通常国会1月18日召集 第三次補正73.6兆円規模

 与野党国対委員長会談で以下のように通常国会の召集が伝えられました。第三次補正は、73.6兆円規模。真水がいくらか確認しなければなりませんが、取り敢えずデフレギャップを埋める額ということでしょうか。

 支持率が急落しているスガ政権ですが

「コロナがどうなろうとGOTOをやめないのと同じ理屈で解散も十分あり得る。」との見方があります。


 予備費の使い道もその大半がGOTOであるとの観測のようです。

安住国対委員長ぶら下がり(10:00~与野国後)2020年12月8日
安住委員長
何点かにわたります、1点。宮内庁との調整が終わったので、正式に1月18日に通常国会を召集をしたいと。ですから議院運営委員会については来年1月7日に開催をし、8日の閣議決定を目指すということになりました。長丁場の通常国会になりますけども、その前に、その冒頭に第3次補正を提出したいという話でありました。第3次補正予算につきましては、財政規模が40兆円。事業費ベースで73.6兆というお話でございましたが、いわゆる真水がいくらかということに関しては、後で私の方から財務省には確認しますが…
(一時中断)
財政規模40兆と事業規模73.6兆については、今日発表する経済対策の額だということですが、つまり真水がいくらであるかということと第3条補正の額についてはこれとは別です。ですからこの中で、第3次補正に必要なものがどれぐらいの額かというのは最終的に詰めてまた報告をいたしますということでございました。それから、まず先方の話から言いますね。予備費の支出をしたいと。それは金曜日、11日の閣議で決定をしたいと。額については3700億~3800億になる見通しであると。中身はですね、GoToキャンペーン関連がだいたい3000億程度になるんじゃないかと。さらに、子供手当が700億ぐらいであるということでございますので、11日に10時からの閣議が決定し次第、衆参の予算委員会で、これは理事懇談会になると思いますが報告をいただき、質疑をそれぞれ行うということでは合意をいたしました。私の方からは、日程や予算委員会の理事懇談会のことは承知をしたと。ただ私の方からは、安倍前総理のやはり参考人の招致は、これは必要ですよと。いつまでもダラダラとこれを抱えたまま年を越すのは政治にとって不幸なことだから、やはりなぜこの1年間、結果的にはうその答弁を続けてきたわけですから、この政治的な責任ってのは捜査とは別に、きちっと国会で、出来ればね、年内。100歩譲っても通常国会の前には予算委員会を開いて、閉会中ですけども、やはり総理ご自身、安倍総理ご自身をおいでになって、きちっと我々の質問に答えてもらう機会を作ってもらいたいということは要望いたしました。今後、吉川元農林大臣の事件も含めて、関係者にも様々な動きがあるようでございますので、急激にこの事件化している流れが加速をしているのではないかというふうに思いますので、この点についても、十分な説明を予算委員会でできれば求めたいということは申し上げました。私の方から以上です。
記者
安倍前総理の参考人招致と吉川元農水大臣の件についての説明について、森山委員長からの答えは。
安住委員長
この先、予算委員会の理事懇での質疑が少なくとも予備費の執行に関してあって、これは主計局長を含めて質疑があるわけですけども、ということは理事懇談会の中で、このことを改めて議題にしたいと思っております。そのことについては「野党側からの要望については当然、そういうご要望でしょうから承りました」ということでございました。ただ森山委員長もこのいわゆる鶏卵・養鶏関係のこの疑惑に関しては、捜査段階というよりもかなり進んでいるようには思うので、どこかの時点でそういう何かが起きれば、国会議員が例えば逮捕されるとかですね、そういうことが起きた段階ではやっぱり何らかの説明責任は必要であろうという認識ではございました。
記者
予備費の3000億がGoTo関係への支出とのことだがどう思うか。また、10兆円の予備費全体のこれまでの使い方についてどう思うか。
安住委員長
結局ですね感染拡大が続いているというのに、6月まで続けるというですね、メッセージを出して、多分補填をするのかどうかわかりませんけども、それでまた3000億積み増していくと。やっぱりね、感染拡大を続けながらね、その最大の原因の一つになっている人の移動を促進することに補助金出してるわけだから、感染を抑えるどころか広げる話になってるわけですね。もうGoTo感染ですよ。安倍さん、菅総理のやってらっしゃることはGoTo感染拡大。私はそれは決してですね、今の段階で国民の理解は得られないと思ってます。もちろんね、感染が収束した段階で皆さんに楽しんでいただいて、それまでの分をたくさん旅行にも行っていただいて、観光業界の皆さんにもいろいろ恩恵があるのはいいと思いますが、感染が拡大している局面でGoToキャンペーンにこれ以上予算を使うというのは、私どもは間違ってると思っています。なお総理はですね、観光関連産業に従事している人は900万人だっていうふうに総理会見でおっしゃいましたけど、これは多分、明らかに間違いです。今、調べてますけども、それは本当にいろんな意味で、輸送から何から全部交えたことであって、観光関連産業に900万人も我が国では従事してません。だからそれは正確な数字が出次第、事務方から説明をさせていきたいというふうに思いますが、どうも何かそういう点では認識が、私は、総理は我々と異にしてんじゃないかなというふうに思っています。
記者
参考人招致と証人喚問を並べて要求したか。
安住委員長
私は参考人か証人喚問で来てもらいたい。参考人で聞いた上で納得できなければ証人喚問っていう手順ですから、普通はね。それはいきなり証人喚問でもいいですって言えば大歓迎ですよ。
でもやっぱり予備費をGoToに使うのは間違ってると思いますね。

以上




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