【読書】ずっと、ずっと帰りを待っていました―「沖縄戦」指揮官と遺族の往復書簡―
夏になると終戦(太平洋戦争)の日が近づき、ネットでは戦争の記事が目に入ることも多くなると思います。今回出会った本もそういったものからの出会いでした。
〈どんな本か〉
沖縄戦で生き残った伊東孝一大隊長が復員した後に、戦死した部下600人の遺族へ手紙を出し(詫び状)、やり取りをします。
時は流れ、この本の著者であるジャーナリスト夫婦が伊東大隊長と出会い、遺族からの手紙の返信を託される。
そして、ジャーナリスト夫婦がボランティアの学生達と共に送り主を辿り、手紙を返還していく実話