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#STDRUMS のワンマンライブ@札幌LOG

2021年2月10日

札幌LOGへ#STDRUMSことユージ・レルレ・カワグチ氏のワンマンライブへと馳せ参じました。
本来の目的は狸小路4丁目と5丁目の間にある老舗のライブハウス「札幌スピリチュアルラウンジ」が3月末をもって閉店が決まったことから、かつてHEREのサポートドラマーとして数回スピリチュアルラウンジにお世話になったこともあってスピリチュアルラウンジの店長・新保さんからお誘いがあったのが1月のこと、スピリチュアルラウンジだけでなくもう一箇所でやりたいということでLOGを新保さんに紹介いただいたことでワンマンライブが実現しました。

場所はススキノや狸小路ではなく北14条西3丁目という北大通りから少し奥まった、でも地下鉄の駅からは真っ直ぐ行けるというなかなかいい場所なので行きやすさがある。
但し住宅街がほど近いのと本来ライブハウスとして作られた場所ではない(多分スナックやバーを昔やってたであろう2つのテナントの中の壁を無理やり壊して1つのフロアにしてしまったという経緯がある)ので防音対策なんてほとんど無いに等しく音出しの時間が夜8時以降となってしまうので(同じ階にハラル系のレストランがあるのでそこが閉店してからからじゃないと準備自体ができない)、まぁススキノじゃなくて良かったね、としか言えないw
今回LOGのスタッフが昔からの知り合いであるケイくん(奥山漂流歌劇団という人数不定のユニットのピアノボーカル)だけということでちょっとバタバタしてしまったが(店長の長津さんは前日LOGでライブやったのでお休みだった)、名前と連絡先、体調はどうかと記入し最後に置いてある体温計(赤外線センサー)で測って記入、中の受付で書いた紙を提出し2500円(ドリンク1杯込)を支払う。私は外の寒さと今現在投薬治療中につきホットウーロンを作ってもらった。
レルレ氏、パソコンの前でかなり渋い顔をしてる。オープニングに流すための映像をすぐそこのセイコーマートで買ってきたDVDに焼いてるんだが処理に時間がかかってるらしく、これ以上お客さんを待たせる訳にも行かないのでパソコンはケイくんが時々様子見するということでライブ開始。
まずはマイク持ってご挨拶、初めて1人で札幌来たんだけど来札?来日?とか言い出すし(気持ちはわかる。北海道はパスポートいらない外国だと思ってるからw)とてもノリのいいあんちゃんだというのはHEREのワンマンでも見たから知ってるがDVDなかなか焼けないんでこのまま始めますわ、と覆面被ろうとしたら黒い上着が見当たらなくてどこ置いたっけと探してたらお客さんが座ってる椅子の間に挟まってたwww
黒い上着着て平沢さんのライブでお馴染みの覆面を被りライブスタート。
あの覆面、よく見るとメッシュ素材でできててうっすら顔が見えることがわかりこれなら呼吸も大丈夫だなと理解した。
とにかく手数の多さとパワーがすごい。数曲でスティックの真ん中にささくれができ始めてたのが見えて軽く叩いてるように見えて相当な力がかかってるんだと実感。
ライブ中に何とかDVDが焼けたのでインターバル時間に突入、そして2つあるドアを開けてしばらくの間換気と休憩(そしてトイレに向かう私w)
インターバルと換気タイムが終わり、第二部に。
しかしインターバルがあったとはいえパワーが全く落ちない体力、そしてドラムという楽器の概念をまるっきり覆すプレイスタイル、まさに唯一無二のドラマーであることは確かだ。
最後に覆面と黒い服を脱いで白いTシャツに素顔で1曲叩きライブ終了。

今回は20名までということでしたが結果的に10人少々だったのでスペースに余裕を持って見ることができたのがヘルプマークつけてる私にとってはすごく楽だった。一番後ろのソファーでゆったり見てたけど先程も書いたように覆面がメッシュ素材だったのとスティックが数曲でささくれていたのがハッキリ見える距離感。今回だいぶ迷ったけど見に来て本当に良かった。

物販は音源自体はbandcamp(配信サービス)などで既に手に入れてたので今回はピンバッジと今回から新しく試験的に作ったという折れたスティックを加工して焼印付けたキーホルダーを購入。
それとHEREのワンマンの時に配り歩いてた名刺代わりのカードを持参したのでそれにサインしてもらいました(*´∀`)♪
このカード見せたら「随分前のやつだねコレ」と言うのでHEREのワンマンで最初に来てくれた時に配ってたやつですよ、あの時最後にステージの後ろに飾ってたHEREのバックドロップ(ロゴが入った大きな布)がスティックに引っかかって外れて落ちたの覚えてますよって話したら「あ〜そんなことあったねwww」(確かHEREのボーカルの回帰さんがその時の動画をTwitterにうpしてたから余計覚えてる)

昨年3月のZeppTokyo以降生で音楽を聴ける機会が殆ど失われ、今年に入ってから少しずつではあるが東京などでは終了時間を早めたり人数制限をして状況を見ながら何とか音楽の火を消さないように関係者サイドもがんばってる。
私たちもそれに恥じないよう、うがい手洗いルクトゥンオアダイの精神で生きていきましょうね。
特に私はコロ…禍に振り回された結果鬱病になってしまったから音楽を楽しめる余裕がようやく戻ってきたんだと思ってる。


ありがとうございます、としか言えない。
レニキありがとう、私はこれで勇気をもらいました。

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