大人の喘息 助けてもらってばかり 気合いでどうにもないことがある
2度目の冬が近づく
頬にあたる空気が冷たい
2回生はとにかく体力勝負だった
バイトが深夜勤務なのに1限から授業があり
常に寝不足だった
高い弓具買うんじゃなかったと後悔する
好きな本を読む余裕もなかった
毎朝疲れと共に目覚めていた
ビタミン剤を気休めに飲んでいた
確実に年々回復しなくなっている
ついに異変が起きた
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加えてバイトも部活もない完全オフの時は
遠距離の恋人に会いに行っていた
結構な頻度だったと思う
ホコリとタバコの吸い殻だらけの部屋
半ば諦めながら仕