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野党国対委員長会談報告 2021/03/10


野党国会対策委員会懇談会報告 立憲民主党

 原口一博 2021年3月10日

野党国対委員長ぶら下がり(9:30~野国連終了後)20210310
10時から国対委員長会談ですから、それが終わった後、またお答えは申し上げますが、野党の国対委員長間では、参議院での参考人質疑がご存知のように決まりましたので、衆議院でも同じような対応をしたいと思います。これから10時からですね、総務省の接待問題において、片方の当事者である NTTの澤田純社長。さらに外資規制の問題が衆議院の質疑段階では出てきませんでしたが、参議院で出てきましたので、東北新社の中島信也社長。さらに菅正剛氏の3人について参考人として、衆議院予算委員会にお招きをしたいと。 できれば来週、質疑をしたいということで、これから交渉したいというふうに思っております。理由はもう皆さん今は言わずもがなでありますけども、総務省の側がもうすでに接待を受けたことは認めておりますから、特に東北新社にいたっては、40回近い接待をなぜ行ったのか。またここにきて、この外資規制を上回る20%を超える資本の投入をしながら、これを隠蔽をしていたのはなぜなのか。また、あわせてそれが分かった以上、この東北新社の持っている今の電波をどうするのか。こういうことについて議論をしたいというふうに思っております。ただ、予算委員会が参議院で開かれてる最中に、衆議院側が予算委員会を開催するというのは極めて異例なことなので、そういう事は参議院側と連絡取りながらですね、参議院のご迷惑にならないような形で進めたいと思います。ですから万が一の場合は別の委員会での場を設けるということも考えなきゃいけないなと。これ、そうなると総務委員会ということになりますけども、そうしたことも含めて、ちょっといろいろ議論をしたいと思います。
それからもう1点。全日本私立幼稚園連合会における不正会計問題につきましては、これは徹底解明が必要な事態であろうというふうに判断をいたしました。よって、立憲民主党、日本共産党、国民民主党、3党で合同の実態解明チームを本日、設置をいたしました。リーダーは原口国対委員長代行になります。今日、まず関係者から事情を聞いた上で、本格的な実態解明をしたいと思っています。全国にある幼稚園に子供さんを通わせている親の方々からもらったお金を吸い上げる形で東京の連合会に集めて、しかしそのお金を本来の目的を逸脱して、私腹を肥やしたり、またもしかすれば、政治活動や、特定の議員や様々なことに使っていたとすれば、これは総務省の問題を超えるような大きな問題であるとともに、子供さんを信頼して預けていた幼稚園私立連合会に所属する幼稚園の会費を集めた方やお子さんにとっては許しがたいことだと思いますので、これは本格的な実態解明に入りたいと思いますし、こちらも現地にも出向きますし、場合によっては国会に招致ということもしなければならない。本腰を入れてやろうということになりましたので、ご報告を申し上げます。私から以上です。
記者
総務省の問題での予算委員会は、必ずしも集中審議を要求するわけではないのか。
安住委員長
参議院のご迷惑にならないように、納得のいくような形にしたいと思います。我々衆議院がやっている時に、もし参議院が総理入りの集中審議をやって日程を取るような話になれば、もともと多分そういうことは受け入れられないと思いますから、受け入れられる範囲の中でやろうということになります。
以上

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