2016年やっておきたいことは「仕掛け続ける」こと
2016年やっておきたいこと。
究極を言えば「12月31日にやっておきたいこと=タスクを残したまま年をまたがないこと」ですが、自分の好奇心と処理能力を天秤にかけるとなかなか難しいものがあります。
だから本当に2016年にやっておきたいことを一言で言えば「仕掛け続けること」と言えるでしょう。
「仕掛ける人」と「仕掛けられる人」
世の中には「仕掛ける側」と「仕掛けられる側」この2タイプの人間に分かれると思います。能動的か受け身的かとも言えるかな。
どっちが良くてどっちが悪いとかいうものではないんです。需要と供給みたいなもので両方があるからバランスが成り立つのです。
ずっとどちらかの側しか好き好んでやらないっていう人もいるでしょうし、その時の状況で立場が入れ替わる人もいるでしょう。
私もその時々によりけりな部分はあるけれど、基本的には「仕掛ける側」が好きですね。
こうして文章を書いて人に読んでもらいたい欲求が強い私だもの。どう考えても仕掛ける側が好きに違いないのです。
だから2016年はずーーーと何か書くことで仕掛け続けたい!もちろん2016年に限った話ではなくずーーーっとです。
じゃないと私後悔するので。
実は最近仕掛けなかった過去を後悔した出来事があったのです。
大学の文化祭を見て感じた後悔
ちょっとしたご縁で大学の文化祭に行ってきました。自分の母校でもないし、基本縁もゆかりもない人達ばかりだったのに、熱気と勢いに圧倒されました。
文化祭って自分の好きなことを思いっきり表現する場所だと再認識。ダンスにしろ屋台にしてもそう。好きなことを目いっぱい表現して、どうすれば人が集まるか工夫して実践する。小さな市場みたいな感覚。これが活気であり勢いを感じる元だったんだろうなぁ。
とにかくすごい熱量を感じ、終始感心しきりでした。
そしてはたと気づく。
「あー、若いっていいなぁ。」みたいな年寄臭いことではなくて…、
「あー、私もこういうのもっとやっておけばよかった。機会はあったのにもったいないことをしななぁ。」ということ!
私の大学時代
私の大学時代はというと…大学生になる少し前に父親が亡くなったので精神的なショックから立ち直れていませんでした。
金銭的にもゆとりがなかったので、ひたすらバイトばかりやっていて、心のゆとりも奪われていました。
可哀想でしょ私!が言いたいのではなくて客観的な事実を言ったまで。いやでもやっぱり心のどこかで「私って可哀想」って思い悲劇のヒロインを気取っていたのかもしれません。
いわゆる大学生ノリのイベントサークルに入ってみたものの、心の底から楽しいとは思えませんでした。
本来の私は友人とおしゃべりすることが好きだし、飲み会なんて無類の大好物、だから大学のサークルのノリも私の本質的な部分では割と好きだったはず。
でもなんでか楽しくなくて半年ほどで辞めてしまいました。
バカ話している友人を見ては「気楽でいいよなぁ。どうせこの人には私の気持ちは分からない。」とか「あの子は坊ちゃんでいい身分だよなぁ。私とは話が合わない」とすぐに穿ったものの見方をしていました。
そうやってどんどん卑屈になり、交友範囲を狭めごく数名の友人とバイト先あとはお付き合いしていた彼氏、狭い範囲で生活していた気がします。
後悔の原因
大学生なんて広げようと思えば一番世界が広がる可能性がある時期だというのに!挑戦する時間もバイトをやればある程度のお金も稼げる。やりたい事なんていくらでもやる時間を与えられていいたはずなのに!
お金を払って買い戻せるなら買い戻したいかもしれない位の貴重な身分と時間を私は感傷と忙しさで噛みしめもせず、何となくの4年間を過ごした。随分ともったいないことをしたものだなぁ。
本来は仕掛けることが好きなのに大学生時代は仕掛けるアクションを何一つしなかった。これが文化祭を見た時に感じた一抹の寂しさ、憧れと後悔の感情の元なんだと思います。
「だって私忙しかったし、私可哀想だったもん。」
そういう言い訳はいくらでも思いつくのだけど、結局はそこで止まっているだけで何もしなかったから後悔しているのでしょう。
忙しくても辛くてもできることって何かあったんじゃないかな?
仕掛けることをやめない
この先の人生もっと忙しくなる可能性はあるし、もっと辛いことが身に降りかかる可能性だっていくらでもあるでしょう。人生なんて何が起こるのか予測不可能なのだから。
私にとって大事なのは、この先どんなに忙しくても、辛く不本意なことが起ころうともいったんは受け入れ、そこで止まらず、抗い、その時精一杯の「仕掛ける側」でいる努力をすることでしょう。
じゃないと私はまた後悔を残し、その後悔が積み重なり、果ては雪だるまのように膨れ上がり巨大化した後悔に転がされて生きる人生になってしまうでしょう。そんな人生はまっぴらごめんなのである!
同じことで後悔しない。
同じ転がるならばハムスターが回り続けるように、私は止まらず何か仕掛け続けていたいのです。
2016年残りも、この先もずっと!
おしまい
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