与野党国対委員長会談ブリーフィング 2020/12/17

国対委員長会談報告 2020/12/17立憲民主党

 原口一博
https://youtu.be/AXBTvX1qwTI

安住国対委員長ぶら下がり(10:00~与野国後)2020年12月17日

安住委員長
 来週は、結論から言うと、23日に国土交通委員会の衆議院、24日が国土交通委員会の参議院。GoTo関連の質疑を中心的にやろうということで最終的に合意をしました。私は予算委員会の集中審議を要求をいたしまして、先ほどまでちょっとかなり議論をいたしましたけども、予算編成中で、それはどうしても勘弁してくれという答えでございました。納得してるわけではございませんけども、あえて言えば、委員会を流すよりはやった方がよかろうということで、GoToを中心にした国土交通委員会で、必要な関連のことについては副大臣に全て来てもらうというふうな対応にしたいというふうに思っております。28日から来年の1月11日まで全国停止ということになりましたが、それを決めるに至った経緯については、赤羽大臣にはですね、これは総理に代わってきちっと答弁をして、国民にわかるように説明をしていただきたいと思います。それから同時に、これまでエビデンスはないということで止めないで来ましたが、急ブレーキをかけたことで関連する業界、団体、またユーザーの皆さん、国民の皆さんには大変なご迷惑をかけてるわけですから、これに対してどういう対応するのか政府に質していきたいというふうに思っています。国会を21日の週と言うんですか、4週、12月の4週にですね、また委員会をやっていくというな、これは今までにない異例なことではございますが、目下の感染拡大の状況や我が国の状況を考えれば、この年末年始についてもですね、やっぱり国会をやるということについて合意できたことは私は大変良かったとは思っております。来週充実した質疑になるようにですね、また国民の皆さんにわかりやすい説明をしていただけるようにということで、しっかり噛み合った議論をしていきたいというふうに思っております。なお、その次の週と1月の第1週のことについては来週、私と森山委員長で話をすることにいたしました。ですから年末年始はどうなるか、まだ未定でございます。必要に応じては対応するような委員会があるかもしれません。私からは以上です。
 あと事務的に、小川筆頭が戻ってきましたので、感染してご迷惑を掛けましたけども、1月4日から正式に復帰をさせていただくということで了解をいただきました。私からは以上でございます。

記者
 予算の集中や連合審査など、大きな審議の立て方に応じない政府・与党の姿勢についてどう思うか。

安住委員長
 大変、残念に思っております。結局、昨日も帰り際に少し総理はメディアの皆さんにお話はしたようですけども、やはり委員会できちっと出てきて説明をしていただきたいと思っておりました。昨日の西村大臣の答弁を聞いてもですね、8人の方との会食の問題について、明らかにこの勝負の3週間の前には、5人以上の会食は自粛をしてくれと言っていたにも関わらずですね、総理が8人の会食をした瞬間、「いや、5人なんて言ってるわけではなくて、気をつければいいんだ」と。どっちともとれるようなですね、本当に行き当たりばったりの対応をしてるとしか、これ象徴的な話ですから申し上げたんですけど、思えないんですよね。それは多分、一番上にいる総理が、なんていうんですかね、しっかり信念を持ってリーダーシップを発揮していないからそういうことになるんではないかとも思いますので、私どもとしてはとにかくここは非常に国の危機ですからね、感染がここまで増えてきて、なかなか収束が見えない状況で年末年始に突っ込んでいくと。このときに国民はどうしたらいいのか、リーダーはどう思ってるのかということを本当に聞きたいと思っておりました。しかし、どちらかというと総理のそういう場を作るよりも、総理を隠す側に与党も政府も走っているってことについては大変残念でなりませんし、昨日も言いましたけども、メルケルさんなんかと比較したら本当にどうどうなのかなと私は首をひねりたくなります。残念でなりません。しかし、じゃあやめましょうということで委員会を全部流したんでは、これは我々にとっては逆に言えばマイナスですから、国土交通委員会を開くということを取れたということは、それはそれで一つ成果だとは思っておりますけど。

記者
 安倍前総理、吉川元農水相、西川元農水相、杉田副長官の参考人招致について議題に上がったか。今後、どのように求めていきたいか。

安住委員長
 私は、中身はちょっと申し上げられませんけれども、かなり言いました。これから来週にかけて、あくまで推測でしかないないんですけども、安倍前総理に関わる政治資金、また公職選挙法の関係でもし何か動きがあれば、これはもう年末でも私は国会で対応すべきだし、してもらわなきゃ困りますよということは申し上げました。吉川さんのことというよりも鶏卵事業全体のこの疑惑に関しても、やはり検察当局が捜査中だということで、一切国会での説明責任を農林省も言わないし、自民党側も説明してません。だからやっぱりこれは残念ながら事件がどう次のステップに行くかによって、我々の対応は変わってくるということになると思います。いずれにしても私は日本の国の政治のためにもね、特にこの桜を見る会のことに関して総理はこの1年、安倍総理ですけども、ずっと事実と違う答弁を何度も繰り返した。結果的に嘘をついてきたことになるんですが、そしてもしそれが年を越すということは、これは逆に言うとこのコロナのときに何をやってるんだって逆に国民から我々も批判されますから、今年中にできれば、安倍さんはきちっとこのことについて説明をするなり、弁明をする機会を設けた方がいいんではないですかということは申し上げております。

以上




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