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「イメージ」<「体感」

こんにちは、はらぺこおむすびです。

今回はお仕事についてお話ししていこうと思います。



みなさんは、経験したことがないお仕事について、様々なイメージを持たれるかと思います。


楽しそう! 
辛そう・・ 
ワクワクしそう!  
ダルそう
こんなのやりたくない
大変そう・・


いざ就職してみると、最初のイメージと違って大変な思いをしたり、普通に感じたり、意外にこの仕事自分に合ってるかも!!と思えたり・・。感じるのは人それぞれ。


最後の、大変そう という言葉。

これは、 「介護」 に対するイメージで、私がよく耳にする言葉。

それこそ耳にタコができるくらい


介護に就いたことがないみなさんも、多分このイメージが強いですよね?



その通り! 大変なんです。


チラッと私の話をします。                      特別養護老人ホームで介護経験があります。 お年寄り10名に対し、職員が5~6名でケアをしていました。(リーダーやってました)
 

「介護」って、やっぱり負のイメージが強いんです・・・・


ですが、少しでも介護に興味のある方


就職しなくていいので、ノリでやってみてください❗

ノリって結構大事です。踏みとどまらず、自分の経験値としてやってみてほしいんです。

介護をやってみて培ったことがあります。



理由①

コミュニケーションだけではなく、表情や行動を観察することで、相手の訴えていることを想像したり、察知できるようになること


私たちの会話レベルで話ができる方は少ないです。

全く話せない方、同じ事を繰り返し話す方、言葉が上手く使えず何を話しているのか分からない方、などなど・・・
到底言葉だけで理解できません。表情や行動を日々観察するなかで、お年寄りが何を求めているのか、何を訴えているのかを、日々読み取っています。

これは、職員同士にも役立ちます。コミュニケーションしなくても、表情や仕草を見ると、相手の性格がなんとなく見えてきますね。
先読みしながら仕事をする!という気持ちにもなります。
忙しいと、1分も無駄にしたくない!という気持ちになります。


理由②
・共感能力(喜怒哀楽)が高まる

特養は、極端に言ってしまうと、入ったら最期まで、自由の無い生活をしなければなりません。誰もそんなとこ入りたくないですよね。
みなさんの考える、自由って何ですか?

例えば、「食べる」について

誰と食べる
何時に食べる
どこで食べる
何を食べる
どのように食べる

私たちが普段何気なくやっていること。

お年寄りにとっては、これが自由です。

これが制限されると、自分の楽しみを奪われた気分になりませんか?
徘徊、 暴言、暴力をしてしまうのは、これらを奪われてしまったことの現れです(他にも理由がありますが)

「年寄りなんだからしょうがない」と思うかもしれないけど、サポートしていると、だんだん気持ちが理解できるようになってきます。


確かに、自分から「介護の仕事やりたいです!」って言う人、あんま見ないですし、テレビの報道では、良いニュースよりも悪いニュースの方がほとんどです。

でも、テレビって悪いニュースの方が多くないですか?
気持ちが自然とネガティブになりませんか?


人間は、ポジティブよりネガティブな情報に反応しやすくなっています。

ネガティブな情報だけで決めつけてしまうと、せっかくの良い情報が打ち消されてしまうと思うんです。


見た情報だけで判断するのではなく、それ以上に大事なことって、体感する情報に価値があるんだと私は思います。



なので、介護も悪いことだけではなく、楽しいこともあります。
抵抗感を少しでも拭えればと思い投稿しました。


何かのきっかけになればと思います。


















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