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本ばっかりの宿「本箱」の旅。そのあと家を本箱化しちゃったよ!

こんにちは、原っぱ大学圭子でございます。やっとこさ、関東梅雨明け間近。雨が降り続く7月の空や自然模様を眺めては、いろんなことが変わってしまったんだなと受け止める日々。野外で遊ぶことを5年間やってきて、毎日天気予報と結果を見てきちゃったので、去年からの変化っぷりを深く深く実感中。でもね、ただ嘆いても憂いてもアレなので、何ができるか行動していくしかないもんね。うん。さてさて、今日の遊びゴコロテーマは「旅はイイネ」です。旅=日常ではない時間のこと。自分の心身をいつもと違うどこかに置いてみると、内側からグワワワ!と自分的未知のゾーンが拓く話を綴ります。どうぞお付き合いくださいませー。

日常もおうちタイムも好き。さらに好きになるための旅。

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ずっと前からマークしていた本好きのためのお宿。その名も本箱!最高じゃないか、このコンセプト。いつか行きたいなぁとボンヤリ考えていたのが今年の冬。本好き仲間とキャッキャと空き状況をチラ見したり。でもって、ステイホーム突入の春。それはそれで、いろんな日常に感謝する日々でした。けどもー!やっぱり知らない世界(日常ではない場所)っていいじゃんね
聞けば、お宿業界は超大変。そりゃそうだ。神奈川県の箱根にある本箱も同じ。ということで、ステイホームからの首都圏移動解禁になり、友と行ってきました。もちろん応援も込めて。

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1万2000冊の本に囲まれると、勝手に脳が動き出す

本箱に到着すると、ありとあらゆる場所に本が!図書館とはまったく違う配置で、本の海に飛び込んで、作家さんはじめ著者の知性と感性を一気に浴びる感じ。本を読むための場づくりも超考えられて秀逸なんです。どでかい本棚の中にある屋根裏部屋や、フリーコーヒーのあるフワフワのソファ、素通りしそうな廊下のいたる場所、絵本だけのゴロンと寝転べる部屋、お風呂へいくと「お風呂」にまつわる本がたっぷり。この発想が遊び心だなぁ、と感銘受けちゃったりして。そして気づくのですが、本の背表紙や佇まいからビシビシと脳に信号が送られている。眠っていたナニカが呼び覚まされる感覚。つまりアイデアがどんどん湧いてくるー!!すげー。雷に打たれたような私(以下写真)は、まさにその刺激を浴びてるわけですw

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そして日常に戻ると芽吹く「本箱化計画」

旅から帰ってきてムクムク芽吹く「家を引き算したい」という気持ち。断捨離とも違う感じで、おい、なんだよ、引き算って・・・って思いながらも、ちょうど7月5日に太陽系の7惑星が直列配置になったんですけどね。その朝、我が家の猫に5時に起こされて気がついたら家のレイアウト図をせっせと描いておりました。そして、ものすごいスピードで大量に「箱」を注文しました。本箱でみた木の箱、作業用コンテナとしてロングセラーのボックス、無印の小さい箱。それはなぜか。家にあるモノたちの反乱的主張があちこちから聞こえてきて「圭子ちゃん、我々の居場所をしっかり作って欲しいんだよ、ぷんぷん」と。空耳ですよ、空耳。でも激オコなんですよ、モノたちが。全米デビューを果たしたこんまりちゃんが唱えていましたけれど「モノの指定席」なんて、これまでの人生で考えたことが1回もなかったわけですが、ついにその境地に至りましたw そうだ!私の人生に箱が足りなかったんだ!そして大量に箱が届く日々。

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息子のスペースもアップグレード!彼の宝物が大集合

モノの居場所って意味が、ようやく分かったんです。そのモノが「えへ♡」「うふ♡」ってしてるか、どうか。嬉しそうかどうか。怒涛の片付けカオスから抜けると、そこここに「えへ♡」としているモノたちが、いい感じのオーラを発しているじゃないか!!!ごめん・・・今までテキトーに置かれていたモノたち。雑然とは違う「テキトー」というあしらわれ方は、エネルギーを削ぐ。人だって、同じだよね。大切にされているかどうかはすぐ伝わるんだな。(はい、超大事なこと言いましたよw)

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息子は、息子で、自分の好きなものたちをせっせと「居場所」へ配置していきます。このプロセスって実は大事で、ひとつひとつ自分の手にとって、見て触れることで、そこに詰まった思い出やエネルギーを息子本人が実感できます。(トイ・ストーリーでもそんなエピソードがあったよね♡)自分の好きなモノを居場所へ丁寧に置いていく。こういう並びがいいかな、あ、違うかな、など考えながらね。自分らしい、自分好みな場所ができていく。

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家を本箱化して、本を手にとることが増えたよ

そして本箱化してしばらく経ちますが、いい感じです!自分のセレクトした本たちが、常に目に見えるところにドーンといらっしゃるのでコーヒータイムにふらふらと吸い寄せられ、本を開く。ちょっと煮詰まったら、本を開く。ムキー!っとブチ切れたら、本を開く。そんなリズムになっております。スクリーンで読む文字と紙の文字。デジタルネイティブではない私は、紙の触り心地と匂いにしっくりきます。まあ、両方いい。息子は前より「自分の好きなものがちゃんとあること」で、漫画や昔遊んでいたブロック、実験道具、将棋などを手にするようになり、隠れて見えなくなっていた宝物にもう一度出会った感じ。いいじゃん。

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こんなふうに旅は自分の世界を広げてくれるし、自分の中に眠っていただけの感性を呼び覚ましてくれる。それが日常にワクワクするアイデアとなって注がれ、ますます日常が好きになる。またいつか旅に出たくなることを楽しみにしているし、そのタイミングも自分の感性のまかせちゃえ!と思うのでありました。

本がお好きな皆様、本箱は最高ですよ。ぜひチェックをば♡

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