
要は、かめがいさん(Vo.Key.担当。ちっちゃな身体でおっきな声を出す。かわいい。)と、かわむらさん(Dr.Cho.担当。立つとデカい。クールなナイスガイ。カッコいい。)の2人が、キーボードとドラムでなんか良い感じにやってたりなんだりしてるバンドです。

乙女心をくすぐられるようなポップな曲や、こちらを鼓舞してくれるかのような、かつ、どこかせつなさも感じさせるような曲などを作詞作曲担当のかわむらさん(ほとんどの曲を作ってる。たまに楽曲提供もしてる。すごい。)が高度な計算のもとにつくりあげて、それをかめがいさん(たまに作曲する。もっとしてほしい。お願い。)が丁寧に歌いあげる、今話題とか別にいいから、もっと売れてほしい僕の推しバンドです。

魅力を語ろうとすると長くなりそうなので、このくらいで次いきます。

◯ライブハウスって?


なんかよくわかんないけど、アーティストさんに演奏する場所を提供してくれるありがたい施設です。
地域やなんかでバンドの所属がなんたらとかあるらしいですけど、今回の話には関係ないし、僕にも関係ないし、この文章を読んでるあなたにもたぶん関係ないです。
とりあえず、敵ではないので安心してください。人に噛みついたりもしません。

◯ライブハウスってこういうとこ怖いイメージあるよね?


まず大前提ですが、先述したとおり、ライブハウスは敵ではありません。むしろ、僕たちに居場所をつくってくれる、ありがたい場所です。セーフハウスに改名しても良いと思います。
それを理解しているつもりの僕でも、いまだに偏見をもって見てしまいます。
例えば…

・身体をぶつけあったり、人が自分の上に飛び込んできそう
・人に押されて潰されそう
・アーティストさんが「もっと声出せ!」って煽ってきて怖そう
・あちこちで大声出す人のせいで演奏に集中できなそう
・周りの人に絡まれそう
・知らない曲だらけで楽しめなそう
・自分とは性別や年代が違う人だらけで浮きそう
・床にゴミとか散らばってて汚そう
・1人だと楽しくなさそう

など、いろんな不安がありますよね。
僕は基本ネガティブなので、もっともっと悪い想像をしていた時期もありました。
初めてライブハウスに行くときにはカツアゲされるかもしれないと思い、お金を小分けして持ち歩いてたりもしました。

◯ポしなのライブは安心安全!


そんな不安を抱えている僕でも、ライブハウスに行ってます。
そのくらい、ポしなのライブは行きやすいんです。
安心ポイントあげていきますね。

①ライブハウスが安心

ポしなが主催のライブでは、キレイで治安が良いライブハウスで行うことが多いです。

必然的に、ライブハウスのスタッフさんも親切な方が多く、案内などもとても丁寧にしてもらえます。

初めての方でも安心して、ライブを楽しめるわけです。

②観客が安心

ポしな目当てのお客さんは、穏やかな方が多いです。
だれが言い出したのか、ポしなのお客さんは「おとなしい」と言われています。
僕は「気遣いのできる、大人な方が多い」と感じています。
周りを気遣うからこそ、演奏に集中できるようにおとなしくしてくれているのです。素晴らしいですね。
そんなみなさんですから、ライブ中に暴れだすような人もまず存在しません。
僕は頭振ってたりします。迷惑ですね。

また、客層も幅広いです。
多いと言われているのは、「おじさん」と「若い女の子」ですが、還暦を迎えるぐらいに見えるキレイな女性の方も見かけますし、男子学生ぐらいの方も見かけます。
なので、そこにあなたがいても、浮いたりしません。

1人で来ても大丈夫です。お1人様の方はたくさんいます。
むしろ、会場でお友達になった、SNS上の繋がりのある方に会えた、名前は知らないけどあの人よく見る人だなど、様々な出会いもあるみたいです。

僕?僕は常に1人です!安心ですね!

