善き人のためのソナタ🎹(推しは人生を変えちゃう🥺)

以下のネタバレを見ずに視聴してほしい映画です😳
No more 密告🤫🤫

時代背景

前回見た映画、『ジョジョ・ラビット』のラストは
1945年でドイツの降伏でしたが
『善き人のためのソナタ』は、40年経過した1984年の東ベルリンが舞台。

東ベルリンは、息苦しい時代が続いていたんだなと
ちょっとショックでした。

独裁政権を維持するための、シュタージ(国家保安省)には
10万人の協力者と
20万人の密告者が………
西ドイツに逃亡者がいた場合、協力者へ尋問があり……
政府公認で盗聴だなんて……
『グッバイ!レーニン』のお母さんの心情たるや……
そりゃ社会主義者として振り切れないと、家族を守れないなと、この作品で納得しました😨

前知識として、ベルリンの壁がいつから建っていたか調べてみると
1961年8月建設〜1989年11月崩壊
28 年2ヶ月……………なっがー😱

当時10歳のジョジョくんが、50代になる頃か…………
善き人のためのソナタは
主人公のヴィースラー大尉が40〜50代くらいとしたら…………
戦中戦後、冷戦を経験し続けていたのかも……🤔
人格形成とか、キャリアも軍事色に染まっても不思議じゃない🤔
でも尋問のプロって………エグいて😨

(作中の中で、尋問のためにタイプ別研究をした人がいて。ジョジョくんの、ユダヤ人研究ノートみたいな既視感がありました😅😅まじめに分析したいのは国民性なのかしら?)

シュタージ(国家保安省)のガサ入れは
ナチ時代のユダヤ人探しと似ていてビビりました。

盗聴音サイレントリスナー爆誕

盗聴先は、脚本家のドライマンと女優のクリスタの居住地。私生活を文字起こしするのは、かなりシュールでした😅
ナマイキ映画のコーナーで、
『ヴィースラー大尉が盗聴してるうちに
ほだされる』のは、あらすじ紹介されていましたが

こちらが照れて笑ってしまうほど、目が輝きはじめて
心が奪われていく様子が………もう……!!😂😂😂
本当に、演技がすごい………。

推し見つけた顔やろ✌️✌️
なんやねん。推し見つけた顔て。修行僧顔🌝やろ。
(わかりにくいですが、ももです👬)

国のために、冷酷に尋問する大尉だったのに
人間味がでてきて🙈🙈

盗聴は半日交替制なのですが、
日に日に名残り惜しくなる姿がいじらしいというか😂
そして近所の居酒屋に推しキターーーーーーー!!!
2人の人生に直接介入しちゃった瞬間とか、
たまらんかったです😂😂😂
ニマニマしちゃう🙈


悲劇と終戦

大尉の命がけの推活は、大切な物を守りつつも
悲劇、回避できず😭
大尉も冷遇されるように……
しかし、まだ続くと思われていた時代が終わり
ベルリンの壁崩壊………🔨

ドライマンは、自身が盗聴されつつも守られていたことを知るのですが…………
盗聴用の配線が芋づるのように壁に這っていたのには、ゾッとしました。
誰かの思考が、私生活に入り込んでいる気味の悪さというか……。
盗聴記録も、然るべき機関で閲覧可能になっていて
…………山積みの盗聴記録……😱

ラストシーンは…………
推しからレスきたーーーーーーーって感じでした😭😭😭😭😭😭
泣いちゃう……泣いちゃうよ………

究極の推活でした🥺🥺🥺👏👏👏👏👏👏

余談

ドライマンの告発原稿に
シュタージ(国家保安省)の人たちを【灰色の男たち】と表現していたのですが
【灰色の男たち】って、
ミヒャエル・エンデ作 『モモ』(児童書)でも使われている表現なんですよねぇ🤔
調べてみたら、ミヒャエル・エンデさんは
ドイツ人で、1929年生〜1995年没だったので
ナチス〜ベルリンの壁崩壊を見てきた人なんでしょうね🤔
共通の表現なのかな??

感想

善き人のためのソナタ🎹により、悪人になりきれなかったヴィースラー大尉。
音色だけではなくて、芸術家たちの思想や感性自体がソナタだったのかなぁと思いました🤔

友情って表現するよりも、推活っぽくて
大尉の挙動に共感でした🤣🤣🤣
ストーキング……とも言えるけど
『推活』という表現が日本でできて良かった😂

ベルリンの壁が建設されるまでの
1945年〜1961年までの映画を探したいです🤔🤔
この間はドイツどうなってたんだろ??🎥🤔




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