『ペパーミント・キャンディー』感想(その後味たるや………🍬)

感想を書くまでの間に、ナマイキ映画のコーナーが3つ更新されていた😂


Spotifyを開いてびっくり😳
ナマイキ映画の前編・後編を聴く→映画を見る→またナマイキ映画の前編・後編を聴く→考える🤔→ついでに人と話しながら考える→気になった映画のシーンを確認する
みたいなことをしてる内に、どんどん更新されてます🤣

ナマイキ映画第3弾で紹介されたのは
イ・チャンドン監督の『ペパーミント・キャンディー』です🤔
タイトルを見ると、アメリカやヨーロッパの話と思っていたのですが
コーナーを聴いて、え!?韓国映画なの???と驚きました🤔
カタカナで固定されるイメージってありますね🤔

映画の内容込みで感想を書くので、
ネタバレが無理〜な方は
ここで一旦下車〜〜______🚃_______________________

ナマイキ映画の前編で好きだったところ

サッチー😂😂😂😂😂😂
素敵な言葉でした😂
良い意味で
『あなたと私は違う人間』と線引きがされてる🤔
イチカワさんとトモダチさんの会話って
面白いなーと聞いてます😂

映画が好きな方のプレゼンは興味深い

映画を見る上で監督のことって、あんまり考えたことがなかったのですが
本と同じで、作風ってありますね😳
HideMuraさんは、監督の説明や、どの時期の作品なのか、
時代や国の文化まで紹介されるので
ストーリー以外にも興味が持てます😌

震えながら視聴開始🎥🚃

主人公が絶望し、自ら命を絶つシーンからスタートと聴き
絶望と後悔の人生の追体験をするだって………!?
エグい……😅
人間の心の深淵を覗いて見るか……
(((震える)))

表現すご〜〜〜🥺🥺🥺

ナマイキ映画🎥前編を聴いていた時に
主人公のキム・ヨンホが、横へ横へ追いやられていくイメージがありました🤔
実際に映像を見ると、
線路を逆走することで、ヨンホの人生を振り返る表現があり……
(車道の車や人が逆走している!)
ヨンホの人生の経過を、線路という横軸で表現するのだなと🤔

線路が3本出て来たときに、
人生の別れ道になるんだ……と緊張したり
あとから気づいたのですが、【ピクニック】【カメラ】などのタイトルって
停車する駅名のように表現しているのかな〜と😲😲
折々で電車が映り込んでて、演出……凝ってる……

お前が言うんかい〜〜〜

ところどころ、「〇〇しろ!」と要求した後に
お前、それできてないやんけ〜!!というシーンがあり😅
・妻の浮気にキレてボコボコにする
 →自分は職場の若い子と浮気
・新婚の妻に目を見て話を聞いて!と言われるが
 妻の方を見ない😅
 →人の話は目を見て聞け!と拷問

ヨンホまじで、やな奴と思いました😅😅
そして小型犬はボールではない……😨😨

社長時代と警察時代の目の鋭さにギクッとするし😅
手の出し方も、しつこいし………
修羅の心情って、こんなに表情や行動に出るのだなと……👹
それにしても
1999年 春 【ピクニック】【カメラ】と
1994年 夏 【人生は美しい】の落差😳😳😳
こんなに落ちぶれるというか……
表情も負け犬顔というか……
上り坂、下り坂、まさか😳を体現している人生😲

そして過去にさかのぼりながら
伏線回収するだなんて……すごい……🤔

1987年 春 【告白】
新婚で奥さんがじゃれるの、めっっっっちゃかわいいし
1984年 秋 【祈り】
ヨンホにアプローチしている若い頃の奥さん
かわいすぎる

ヨンホにとって
初恋の人と決別した後は
女性との触れ合いが、癒やしや慰めなんだろうけど……
自分が手に入れたものをないがしろにしすぎじゃない?と妻側目線で思いました……😔
人の心に対して鈍くなっているというか、あえて鈍くなったのか……

暴力性のある社会に適応しないといけない優しい人

1984年は、ヨンホが優しさを捨てた描写が多くて辛かったです………。
暴力的なノリに過剰適応してしまい
初恋の人を泣かせて、決別後は店で大暴れ………。
自暴自棄というか……
住んでいる世界が違うから一緒に生きられないと
決断したんだなと感じるシーンでした。
汚れっちまった悲しみに……ですね……😢😢

1980年  5月 【面会】で
彼の優しさは短所として扱われ、
一生癒えない傷を負ってしまうシーン…………
絶望………。
初恋の人を忘れられないくらいだから、
この悲しみも忘れられなかったんだろうな……。

1979年 秋 【ピクニック】
え!?誰〜〜〜〜〜〜!????となりました😲
あどけなさ残るヨンホ……😳
花を愛でて、初恋の人と会話を楽しみ……
この時が一番幸せそうですね🤔

敷かれたレールに乗せられて
思えば遠くにきたもんだ………🚃
脱線まで追い詰められ……。
ここから異世界に転生したり
タイムスリップしてくれたら救いがあるのに😅
そう思わずにはいられないほど、
のどかなピクニックシーンでした……。
(歌は馴染みがないけれど、雰囲気としては
松任谷由実の卒業写真みたいな感じかな?と)

深淵の記憶を思い出す

暴力に適応したり、絶望して自暴自棄になっちゃうことって
同級生がヤンキーデビューした時とか
友人の恋愛がうまくいかない時に起こったりしてて

もうぜんっぜん、こっちの声が届かないんですよね😅落下前のヨンホみたいに😅
人を恨んだり、もうだめだ状態だったり
怒り衝動が対物、対人に向いていて
どんなに周囲が語りかけても、
本人がそれどころじゃない😫

でも未来に、希望や期待ができた時に
破壊衝動から、建設的な行動に変わった友人の様子も見たことがあるので
ヨンホには、もう未来が想像できなかったんだなと
しみじみ思いました……😢

視聴後の疑問🍬


・拷問されていた人は、何の罪だったのか?
・時折、ヨンホが脚を引きずるのはどうして?


線路のシーンの時、地元の景色に少し似てて親近感ありました😌😌
仕事で横柄な態度をとるお客さんがいますが、
その人もいろいろ抱えてるのかも🤔と優しくでき😂
予想外の影響力でした😂

ペパーミント・キャンディーは一口食べてみたいです🍬







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