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騙されないパソコン教室

パソコン教室フランチャイズ加盟の現実

私のプロフィールをちょっとザックリおさらいしておきましょう。0円社長ともいわれております。

運よく0円で1億円の店舗オーナーになりました。今日の本題はそこではないのですが何のこと?

という方もいるので記載しておきます。

もう30年以上前の話ですが市の区画整理に私の土地がかかったのでその土地を売却して頭金を作りました。

それを元手にして1億円のフランチャイズ飲食店に加盟し脱サラして起業しました。22年前のことです。

しかし、フランチャイズの契約が20年だったため契約終了後はオワコンになりました。

その後は飲食をやっていたときにパソコンに興味があったのでパソコンサークルを2009年より週1日の数時間だけの教室を開校してました。

飲食店でオワコンになった後は細々とやっていたパソコン教室をグローバルにしようとパソコン教室のフランチャイズに加盟したが2週間で脱退。

まさに悪質フランチャイズ加盟だったと気づいたのであった。

現在はやりかたを2009年からやっているパソコンサークルに戻し共感していただける方のコミュニティの場として開講している。

パソコン教室ってひびきがいい

「パソコン教室やっています」なんて言うと皆さん「えぇ~っ、すごい」なんて言われることがあります。

教室の先生つまりインストラクターなんです。

非常に響きの言い職業です。憧れです。

やはり私もそんなあこがれからパソコンスクールに10年くらい通ってインストラクター1級の資格を取得しました。

しかし、待ってください。パソコン教室を開講するのに特別資格や許可は入りません。個人でも法人でもどちらでもやれます。

しいて言えば税務署への開業届をだすくらいです。

あとはパソコンと机といすと教科書を準備すれば簡単な話開講できます。

仕入れも教科書や記憶メディアくらいで人件費も自分が講師ならかかりません。

仕入れ・人件費がかからないのであとは場所の賃貸料・水道光熱費・通信費・管理費ですから利益率がいいですよ。

比較的リスクの少ない運営ができる理想的な商売です。

というキャッチフレーズでパソコン教室の営業マンは誘ってきます。

パソコン教室フランチャイズ加盟の落とし穴

パソコン教室のフランチャイズ加盟の8割は4か月~2年で閉店を余儀なくされているのが現状です。

実際私も2週間で気づいて脱退しました。

理由は集客できません。

マーケティングのやり方が下手。と言われればそうかもしれませんが、フランチャイズに加盟するものはフランチャイズの商標を買ってすぐにでもお客を集めたいという意向で加盟するはずなのですがフランチャイズ本部のほうにはパソコン教室で集客できるほどのネームバリューなんてありません

ネットでホームページは教室名を載せてくれます。

パソコンのソフトも賃借していただけます。その対価としてロイヤリティを払います。

がしかしそれが裏目に出るんです。

フランチャイズのこのキャッチフレーズに騙されるな!

1、「人気No.1!」の称号。お金をだせば何とか取得できます。

2、もうかってそうな先人オーナー談に注意!フランチャイズ側が何かの特典と引き換えに既存オーナーにWeb掲載依頼しているステマサイト。

3、2画面形式だから1つの画面でマンガ絵先生が教えて1画面で生徒が真似するやり方なので先生の負担が少ないなんて言ってきますがヘッドホンするので耳痛くなるし理解するまでに時間がかかります。

他、マンガ絵先生の速度に合わせないといけないし知っているとこを教えてもらっても時間に無駄が出る。

また、この2画面使用料ということでノウハウ料がかけられているわけだ。

なら、使わなければいいじゃないということになる。

最近の教材はこんなもの使わなくても、MOS対策はFOM出版で教科書買うとCDが入っており同じように漫画絵が説明してくれる。

2,000円程度/冊で購入できます。これ1冊でMOS合格できます。

わざわざフランチャイズなんて入る必要ないんです。

4、立地・場所が重要といって場所の選定も女の人が来てみるだけ。不動産の知識も・人のどうせんの知識もありません

5、予測の売り上げの表とかを見せてくれますがネットで50万/月。これといって根拠ないんです。月に何人来たらこの単価ならいくら?みたいな計算式が載っているだけ。具体的に直営店の売り上げを記載しているわけでもないしこの教室が売り上げいくらで出費いくらで利益いくら?のシュミレーションがあるわけでもない

だいたい直営店なんてもってない

パソコン教室は廃業が多い訳

コンビニなみの廃料率の高さ。

国民生活金融公庫からの融資の調査の内容から

廃業率ののトップは、パソコン教室や学習塾が34.5%。2位は酒場・ビヤホールが28.9%。3位が自動車小売業が17.0%となっていてパソコン教室の廃業率はほかの業種に比べて多いことがわかる。

パソコン教室のニーズが減っている

ウインドウズがでるころまたはでたころ1995年前後です。

私は20代半。そのころワープロ学院に習いに行きました。

そこの教室に行った時には1講座に30人くらいの人がワープロをものすごいスピードで打つ練習をしていました。

ワープロもパソコンも市販化され始めてもまだ高価なものでサラリーマンの2か月か3ヵ月の給料分くらいしました。

それ思えばいまはどうでしょう?

パソコンを触ったことない人なんて少ないんではないでしょうか?

機能もこれといって教えてもらわなくてもできるようになり、尚且つ、今なんてスマホのほうが主流で、スマホに触れる時間のほうが長いのではないでしょうか?

つまりパソコン教室のニーズも減ってきているんです。

最後にまとめておきましょう

パソコンのフランチャイズ加盟は無駄です。

特に私の2週間だけ加盟したパソコン教室は悪質。業界No.1なんてフレーズちょっと怪しいのであまり信じない方がいいです。

あとパソコン教室のニーズは減っています。

今はWebを使った仕事が主流です。WORD・EXCELはもちろん最初に勉強することかもしれませんがそれだけでは今後はやっていけません。

新しいことに取り組みましょう。

ご愛読ありがとうございました。



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