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推しコンテンツが令和に復活した改訂過激派、猛暑の中でここに墓を立てよう、夏。

※ヘッダー画像は今の私の心境のイメージです

某日、このようなツイートが流れてきた。

実は以前平沢さんのTwitterで京都に出向いて対談したということが公表されており

どのようなメディアに掲載かは公表されないまま(個人的には最近多いネットメディアでの掲載かと思っていた)だったが、まさかの新創刊されるシンセ専門誌の目玉となるとは思わなかった。
しかも元キーボードマガジンのスタッフで新しく作る雑誌ということで当然キーマガの表紙デザインなどを担当してた中井さんも絡んでるとあっては、まさに「笹食ってる場合じゃねぇ!!!(パンダが身を乗り出すあの画像を思い出してくれ)」状態。

まさか令和になって長年の推しコンテンツである改訂P-MODEL(後期メンバー)が一堂に会してしかも雑誌で読めるという奇跡が起こるなんて夢でも見てるんじゃないかと何回も見直したし何回も頭の中で咀嚼しようとした。そのくらいの大事件なのだ。
正確には福間さんnoteの有料コンテンツで数回小西さんとの対談ラジオ配信を行っていたが、そこに平沢さんが入ることはないだろうなーと漠然と思っていた。
なぜなら福間さんは京都在住、小西さんはドイツ在住だったがこのご時勢なので一時的に関西に居を構えてるということもあってこの2人はよく一緒に遊んだりしてるのは福間さんのTwitterでも4-DのTwitter(主に小西さんが発信してるアカウント)でも拝見してるし、平沢さんはつくば在住なのでなかなかそこに入り込む余地はなさそうだと感じてた。(それぞれ互いに物を送り合ったりしてるのは知ってるが)

自分にとって改訂P-MODELというのは特別な存在であり、培養宣言で活動休止になってとんでもない喪失感を味わったコンテンツである。
そのくらい自分の中では特殊な立ち位置にある。

近年昭和のアニメやゲーム作品が平成後期から令和に渡って数多くリメイクされたりするのを眺めてきたが喜ぶファンと思い出はあのままであってほしかったと思うファンの悲喜こもごもを数多く見た。
それを見るたびに正直うらやましかった。
だって改訂P-MODELはもう1999年11月6日のライブを以って終わったものだから再開するとかありえない。
昨年発売された福間さんのソロアルバム『this is our music』で平沢さんと小西さんの参加が発表されたときも今の福間さんの音楽性を知ってる身としては改訂メンバーが集まったというだけで決して改訂P-MODELではないということもわかってた。
さらに言えば平沢さんの大阪のライブの時にはだいたい福間さんも小西さんも来てくれてたという話を聞いて「写真!写真はよ!!!!」と毎回思ってたことを白状する。

20年以上経っても私はいつか3人がいっしょに写真に写ってるところが見たかった、その夢がようやく令和に叶ったのだ。

ここは北の果ての果てなので当然発売日当日に手に入れられるはずもなく(まず札幌で2日遅れ、それ以降の地方はだいたい3日遅れくらい普通。そもそも隣の市まで行かないと本屋がなく、新創刊のムックを入荷するかすら不明なので最初から当てにしてない)最初からAmazonに即発注。たまたま期限切れ寸前のポイントもあったからちょうど良かった。
しかしAmazonでも届いたのが土曜日、発売日は14日の水曜日だということを考えるとやはり通常の書籍と何ら変わらないスピードだったというオチ。


届いた際、まずは使い捨てビニール手袋を出し本に指紋を付けないようにして(届いた日の最高気温は34℃、部屋は扇風機だけなので最悪のコンディションw)じっくりと特集のページを開くと

完全にコントの始まりだった

表紙以上にあんたら何やってんの状態www
しかし内容が真面目な話なのに突然出てくる5コマ写真こそ真のコントだった。(迫真)
どうして改訂は…関西人2人いるからしかたないか(尚一番ヤバそうな事考えるのは絶対ススムヒラサワの方だと思う…何せスタッフ相手にならギャグ略)

ただ言えるのは、3人があの当時と同じ並び順で正座して揃ってるという写真が載ってるだけでも2000円近く出してよかったと思う20年越しの改訂過激派、ここに墓を立てよう。(ここをキャンプ地とする、のノリで)

(注意事項)
現在Amazonでは品切れでマーケットプレイスでの販売なら在庫あり(送料がかかる)、FILTER公式Twitterでも「増刷中ですのでネットショップへの再入荷はもう少しお待ちください、一部楽器店でも取扱してますのでそちらもご利用ください(意訳)」とのことなので転売ヤーに手を出さないようにね!

次回発行は来年1月以降ということなので、現状不定期刊行ということになりますね。
今回は改訂過激派が墓をつくるような表紙だったから売れたけど、次回の2号では表紙と特集に更なるインパクトが必要になるんじゃないかと思うとかなりハードル高くなったような気がするんですよね。
ネットの発達により専門的な書籍が次々と休刊していく中で生まれたFILTER誌には本当にがんばっていただきたいと思いながら締めさせていただきます。

とにかく見つけたら買ってください!!!
お願いしまあああああああああす!!!!

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