利確についての考え

今日は以前、コメントでご質問頂いた利確についての事を書いてみたいと思います。お返事がかなり遅くなりまして申し訳ございませんでした。

私も利確はうまく無いので、人に教える立場ではありませんが、基本的な事を書いてみたいと思います。

イチゴーさんからのご質問です。

基本的に相場は山と谷となって動いてると私は考えております。
それが大きな山になるか谷になるか、どの山が今の谷なのかを知るのはとても難しいと思っております。

では、ドル円のチャートを見てみたいと思います。

ドル円5分足、直近の6日分です。

四角で囲んでるのが24時間、一日です。
まず、①ですが、小さなレンジ相場で終わった次の日に下にブレイクしました。①の値幅と約同じくらいの値幅を下にブレイクしました。

②で下にブレイクした値幅を次の日、上に値幅を作りました。

③から始まった収束したチャートの最大値幅を5日目のチャートと6日目のチャートで作りました。

④は小さな谷と山を表しています。

基本的にこのように山と谷が同じような値幅を作って動いてると考えております。

ただ、木を見て森を見ずになると、4時間の大きな山や谷を見逃す事にもなりますので、注意が必要です。
デイトレの場合はこの山と谷でのトレードでの値幅を狙う事で十分だと思っております。

これ以上の値幅を狙うのは時間もかかるし、デイトレとしては欲豚だと考えます。

基本的にはV計算値となりますが、起点をどこに見るか等、考えて行かなければならないと思います。

また、デイリーピボットや一日の値幅なども考慮して、臨機応変に考えて行く必要があると思います。
指標があったり、要人発言で利益が吹っ飛ぶ事も良くありますし、相場は一筋縄では行きません。

一言で言うと利確が一番難しい部分です。
損切りは機械的に出来ますが、利確が減るのは損失を抱えるより、精神的なダメージがあったりします。

次のトレードに影響を与えたりする事もあるので、利確を失敗しても、過去のチャートを見直し、こう言う事は一般的にありうる。それも含めてトレードとして捉えられるようメンタルを鍛えなければならないと思います。

私も15pips,,20pipsを利確出来ず、同値撤退や損切りまで持ったことはこれまで何百回とあります。
ほんとに心が折れる事も何度もありました。

そして今も現在進行形でこれとお付き合いしております。

自分だけではないので、イチゴーさんも安心してください。
ミラクルトレーダーは居ません。
自分のペースを守って、なによりも勝ち越す事が大事です。

最後に立っている人が一番強い人だと私は思っております。