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行き先

みなさんこんにちは。今僕は一仕事終えて帰路についている最中です。とても楽しかったです。そこでお世話になった?(お世話させていただいた)方が正月早々金沢旅行へ行かれたらしく、その土産菓子を美味しくいただきながらこのnoteを書こうと思います。今食べているのはわくらの灯です。美味しいですね。それでは本題に入ります。

はらだまだの進退

はい。こんなことを話すのもどうかと思うのですが、このnoteを読まれている方のほとんどが僕たちはらだまだを応援してくださっている皆さまだと思うのでその方々にしっかりと今後のことについてもお話ししておきたいと思います。このあいだ、先週くらいですかね。はまだからLINEが届きました。「高校卒業後ってどうするん?」まぁ簡単に言うと、お前ら芸人になるんか、ならんのかどないするっちゅうねんって話です。この質問はよくされるのですが、はまだとの間でだいたい互いの考えは一致していました。プランとしては主に3つあります。どうぞ最後までお読みください。

プラン①:進学せずにNSC入り

最初からこんなことを言うのもなんですが、こうなる可能性はほぼゼロと思っておいてください。こうなるのは僕たちはらだまだが吉本興業が主催している高校生漫才師の日本一を決める大会、ハイスクールマンザイで優勝した時。その一択です。それに優勝してもこうはならない可能性も大いにあります。どうしてか。まず進学もせずに芸人の世界に飛び込むなんてことは相当な覚悟や自信がないとできません。それにNSCの入学金+授業料=40万円。これだけ払っておいて売れなかったとなれば後々後悔するのは目に見えています。あぁ、あそこでやめておくんだった、そうならないためにもこの選択にはより慎重になっているのです。ハイスクールマンザイで優勝するとお笑い奨学金50万円。副賞としてNSCの入学金+授業料全額免除が授与されます。これなら売れなくても得にこそならないものの損にもなりませんよね?それに第一ハイスクールマンザイという一つの大きな大会で優勝するほどの力があればそうやすやすと周りに押し倒されるなんてこともありません。実績を得るとは即ちそういうことなのです。自分に対する自信も周りからの援助も一気に受け取ることができます。なので僕たちが進学せずにNSC入りするにはこの方法しかないのです。ですが先ほども書いたように、もし僕たちがハイスクールマンザイで優勝してもこの方法を取らない可能性は十分あります。解散などの話は一旦おいておいて、それぞれの家の家庭状況などが関係してきます。あまり深くは触れることはできないのですが、それぞれ特にお金持ちというわけでもなく安定した生活というものをお互いに求めている部分もあります。そのため、もし芸人として失敗した場合の就職先などを見つけるために学歴をとりあえずは用意しておこう、そういう考えもあるのです。そのため、たとえハイスクールマンザイで優勝しようと一概にそのままNSCに行く!とは言い難いのです。

プラン②:進学後NSC入り

これは先ほどとは少し違いますが芸人になるということは諦めていません。とりあえずは高校を卒業して大学に行こう。そしてその後NSCに行こう、という考えです。少し語弊があるかもしれません。もしNSCに行くならば大学在学中に行くつもりです。大学生というのは3回生あたりから就職活動なるものをスタートさせます。そのタイミングで僕たちは芸人になるための就職活動、即ちNSC入りを目指すのです。間違った選択ではないと思います。僕たちが普段お世話になっているよしもと芸人さんもこのようにして吉本に入られたそうです。これが学歴も手に入れてNSCにも入れるという一番良い方法なんじゃないかと今は思っています。もし芸人として生きていくならこのルートが一番可能性としては高いです。やはり安定しているというのが一番ですよね。これはかなりありなんじゃないかなぁと自分で勝手に思っています。

プラン③:芸人引退


かなり可能性としてはこっちもありますよね。芸人なんて成功しない人がほとんどなんですから。僕たちはとりあえず高校卒業の時点で辞めるか辞めないかの判断をします。そこで辞めるという判断を下せばその時点で即芸人引退です。もしNSCに入って芸人を目指すのならばその後はその後次第でしょうね。今の僕たちにはどうしようもできないです。ですが5年以上経っても劇場メンバーにすらなれないようなら辞めようかなと、これも一人で勝手に考えています。メンバーになれたら、M-1に出れる15年目までは続けてみようかなぁ〜となんとなく思っています。どっちにしろ先のことはわからないです。もし未来が見える人がいるなら教えてください。はまだを代わりにお売りします。

辞める条件

とりあえずもし引退する場合にはしっかり条件を定めてあります。まず高校卒業時点でハイスクールマンザイで決勝にすら残れていなかった場合にはやめようかと考えています。他の大阪のインディーズのバトルライブなどの結果も少々考慮しようとは考えていますが、やはり一番は吉本興業ですよね。なんたって日本のお笑い界のトップですから。ただ一つだけどうしようか迷っていることがあります。こんなことがあるのかどうかわかりませんが、The 四季企画さんが運営されているばね動画コンクールという高校生漫才師のネット上での大会があるのですが、そちらで優勝させていただいてハイスクールマンザイ準決勝敗退、などとなってくると少しどうしようか悩んでしまいます。やはり実力のある高校生漫才師の皆さんはこのコンクールにしっかりと参加されています。なのでここで優勝できるということはかなりの実力があるということになると思うんですよね。まぁとりあえず高校生の間は何も考えずに全力で挑戦し続けようと思います。
そしてもし芸人として生きていくと決めた場合です。はまだはどうか知りませんが、僕は奥さんや子供もしっかりと養って幸せな家庭を作りたいと考えています。(知らんがな)急にそんなこと言うなんて気持ち悪いと言われてもそれが事実なので仕方ありません。なので僕が芸人をしているせいで家族が不幸になるならいっそのこと辞めたほうがマシだと考えています。つまり何が言いたいか。芸人になった場合、ある程度の収入がないようならやめようと、現段階で僕は考えています。別にすぐに諦めるというわけではありません。でも僕には50になるまで売れずに努力し続ける、というのはできない気がするのです。少しの収入でも良い。それすらも得れない場合は潔く芸人世界から足を洗います。でもやはりそうなってしまうのが嫌なので、何度も言いますがこの問題に関しては慎重にならざるを得ないのです。

芸人なんか誰がなるか!!

芸人なんてならなくてもいい。僕はそう思います。でもそれでも芸人になりたい。芸人という職業はそんな思いのある人たちがなるものだと思います。中途半端な思いで芸人になって後悔する前に、「芸人なんか誰がなるか!!」と思いながら、それでも「芸人になりたい!!」と思ってしまうなら、それだけの熱い思いがあるなら、それなら、芸人もいいですよね。


最後まで読んでいただきありがとうございました。ちなみに一番上の写真は1月3日に森ノ宮漫才劇場に公演を見に行った際の写真です。いつかあんなところに立ちたいな。そんな気持ちで撮りました。帰りの電車で書いていたはずが、いつのまにか夜中に家で問題集を解いています。何をしているんでしょう僕は。今は目の前にある青色の分厚い冊子をビリビリに破いてしまいたい。そういう思いでいっぱいです。それではみなさんおやすみなさい。

PS:シュードネージュHinakoさん、仲邑浪漫さんR-1グランプリ一回戦突破おめでとうございます!ヤマダさんはこれからもはらだまだの応援よろしくお願いします(^^)



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