③対バン相手も安心

ライブでは、複数のバンドを呼んで行なうことが多いです。その際、お目当てのバンド以外のことを「対バン相手」と呼んだりします。

ポしなの主催ライブの場合、対バン相手も「ポしなのお客さんはおとなしい」ということを理解してくれています。なので、すごく優しくしてくれます。
「ここで手をあげてくれるとうれしいな」と教えてくれたりします。
言われた通りに手をあげると、「おとなしいって聞いてたけど、めっちゃ良いお客さんだな!」と、褒めてくれます。

ポしなのライブでは、対バン相手も甘やかしてくれるのです。

また、対バン目当てのお客さんも無茶するような人はいません。
むしろ、ライブを盛り上げてくれる、心強い仲間になってくれます。

④ポップしなないでが安心

もちろん、演奏するお2人も「気遣いのできる、大人な方」です。

お2人は演奏しながら、常に僕らの「顔」を確認してくれています。かめがいさん(天真爛漫。暑い日は日陰から日陰へ走る。かわいい。)もかわむらさん(冷静沈着。バンドに対して俯瞰した意見をしてる。賢い。)も、見えない位置にお客さんがいるものならすぐに気づいて、時には「みんな寄ってあげて」と声までかけてくれます。

また、手をあげたり曲にノッていると、MCで褒めて甘やかしてくれます。手をあげたりしなくても「好きにしてていいからね」と、フォローを入れてくれます。

周りに迷惑がかからないなら、好きなように聴いてほしいというのがポしなの基本スタイルなんです。

⑤モッシュが無くて安心

僕はよく知りませんが、身体をぶつけあうことをモッシュと言うそうです。
どうして知らないかというと、ポしなのライブではやらないからです。

これは、かわむらさん(最近アメリカ旅行に行った。時差ボケで夜中まで起きられない。かわいい。)がことあるごとに話していて、かめがいさん(海外留学経験あり。ネイティブな発音の英語を操る。カッコいい。)も再三お願いしていることなのですが、ポしなのライブは演奏に集中できるよう、お客さん同士でお互いに配慮してもらいたい、という方針があります。なので、モッシュは禁止になっています。

また、激しさを売りにしているようなバンドではないので、ロックバンドなどで見られる、ダイブなどの客席を巻き込むようなパフォーマンスはありませんし、やらないと明言されています。

ライブハウスは立ち見が基本ですが、ポしなのライブでは、隣の人とは肩もぶつからない程度には距離をあけられます。

言い忘れましたが、ポしなのライブでは、手をあげたりしても良いし、しなくても良いです。気が向いたらやってあげてください。お2人が喜びます。

以上、安心ポイントでした。
安心できましたでしょうか。

じゃあ、安心できないポイントも紹介しますね。僕は正直者なんでね。


①手をあげたり手拍子をしたりします

先ほどから「手をあげる」という話をたびたび出していますが、ライブでは曲に合わせて手を上につきだす動作をすることがあります。
また、ノリの良い曲では、手拍子をしたりします。
そして、これらはポしなのライブでもあります。

これは正直、不安になりますよね。
手をあげなかったらダメかな…、変なとこであげたら怒られるかな…、手拍子しなかったらおかしいかな…、などなど。

安心できるかはわかりませんが、ひとつ真実をお伝えします。

みんな適当にやってます

手をあげるかどうかはその日のノリです。手拍子も、前のライブではやらなかった曲でやったりします。

僕はポしなのライブに関して、「多数決システム」だと思っています。
手をあげるかどうか、手拍子するかどうかは、やってる人が多そうだったらやる、ぐらいの感覚です。

なので、みんなやってるようなら真似すれば良いし、よくわからないならやらなくても良いと思います。
棒立ちでも曲さえ聴いていれば、あなたは良いお客さんです。

②定番曲にお決まりの動作や声出しがある

ライブでよく演奏される曲があります。そんな曲をライブの定番曲なんていいます。
そんな曲だと、お客さんも慣れて手をあげるタイミングが決まってきたりします。
特に、「救われ升」という曲なんかは、お決まりの動作や声出しがあります。こわいですね。

