三年ぶりに再開した盆踊り

私は地元の有志で作られた盆踊りの会に所属している。
80歳～保育園児までの会員がいる。
きっかけは、岐阜の郡上で行われている
「郡上踊り」
に参加したかったから。
あの曲と歌い手の声と踊りの風情がなんとも言えず私は好きなのです。一番スタンダードな踊り方しか知らず、気軽な気持ちで会員になった。
まあー、調べたら定期的な練習会を郡上市でも行っていることを後で知ることとなるのだか、その時の自分は踊りたかったんだよ。

会員さん達は、皆さん優しくゆるゆるとした雰囲気。何か事をするにも積極的で、楽しそうにしている。あの皆さんが持つ余裕感が私はとても、好きなのです。
そんな会員さん達と地元の方との協力で今年は規制なく盆踊りが開催された。
子供会やPTA、消防団等々半強制で参加をお願いしていることもあるが、かなりの大人数でしたよ。そして、みんな踊るのよね。私は少し面白いなあと思いながら、みんなが踊る様子を眺めながら踊っておりました。
老若男女、踊る本能ってあるのかな？とか。
役目だからでなく、何か楽しそうだったよね。
暑いし、汗は止まらないし、なんですけど来てくれた方達はほとんどの方が櫓の上や櫓の回りを踊り続けておりました。
誰でも踊れて、楽しくなるのが、盆踊りなのでしょうか？不思議な空間でした。
でも、これまた私は良い空間だなぁーと、踊りながらも思っておりました。

どっぷり入らなくても、片隅にいるだけでも、その時だけでも居心地の良い場所。そんな場所が年に数回あるだけでもいんじゃないと思いました。
今年はそんな素敵な盆踊りでした。