マガジンのカバー画像

邪推と妄想で綴る自転車ロードレース

31
これらの物語は全てフィクションです。実在の選手やチームとは関係ありません
運営しているクリエイター

#エッセイ

ゼロから理解するクリス フルーム案件

今年のジロ デ イタリアの最注目選手の一人でありツール ド フランス4勝を誇るクリス フルームが、ドーピング疑惑に直面しています。 オフシーズンの間自転車ニュースから遠ざかっていた方にもゼロから理解できるように、英語記事の引用を散りばめながら問題の核心から周囲の反応までが一挙に解る記事を目指して書きました。「邪推と妄想で綴る」シリーズですが、今回は邪推控えめ、妄想ゼロでお届けします。 2017年12月13日、日本時間15:33プロ自転車チームskyが、所属するクリス フルー

自転車レースのポディウムガール、要る?要らない?

1月の末、F1のグリッドガールが廃止されることが大きな話題になりました。 スポーツや大きなお祭など公的な性格を持つイベントでは性的な表現を控えましょうという動きは世界中で同時進行しており、今後多くのスポーツの現場で同様の動きが加速することは間違いないでしょう。 私はポディウムガール抜きの表彰式を歓迎する派ですが、普段フェミニズムに興味を持ってない方々にとっては、「美人が表彰式盛り上げることのどこが悪いの?」「男女平等とかポリコレとか急に言われて知らんがな」って感じではないで

自転車ロードレースのこと

いつも自転車選手の似顔絵や4コマにスキしてくださってありがとうございます。 選手権も終わったし、ここで自転車ロードレースについて一言説明させてもらおうかと。おかしい所があれば、容赦なく突っ込んで下さい。 色々スポーツ見るのが好きなんですが、その中で現在一番深くハマっているのが自転車ロードレースです。舗装された公道を走って速さを競うレースです。山岳、平野、街…変化に富んだコースや、敵味方が入り混じってひとつの集団となって走る呉越同舟感が他の競技にはない魅力だと思っています。