「本籍地」「世帯主」ってなんなのか
今回は、必要性や意味がどうしてもわからないことってあるよねという話をしたい。さっそく本題だけど、結婚を機に初めて意識した言葉を2つあげたい。
本籍地って何なん
1つ目が本籍地。大学在学中も今も、完全な地元には住んでいないけど、結婚するまで本籍地は実家になっていた。その時は家族が実家にいるわけだし、問題ないと思っていたけど、ここで疑問が生まれる。「結婚する場合、賃貸住みの本籍地ってどうするの...?」
そもそも本籍地とは、戸籍を管理する場所のこと。住所とは全く関係ないため、ディズニーランドや富士山にもできるし、実際している人も多いらしい。遠隔地にした場合のデメリットが気になるところだけど、調べた限り、戸籍謄(抄)本が必要になったときに郵送なので時間がかかる...とかその程度だと思われる。※ざわし調べ
結局うちは賃貸の住所を本籍地にするのはなんとなく気持ち悪いということもあり、なおかつ夫が本籍地の変更手続きをするのが面倒と言うので、とりあえず夫の実家を本籍地とすることにした。
そうなると本籍地を届け出る意味や戸籍の存在って本当に何なのか、日本国内ならどこでもいいとなると意味がわからなくなってくる。戸籍を管理するために夫婦別姓が認められないと言う話もあるし、とりあえず目的を見直したほうがいいと思ってしまう。
世帯主って何なん
2つ目は世帯主。結婚を前提に同棲を始めたとき、役所の人から世帯合併するかを問われた。特に合併しなくてもいいとのことだったため、そのまま別世帯として過ごした。
数ヶ月後に婚姻届を出すことになったが、自動的に世帯合併されるのかと思えば、そうではない。聞くと、世帯合併には別の手続きが必要だという。そもそも同居の夫婦でも、2人ともが別世帯の世帯主として存在することは何ら問題ないらしい。また、戸籍が関係するのかと思いきや、それとはまた別の話らしい。婚姻届を出したのが夜間受付だったので、世帯分離状態ではあったけど、とりあえず放置した。
婚姻届を出した直後も、姓を変える側はとにかく忙しい。大概公的な手続きって面倒なイメージがあると思うけど、それがどっと来る上に、銀行など民間への手続きもある。どうせならまとめてやりたいという気持ちになってしまうので、余計にバタバタする。(このとき夫が他人事のように大変だね〜などと言っていて、イラッとした。)結果、世帯合併のことは綺麗サッパリ忘れていたのだけど、約半年経っても世帯分離状態だからといって支障はなかった。選挙の投票用紙が別々できたところで問題はない。
ちなみに、世帯合併したほうがいいこともあれば、しないほうがいいこともあるらしい。そうなってくると余計に、世帯主の意味がわからなくなってきた。扶養家族が多い時代にわかりやすい肩書だったのかもしれない。(そういえばコロナの給付金が世帯主に支給されたけど、個人に支給しろみたいな意見を見た気がするな...)
調べても、私にはよくわからなかった。昔の当たり前と今の状況が違いすぎて、意味を成さないものってあるのかもしれない。