安住国対委員長ぶら下がり

安住国対委員長ぶら下がり(13:00~与野国後) 2021年8月24日

安住委員長
政府・与党からですね、緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置の追加を明日したいという要請がありました。どこをどうしてするかについては、私が申し上げるのはちょっと筋違いですから、政府に確認してもらえばいいと思いますし、正式には明日の午前の専門家の話を聞かないと確定はしませんので、確たることは申し上げられませんが、いま検討に上っているところということで言えば、愛知県を中心とした東海地域、それから北海道の札幌を中心とした地域等だというふうに思います。まん延防止等重点措置についても、数県要望が上がっているので検討したいということでした。よって明日の手続きはいろいろありますが、国会に関係するものとしては、議院運営委員会での聴取がありますので、1時衆議院、2時参議院ということになります。再三ですが、もう総理、このままだともう来ないまま終わってしまう可能性があるから、そろそろ来たほうがいいんじゃないかということは言いました。たぶん来ないと思いますけど。ただですね、もう本当にくどいほど申し上げていますけども、もう毎週毎週ですね、緊急事態宣言とまん延防止を追加、追加、追加と。もうこれ後追いの象徴で、後手の後手後手に回っている象徴だと私は思うんですよね。それも地方が大変な状態になって、その現場の知事さんたちがもういよいよもう耐えられなくなって、とにかく国に緊急事態宣言を出してくれという要請を受けて動いてるわけでしょ。ということは、国が積極的に防止措置を講じていないという証拠でもあるんだと思うんですね。大変残念ですけども、もう何度目になるか本当に我々ももう覚えられないぐらいですから。こういう出し方を緊急事態宣言出したら、緊急事態宣言とまん延防止せっかく作ったのに、自らその効力を失わせているのは、私はもう残念ながら政府・与党ではないかと思いますが、事態が事態ですから、ルールに則った対応したいというふうに思います。
もう1つあります。これ金曜日なんですが、政府は予備費の使用をしたいということでした。詳細はまだ私分かりませんので、閣議決定を金曜日の朝やって、10時・11時に予算委員会の衆参の理事懇談会で、予備費使用の内容について説明をしたいということでしたので、後で私も主計局のほうから事情を聞きたいというふうに思いますが、それで予算措置を講じたいということでございました。今日この2点でございます。

記者
緊急事態宣言とまん延防止等重点措置について、地域だけではなく期限についても話があったのか。

安住委員長
9月12日までの足並みを揃えてやるであろうということはお話ありました。

記者
今後の国会日程や閉会中審査についてのやりとりはあったか。

安住委員長
今日はありません。明日、野党の国対委員長間で、9時半から協議をした上で、与党側に対してお話はしたいと思っておりますので、今日は本当に明日この議運の手続きと、当面の政治日程等については多少の意見交換しましたが、お話するような話ではございません。
とにかくね、臨時国会は総裁選挙のことや解散のことばっかり報道されてますけども、われわれ憲法53条に基づいて要請をしてますので、できればね、早い段階でやったほうがいいですよってことは申し上げました。予備費使用がまさに典型なんですけども、これからいずれにしても、総選挙なり総裁選挙をもしやるにしても、かなり政治的な決定をできない空白が生まれることも、これやむを得ないと思うんですよね。そういう中で、執行する予算を積んでおかないと、私は大変なことになるんじゃないかと思ってるんです。それは政治は何やってんだって怒られますが、しかしこれは憲法に定められた我々の任期が終わって、新しい人を選ぶには、言葉は悪いけども必要な空白の30日はどうしたってあるんですよ。それに自民党が総裁選挙を入れたら、もう50日以上、下手すれば政治空白を自分たちで作るということになるんだけども、であればあるほど、例えば本当に病院になかなか入れなくて、自宅で療養して七転八倒の苦しみを味わってる方はたくさんいますよね。テレビ見てても痛々しいですよ、はっきり申し上げて。改善するには、やっぱりまずは国がお金をしっかり用意して、やっぱり自治体にきちっとお渡しして、自治体が受け入れ病院を増やしていったり、何らかのことをするとかですね、結局国が財源をしっかり手当てをしておくっていうのはすごい重要なんじゃないでしょうか。それから休業要請も、ここまで緊急事態宣言が増えてまん延防止が増えたら、やっぱりこの休業要請に対してしっかりとした手当てを積んでおくことも不可欠だと思うんですね。場合によっては生活保護費も上増しをしておくっていうことは、セーフティーネットになるんじゃないでしょうか。いずれですね、我々の任期が切れるんで、もう間もなく50日で終わるんですから。その先早く国会を開いて新しい体制で、このコロナ克服のために全力を挙げるということをやっぱり政治日程の前提に考えれば、早い段階で臨時国会を開いて、解散前にでも何らかの予算措置をするとか、そういう決断を私は菅総理に求めたいということは申し上げました。

以上

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