自己紹介(生い立ち編)

はじめましてこんにちは!
松日楽 瑛一(まつひらえいいち)と申します。

一時挫折していた絵、意を決して再開し、今後はこちらでも発信をすることにしました。

ついては、自己紹介としてこれまでの生い立ちを整理することに。

こんな感じです。

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幼少期〜大学までは無邪気に
紙ですごろくもどきのゲームをつくったり絵を描いたり。
ただ、才能があるとは思えなかったし、これを生業とすることは出来ないだろう、趣味に生きようと考え、うまくいかないことに悩んだりすることはありつつも今考えればのんびり生活してました。

就職活動では民間にいろいろ落ちたのち、郵便局員に受かって大喜び、やったー予定通り趣味に生きるぞ!
と思ったのが大間違い。

いざ入ったそこは怒声、嘲笑、毎日のように30分にも及ぶ長い説教、4人中3人が1年で辞めてるパワハラ現場に、仕事自体も向いてないコンボであっという間に病みました。

いま考えるとおかしい職場だったのですが当時は友人以外誰にも、親にも
「公務員も出来ないなら何やってもダメ」
と言われて絶望し、さらに思いつめ、自殺未遂までやらかします。

この言葉はほんとうにショックで、今でもこの感覚は残っていて、自分は結局何やってもダメなんだろうなと根っこで思ってるのがキツイです。

ただ、自分でも深く考えず調べずにイメージで決めたのはおおいに反省するところですね。

さんざん悩んだ末
「いや、もういい、わかった、世間的な幸福は諦めるから、もうそれならいっそ好きなことをしてみよう」と悲壮な決意をしてちょうど1年で退職しました。

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その後2年ほど書店でバイトしつつ漫画を描き始め、貯金して上京、ファミレスバイトしつつ1〜2ヶ月ごとに同人誌を描いていて、1年半ほどしたところで運良くお声がけしていただき商業誌へ。

安定して掲載される&1年分の生活費が貯まるまでバイトと並行してた約1年間も含め、おおむね5年ほどそうして生活してました。

ライフスタイルとしてはとても理想的だったんですが、描くのはすごく大変で、そのうち慣れると思いきやむしろどんどんしんどくなっていく一方。

のちにコンビニ商業誌でもお声がけいただいてデビューだけはしましたが、当初の目標であった1000pを描いたあと自信がついたわけでもなく、お金もなくこの先どうしたものか…という悩み。

そんな頃、写真にハマって口座が底をつき、絵をいったんおやすみすることとして職業訓練を経たのち、Photoshopが使えたことを買われて画像加工で雇ってもらえました。

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意外とこれは性に合って
積極的に出勤・勉強し、自分にしてはまあまあ稼ぎました。多くて月手取り25万くらいですが。
で、写真撮影にいそしみ、機材を揃え、クラウドファンディングで自作写真集を出し、ほんの一瞬だけ結婚の可能性もあったり。

なんやかや取りまとめたり新人研修したりする立場になり、
そのまま正社員というのも誘われたのですが、管理職側を経験したところ自分が理不尽と感じていることをバイトの人たちに押し付けるのは無理と感じ断ってしまいます。

やがて
・仕事自体も同じことの繰り返しで自動化も進んできたこと
・同僚のモラハラ
・上司や会社への不信感
が強くなっていったため退職して次を探すことに。
2017年7月、5年半の在勤でした。

次どうしようというのは正社員を断念したあとから考えていて、もっとも興味深かったのは
半自給自足の生活でした。

そうしたコミュニティに通ったり、ワークショップに参加していろんなもの…レザークラフトから鞄、ネクタイ、小屋、トイレ、窯、ストーブ、田植え、野菜、草鞋、染め、電力、床張り、屋根の張替え、車の修理、鶏の解体などなどいろんなものを自給体験しました。
楽しかったですね。

なので、退職後まず
「いっそこれを機にそうしたことが可能な片田舎へ移住するか」と考えたのですが、結局
もう少し関東でリモートワークを身につけようとなりました。

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ではどうするか。

・引き続き画像加工系かその延長
・絵を再開
・写真(コスプレ)関係
・趣味で、認知度が広がりつつあるボードゲーム
・やってて楽しい接客
・昔から向いてると言われていたことに自覚が出てきて、社会的意義を覚え始めた講師関係

…のいずれかあたりの業界に貢献したいのだけど、いずれも今ひとつ自信が無く迷っていました。

そんな折、
・Photoshop業務経験5年超に、Illustratorの操作もベクターイラストやアイコン制作に憧れて触ってはいたということ
・以前から自分の作品や名刺、知人のフライヤーなどは作っていたこともあり、
デザイン系を勧められます。

デザインなんて自分には向いてないと思っていたのですが
センスではなく論理だと聞き、さらに高田ゲンキさんのツイートやクリエイター祭りが後押しとなり
「今なら少しは出来るかも?!」と、もう少しだけ勉強して試しにポートフォリオを作成。

まあ普通ならもう独立したりディレクターになってる年齢で今から未経験で雇ってくれるところなどなかなか無いだろうと覚悟の上で、ものは試しにといくつか受けてみました。

面接の態度から当然のごとく力不足なのを感じてあらためてスクールなど行くか考えはじめた2018年3月、コスプレ撮影の経験を買われて撮影スタジオ運営とweb系中心のデザインを行なっている会社に拾ってもらいました。

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「なんて理想的な!これでデザインについて実績積めれば…」と思ったのですが、これがまた自分の前に4人連続で試用期間内で辞めてるパワハラ現場だったという…(社長はとても良いが副社長と上司がきつい)

自分も試用期間で辞めようと考えたのですが引き止められ、週3日の一部業務(撮影スタジオ案内管理清掃)の業務委託のみとなり、それなら続けてみようかと現在に至ります。

ただこれもトラブル続発したり長時間拘束でけっこう大変だったり、向いてるとはとても思えないのですが。

しかし不幸中の幸い?なのは、そのパワハラでの圧を受けて、擬似的に死にかけた際に、ぐだぐだと自信無いなーとか考えてたのがスッと自然に
「あ、絵やり直そう」
と思えたこと。

ひとまず当面の生活費と時間は出来た、貯金や余剰資金を別で稼ごうと、ようやく落ち着いてきたのがちょうど一年ほど前、2018年8月。
それまでひとりで勉強して作ってみたデザインをプロの方に見てもらったり、これまたゲンキさんのおすすめ通りデッサンをやり直し…たら、めちゃくちゃ面白くて予定より延長したり。

基礎から模写、模写から自分が描ける/描きたい絵のタッチを整理、

仕事に慣れるのと並行で大変でしたが、ようやく外に出せるものが増えてきつつあります。

ここから先はいろんな人に見てもらって試行錯誤してゆく段階だろうと、noteにこちら書き留めておくこととしました。

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長くなりました。

いちおう絵と写真とデザイン、さらにその他各種いろいろ体験してると言えば聞こえはいいものの、
正直なところどれもこれも半端で情けなく恥ずかしいかぎりです。

今にして思えばこうすればよかったかもしれない、なんて思うところは多々ありますが、いやでもあの場ではあれ以外しかたなかった、とも思ったり、
それよりこれからどうすべきかを考えていきます。

こちらではそれらの軌跡などをテキストベースで書き留め、発信していくつもりです。

よろしくお願いします。

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