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【イラン/マシュハド】大変だ!宗教って大変だ!

※本記事は2017年11月に執筆されました
宗教の聖地が好きで、インド行った時もシーク教の聖地のアムリットサルが一番好きで、一番行きたいのは、宗教プレイスなので、まずマシュハドに行った。

鉄道で無事朝ついて、まず宿とろうと思って、
宿街を歩きまわっても、5件くらい満室だとか、ムリと断られた。

女性一人で泊まるのはマシュハド難しめか、、、次に行こうと思って行ったら、
アットホームなホテルが無事泊まらせてくれた。助かったー(;;)
(通常、バックパッカーとか外国人旅行者がよく来る宿なら、
女性一人でも問題なく受け入れてくれると思います。
夜着は危ないので、次の街に絶対早めに着くように計画して、夕方までに宿確保すべきですね。)

六人くらい泊まれる部屋で、お祈りするスペースに絨毯もあって、1500円くらいだった。
みんな家族で巡礼に来るからね、1人とか私くらいだよねと思い、1人で贅沢使い。

イスラームの戒律を守って、スカーフして、長袖長ズボンで歩いていても、
マシュハドの街だと、チャイナ、ハローとか必ず声かけられまくる。
フレンドリーなものはいいのですが、冷やかしの声も尋常やない!

マシュマドはイスラーム教シーア派の聖地で、巡礼の方々は多いが、
アジアからの観光客はほとんどいなくて、ハラハタは街で宙に浮いていた。
平たい顔族やし、街に馴染めていない自分が悪いと思い、
早く現地アイテムを入手しなければと、焦り、黒いスリッパみたいな靴も購入し、
チャドルの下にかぶる帽子も購入し、
前日にテヘランで購入したチャドルをついに、着用。

関連記事:モスクへ行って泣いたので、私も実際にチャドルを作ってみた


チャドルを被ったハラハタ

これで、少しは街に馴染めている感。
単に、顔ひらったっとしか思われていないはず!
同じ店の通り歩いても、チャドルを着ていると、何も言われなかったし、
じーっとあまり見られなくなった。
やはり馴染めてない自分に原因があった!
チャドルを着ていると、「え、外人やのに、それマイチャドル?」と
もてはやしてもらい、嬉しかった。
しかし、チャドルを来て1日過ごすと、通常の140%くらい体力消耗する。
疲れてすぐ眠くなる。
重い布を頭で支えないといけないことと、
床まで着く長い布を持って歩かないといけなくて
歩きづらいし、手も出ししにくい、そして暑い。
最初は着ていたけど、思ってたより大変で、異動日リュックとか本当に背負いづらくて、
限界を感じ、モスク行く時だけ着るようになった。
頭で全身の布を支えているので、よくするりと取れる。
ご飯とか食べてたらいつの間にか、チャドルいつもとれてた(下に帽子のようなもの被っているので、一応とれても髪隠せてる)
そして、間違えてチャドル裏表逆に着てて、リバースチャドルで、イランJKにからかわれる場面も(笑)
取れるたびに、やさしきイラン人女性に着せてもらい、
最初はやっていただかないと着れなかったけど、今は自分で着れるようになった!
女子トイレでは、イランの皆様はいつもチャドルをおしゃれに整えてた。
大変だ。宗教って大変だ!

街に馴染みたくて、
チャドルを作ってもらって着る。
ビーサンをやめて、靴も買った。
重い、
なんでこんなに疲れてるのだろうと思ったらチャドルが重いからだ。宗教の重さ

— ハラハタミオ@カンボジア (@harahatamio) 2017年10月31日


カンボジアに帰った日に、
半袖、ビーサンで歩くことができて、
女性一人でも何も言われず、行動できて、
カンボジアはなんて自由な国なんだと感動したもので。
あまり着たことないけど、
日本の着物も浴衣も振袖も着るにあたって、動きづらさとか、そのような大変さがあるのかもしれない。
洋服、西洋の服、そのしんどさを取り払おうと、西洋化の波が来たのかな。
大変だ。伝統って大変だ。
でも、美しい!
少しだけだけど、イランのチャドルを着用する女性の気持ちを知れた気がして、
本当にマイチャドル買ってよかったと思った。


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