マガジンのカバー画像

波羅蜜多WAVE

80
神や仏を中心に心の世界を探究。文字(note)配信のほか、インタビュー等は音声版(Stand.fm)で配信しています。座禅・瞑想・マインドフルネス、経典や茶の湯など、個性的なメン… もっと読む
運営しているクリエイター

2020年5月の記事一覧

カルピスの名付け親はお坊さん

季節の変わり目は、暑くなったり寒くなったり、毎日気温が変わります。温めても冷やしてもおいしい飲み物が重宝しますね。 たとえばカルピス。誰もが子供の頃から親しんでいる国民的ドリンクです。 ところで、カルピスってどんな意味か知っていますか? カルピスは、「カルシウム」とサンスクリット語の「サルピス」を合わせた造語です。 「サルピス」とは、牛乳を五段階に精製するうち、四段階目にできる「熟酥」のこと。 仏教経典『大般涅槃経』に「五味」として紹介されています。 『大般涅槃経』

お茶をめぐる4人のお坊さん

初めまして。ティータイム中の夢クラゲです。 『波羅蜜多WAVE』にお誘いいただき、瞑想中とさすらい中の先達お二方の記事を読みながら、(さて、私は何を書こうかな~)と考えました。 うまく頭がまとまらないときには、お茶を飲んで一息つきましょう。 お茶といったら、世界的には紅茶が一番知られていますが、日本はほかに日本茶(緑茶)や中国茶(青茶・黒茶・緑茶・紅茶・白茶・黄茶)、さらにハーブティや花茶もある、お茶天国。 種類が豊富で、バリエーションに富んでいます。 ところが日本には、