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オープニングの歌だけでもジーンとくる『この世界の片隅に』

(2016年11月15日に書いた記事です)

2016/11/12公開。監督片渕須直さん、主演声優のんさんの、
アニメ映画「この世界の片隅に」を観ましたー!
前評判もきいており、TBSラジオでもよく流れてくるので
早く見たいなぁ〜と思っておりました。

「この世界の片隅に」は原作がこうの史代さんの漫画で、昭和20年頃からの広島を舞台に、
そこで日々日常を過ごしている女の子の物語です。
(漫画、みたことなかったから見てみたい)

公開初日に池袋HUMAXシネマズで観たのですが、
年齢層がバラバラで、お年を召した方から中学生の方くらいまで、そしてほぼ?満席、最後拍手も自然となりました^^

今東宝シネマとかでやっていないけど、こんなに評判いいのだしこれから公開してくれるのかなぁ。

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以下、観る前、観た後にきくと面白い!
TBSラジオ。

女優・のん×片渕須直 監督×荻上チキ「映画『この世界の片隅に』2016.10.20書き起こし

片渕須直 監督×荻上チキ「映画『この世界の片隅に』2016.10.27 書き起こし

たまむすび 町山智浩さん の評論「映画『この世界の片隅に』2016.11.1 書き起こし

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というわけで、これを見るにあたり、
戦争と私についてどう向き合っていたかを考えました。
私の祖母はその当時、満州の方に行っていて帰ってくるのが大変だった、
という話をよくしてくれました。
小さい頃、満州ってなに?
という全然わからない単語が飛び交うので退屈で。
そして祖母は兄弟を亡くしたと聞いていましたが、
当時の私は、戦争だから当たり前な話かと思ったのでした。

戦争という題材から逃げてはいけない、
と思う頃にはもう詳しく聞ける祖母はいなくなっていました。

そんな中、ここ最近のTBSラジオの荻上チキ・Session-22で
満洲から終戦後の引き揚げてくる話をしていて、
私は初めて祖母がどんな体験をして帰ってきていたのかを理解しました。
そして当時の満洲から帰ってきた経験が、現在よく聞く「難民」ということも知りました。
日本はもうこの「難民」経験をしているのに…なんてこった。
TBSラジオの荻上チキ・Session-22さん、いつも大事なことを気づかせてくれて、どうもありがとう。
広島に住む日常を教えてくれて「この世界の片隅に」の関わった皆さん、どうもありがとう。

このような真面目な記事になると思っていなかった^^;
長々と失礼いたしました。

こんなに大事なことを感じさえてくれる映画、すごいですね。
ゆるーいテイストでゆるーい主人公なのに、パンチがある!!
なんだかきっと来世に残るであろうすごい映画みちゃったなぁ。
パンフレット買えてよかった^^重版バンザイ〜!

いろいろな人にみてもらいたいと心から思える映画でした。

P.S. 漫画も購入。最高に面白いです。

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2016.12.10  109シネマズ二子玉川にて
片渕須直監督、のんさん、細谷佳正さんの舞台挨拶へ行ってまいりました!
どのように声を吹き込んだかとかとても面白かったでした。
細谷佳正さんが先にすべてを声を吹き込んでから、のんさんが声をおこなったのですね。
当時まだだれがすずさんの声をやられるか決まっておらず
「俺のお嫁さんはだれなのかね」って話していたエピソードとか..とても楽しかったです。
のんちゃん、お顔が小さい〜
もっと制作秘話のお話聞きたかった..
貴重な体験でした、行けてよかった。

(2016年11月15日に書いた記事です)

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