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うろつきうつろう話

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垂れ流し
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#note初心者

4)はじめてのひとり暮らしで「○ロスぞ」と叫ばれたときの話(18歳)

はじめての一人暮らしの家は一言でいえば最悪だったかと思う。 これまでの人生で20回近く住まいを変えたが、そのなかでもワースト3に入る住まいだった。 はるばる田舎から出てきて契約を交わしたが、帰宅後ダブルブッキングであったことが判明。 しかしめんどくさがりの私は不動産屋の代替案を素直に受けいれ、同じ建物の2階下の部屋であっさりOKをだしてしまった。 だからまぁ、ちゃんと見に行かなかった私が悪いんだろう。 直感で良いと思った最上階の部屋は窓が3つあり南向きだった。 しかし

3) 大学生はじめての引っ越しとチャラい不動産(18歳)

私が人生はじめての引っ越しをしたのは18歳。大阪の短期大学進学に伴い、田舎から出てきた時だった。  実家から大学までは片道約2時間、往復約6000円。 一人暮らしをした方が圧倒的にコスパがいい。 兄達もすでに1人暮らしを始めていたし、我が家にとって「18になったら家を出る」が当たり前だったため、実家を離れる寂しさなど特になかった。 むしろ「自分の空間を誰にも邪魔されないなんて最高すぎる」と小躍りしながらその日を待ちわびていたと思う。 ところでうちの母は過干渉だ。もしか

1)自分のために書こうとおもう

人がどんな人生を送ってきたか興味がある人はどのくらいいるのだろうか。 よほどの何かの成功者だとか芸能人とかじゃない限り、どこにでもいる普通の人の人生をアレコレ聞きたい人もそんなにいないんじゃないかと思う。 私もどこにでもいそうな子育てをしているただの主婦。今は夫の仕事の関係で海外に住んでいる。 少し前まで働いていたが、例のウイルスの影響もあってクビになった。 (もしかしたらウイルスと無関係だったかもしれないが...) 外出制限が依然続いているので食糧の買い出し以外は基本