これについてはごめんなさい。どうしようもないです。

手拍子などといっしょで、やっても良いしやらなくても良いのは間違いありません。
しかし、それらとは違い、やらなかった場合は疎外感をあなたに与えてしまうかもしれません。
また、それまでは静かに佇んでいた隣の人が、急に声をあげて驚くこともあるでしょう。

僕から言えることはひとつ、「心の準備」をしてください。
ライブに行く前にそういうこともあるんだ、ライブで演奏されたらこの曲がそうなんだ、と思っていただけたら、少しはましになるかと。

そしてもし、やってみたいなと思ってくれたなら、周りの人の真似をしてください。
案外、やってみるとそこまで難しくはありません。

(救われ升のライブ映像のリンクを貼ります。声出しNGのころのものですが、雰囲気は伝わるかと)


③着ていく服に困る

これはね。切実。
おでかけってことで、お洒落をしてくる方が多いです。
家でいつも着ているような、ジャージやスウェットなんかだと浮くでしょう。
最低限、おでかけ用のジャージやスウェットにしましょう。冗談です。

服装についてはかわむらさん(遅刻癖あり。バンドの練習に遅刻しても謝らない。)曰く、「長時間立ちっぱなしになるので、耐えられる靴がオススメ。服装も楽な格好で。帽子はあんまり大きいと周りに迷惑になるので配慮を。」とのことです。また、大きなカバンはコインロッカーなどに預けることをオススメされています。

よっぽど奇抜な格好でもなければ、注目するような人もいませんし、好きな服装で行きましょう。
僕は仕事帰りにスーツで行ったこともあります。

④お金がかかる

ライブに行くとき、必ずお金が必要になる場面があります。

・チケット代(ライブ前)
・ドリンク代(ライブ当日)
・交通費(ライブ当日)

この3つはおさえておきましょう。

ドリンク代は高くても800円ぐらいです。
お釣りが出ないように事前に準備すると、入場の際にスムーズに進めます。

また、ライブ会場では物販販売があります。
かめがいさん(遅刻癖あり。遅刻の言い訳がよくわからないことが多い。)がライブのMCでものすごく買うように勧めてきますが、無理することはありません。
通販もあります。


⑤歌詞が聞き取れない

歌なので、普通に喋るのとは違います。
そのせいで、初めて聴く曲なんかは、歌詞がよくわからないことが多いです。

これを解決する方法はひとつ。
事前に予習しておきましょう。

SpotifyやAmazon Musicなど各サブスクを契約しているならそこで、してなくてもYouTubeなら無料でMVなどが視聴できます。
最新リリースから聴いておけば、ライブでも演奏されると思うので、無理がない程度にチェックしてください。
ライブがもっと楽しみになるバフもつきます。

また、ライブで気になった曲は、公演後にセットリストが発表されると思うので、そこでチェックしましょう。
↓ポップしなないでの公式Xアカウントです。

https://twitter.com/pop_snnid?t=uB8BjorrXUA-DM8zWSd9gw&s=09


こんなところでしょうか。
この項は長くなってしまいましたが、少しでも安心していただけたら幸いです。

◯ライブハウスデビューはポップしなないで!

ここまでの話をまとめると、
①ライブハウスは敵じゃない
②ポしなのライブはこわくない

という内容でした。

僕の説明が下手なせいでしっかり伝わらなかったかもしれませんが、ポしなのライブは本当に行きやすいです。

他のバンドのライブに行く前にライブハウスの雰囲気だけ味わいたいという方にも、安心して来てもらえると思います。

これを読んでくれたあなたと、同じ空間で同じ楽しさを共有することができたら、とても嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

◯僕のオススメ曲

YouTubeのMVやライブ動画をご紹介します。
今はライブではあまりやらない曲もありますが、僕の大好きな曲たちです。

↓最新曲!とても優しい雰囲気です。


↓今年発表の曲!ノリが良いです。モンスター!


↓一番再生されている曲!ポしなの代表曲です。


↓演奏がカッコいいです。ライブでも人気です。


↓個人的に大好きな曲です。音源配信等ないので、ここでしか聴けません。


以上です。
本当はもっとご紹介したいですが、ぜひ、ご自身で聴いてもらって、好きな曲を見つけていただきたいです。


ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?