アケコン自作をこれからやってみようって人に向けたもの①


上手い人みんなアケコンを使っているという考え

まず、最初にそういう考えがあるのであればそんなことは無いと最初に言っておいていいと思う。

ゲーセン世代の名残

今、格闘ゲームの最先端にいる人はゲームセンター全盛期を体験している。昔は、ゲームセンターが最先端で家庭用へ移植という形だった。今のように家のPCの方がゲーセンの筐体よりもいいということは無く。そもそもゲームをやるには家庭用ゲーム機で家庭用に持ってきた際にも完全移植ではなかった。対戦するにもゲーセンが盛況でゲームセンターでゲームをするにはいわゆるレバー操作じゃないといけなかった。なのでみんな慣れしんだアケコン使ってるんです。

レバーレスがいい

これも別に理論値を求めればレバーレスがいいとかもあるけど、使用するデバイスはすべてにおいて一長一短ある。一番大きいのは値段だったり慣れてるかどうかだったり。その辺は別途調べて。レバーガチャガチャするのはASMRだと自分はとらえているのでレバーを使い続けている。たまにレバーレスでマジカルドロップとかやるけど指の運動としてです。※自分の自作アケコンはレバーとボタン切り替え式

パッドでもいい

ゲーセンの文化と言うのは、全世界に浸透しているわけではない。なので海外選手はPS4だったりXBOXのパッドを使ってる選手もかなり多い。なので好きなデバイスを使いましょう。2022のカプコンカップ覇者はパッドだ。

市販のアケコンについて

今あるアケコンについて、市販のアケコンの特徴を少しだけ

レバー付きは30mmボタン

ヒットボックスに代表されるレバーレスのボタンは一部を除き24mmのボタンを使用しているが、レバー付きのアケコンで24mmのボタンを使用しているアケコンは存在しない。

レバーレスは24mmボタン

逆にレバーレスはほぼ24mmのボタンを使用したものしかないと言っていい。

攻撃ボタンはほぼ8ボタン

一部のレバーレスを除いて、市販のアケコンは攻撃ボタンは8ボタンのものしかない。

市販のアケコンでもボタンを増やせる

それが出来るなら自作出来るんじゃないかっていうくらい面倒だけど市販のアケコンをベースにして、ボタンの増設(移設)は出来る場合もある。

自作アケコンで出来ること

市販のアケコンではできないことを書く

攻撃ボタン24mmのレバーアケコン

ボタンを増やしていくと指が届かないことがある。正直手が小さい人向けに24mmのアケコン出してくれよって思ったりするんだが。昔、小指届かないから指サック見たいなもので伸ばしてたっていう格ゲーマーの話があった。今その女性はプロになってレバーレスを使っている。円形なので24/30のサイズ比じゃなくて6割くらいのサイズになるので少しだけ落ち間違えやすくはなる。小学生とか中学生が操作するのにも向いているかも。

攻撃ボタン30mmのレバーレス

以前は、市販のアケコンの天板を改造することも結構メジャーだったような気がするからそっちの方法で実現してた人も多いような気もする。レバーのアケコンになれた人がレバーレスに移行するのに向いてるかもしれない。いうて手が大きい人向けかな。

自由なレイアウト

これが一番のメリット。これのせいでゲームのプレイ時間が削られる。沼。

11ボタン

家庭用ゲーム機のXBOX準拠の規格のXInputを使う時点でどうあってもそれ以上使えないんだが、スト6ではいままでに比べ3ボタンを攻撃ボタンに設定出来る。コンボトライアルする際に11ボタン全部使ってると邪魔になったりもするんだが…。追加分はL3R3の左右スティック押し込みとタッチパッドボタンの3つですね。それが市販のアケコンでは攻撃ボタンとして押しにくいのだが押しやすいボタンとして設置出来るようになる。それが使用可能なゲームは限られてたりもするので注意。スト5はもちろん8ボタンだしGGSTもたしか10ボタンだか9ボタンまでしか使えなかった気がする。

低遅延

UFBやGP2040は低遅延と言われています。いうてわっかんないですけどね。

安上がり

これはね、はっきり言ってあんま安くないっす。工具類全部揃えると結構なお値段します。なので逆に高くなったりします。マイコンに興味がある方とかは工具そろえて別の用途もあるでしょうから無駄にはなりませんけども。費用も理論値なのでミスればその分損失出ますからね。

修理費用が安い

この部分だけは絶対的なメリット。市販品だと買い替えるってことになっちゃうけど、自作ならガワだけ基板だけ配線だけという風に修理費用は安上がりです。ボタンが壊れたくらいなら市販品も交換できます。

レバーとレバーレスの切り替えが効く

細かく違うとこもあるけど、レバーレスだろうとレバーだろうと中身は一緒。基板や配線は結構そのまま使える。違いはガワ。なのでレバー使いだけどレバーレス気になっている人。自作でレバーレス作ってみて自分にはやっぱり合わないってなったら少しの配線とレバー、ガワの部分の値段だけでレバーへの変更が可能です。もちろん再挑戦したいってなった時にも戻せる。なので最初からレバーレスで始める人やパッドからレバーレスに転向する人は少し勇気がいるかも。必要なキー以外を取り外したキーボード経由した方が良いかも。

以上

②に続きます。

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