中学部活
末っ子君、県大会に行く
2017年12月03日08:37
こどもというものは、ありがたいもので、親の知らなかった世界へ次々と連れて行ってくれる。
柔道、ラグビー、運動は、大の苦手で、知りたいとも思わなかった世界だったけれど、こどもを応援しているうちに、一流選手達の試合もテレビ観戦するようになった。
今度は何と演劇である。演劇は、観るもので、やるものとは、思ってもみなかった。テレビ大好きな末っ子君だから、今までのテレビ視聴が役に立つのかもしれない。
演題は、「花咲く庭で」1人の女の子が、高校受験の面接で、中学時代の部活動について聞かれる場面から始まり、文化部が顧問が足りないという学校側の理由で、文化部というひとつの部にまとめられてしまうという話。
正に、末っ子君の学校で、今実際に、起きていることとリンクしていて、二年生、三年生の心情にぴったりの作品だったよう。そんなことは、知らない一年生と一年生母は、純粋に楽しんでいたが、そんな歴史をPTA委員会で聞いてきて、何だか、もっと楽しくなってきた。
市大会も上手だったけれど、その後に、学校体育館で、地域の人たちに、観て頂いた時の方がもっと上手になっていて、感動した。こども達の中に、ちゃんと理想型があって、それに向かって、ちゃんと練習しているんだと思うと、何だか感動する。成長してるんだなぁと、眩しい感じがする。今日は、県大会本番だから、朝6時に学校に集まって、まだ暗い中、そして、冷たいコンクリートの上を、裸足で道具を運ぶ姿を見た。末っ子君に、青春がやってきた。もう、自分の人生を歩み始めたんだなぁ。
親は、近くの木から立ってみる。そんな感じです。
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