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自分で探していくということ

新作のドリンクが出ると飲みに行く。映える、おしゃれ、かわいいとインスタで話題のスイーツを食べに行く。(こう書くとミーハーだとばれますね。笑)時間があるからと雑談をしに行く。わたしにとってカフェとはそういう場所だった。でもゼミで秋から始まったzoom under the skyプロジェクト(以下utsプロジェクト)を通して、それら以外のことでカフェを利用するようになった。そもそもutsプロジェクトは、家(自室)から飛び出し街の中や屋外でzoomができる環境を探して使ってみようというもの。月曜5限に行われる毎週のサブゼミでは、ゼミ生が各々対話のできそうな環境を見つけ、そこから対話をしてきた。zoomは家や職場でするものだと思いこんでいたわたしは、街でzoom!?え!楽しそう!とテンションが上がり、これを機に色々な場所に行ってみようとワクワクした。そしてどこでやろうかなと考えた時、選択肢の一つにカフェがあったのだ。

utsプロジェクトが始まって1か月が過ぎた頃の11月9日、地元の珈琲所コメダ珈琲店(以下コメダ)へサブゼミをしに向かった。zoomをしに行くのは初めてだった。コメダはどの席にもソファがあり、座ると思わず長居したくなる居心地の良い雰囲気が印象的。実際コメダのHPには”誰もがくつろげる「街のリビングルーム」でありたい。”とくつろぎへの思いが書かれていた。わたしはコメダに入りWi-Fiの届く席へ案内してもらったのだが、その席から1mほど離れた隣の席では、まさに“コメダの思い”を体現しているかのように女性がコーヒーを飲んでくつろいでいた。その姿を見て、これからパソコンに向かって一方的に声を発することでその女性を嫌な気持ちにしてしまわないかという不安と、自分の時間を楽しんでいる女性の世界を大なり小なり侵害してしまうだろうという申し訳なさがあったが、Wi-Fi欲しさに負けて席を移動せずパソコンをテーブルに広げる。小声で話すから許してください、ごめんなさい、と心の中で謝りながらいつも以上に小声を意識したが、Wi-Fiが不調であまり対話はできなかった。それが関係しているかはわからないが、隣の女性から何か言われたり嫌そうな雰囲気を出されたりすることも全くなく、安心し、サブゼミが終わるとふぅ~と体の力が抜けていった。その時のサブゼミは不安と申し訳なさからくるソワソワ感と、雑音がほとんどない店内の静けさ故のzoomをする抵抗感があってやりにくさを感じていた。

わたしは、カフェは“自分(たち)の時間をゆっくり楽しむ場所”というイメージを持っている。コメダにいた隣の席の女性も、まさに当てはまっていると思う。ノマドワーカーも、自分の落ち着く場所だからこそカフェでやる人も多いのだろう。カフェでzoomを試すのも、自分が落ち着きながら対話ができる場所を探していたから。コメダでのzoomは落ち着くどころかソワソワ感と抵抗感のネガティブ感情しかなかったが、それはそれで自分の落ち着ける場所をまた探していけばいいのだと思う。だって、今日はどこに行こうかな、と楽しみながらutsプロジェクトを続けてきたのだから。やりにくさを感じることはまだあるかもしれない。自分なりに周りに配慮して、もし迷惑がられてしまったら素直に謝る!ネガティブ感情に負けて辞めてしまうより、ポジティブ感情でどんどん先に進んでいけたらいいのだと思うし、そうありたい。

最後に、、、。
ここまで読んで下さりありがとうございます。わたしはネガティブエピソードを書きましたが、コメダが好き、ということをここに書いておきます。フードを食べにたまに行きますが、先日は課題をしに行きました。これからもお世話になります^^

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