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OLD MAN SAID (仕事・こころのヒント@ランダム)

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人生・仕事・コミュニケーション・こころのヒント書きます。
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2017年10月の記事一覧

心を暖かくしておく効用

愚痴ほど役に立たないものはない。 ぼく自身が身に感じていることだ。愚痴を言うぐらいなら動こうとせよ、と言い聞かせていることでもある。 それでも、愚痴の一つや二つ言いたい時はある。でも無駄な時間だから、何かをしながら言ってみる。掃除をしながらが多いかな。体を動かしていると、感情が軽減されるのだ。エネルギーを身体で使うから、負のエネルギーもいっしょに外に出て行ってくれる。 もしかして、腹が立って人を攻撃するのは、自己防衛本能が働いているのかもしれないと、素人なりに思う。それほ

タイミングは縁と運(過去記事2012.09.08)(縁と運その31)(お知らせ含む)

そのときタイミングはおりているのか? ぼくが相談を受けるときに、アドバイスをしてしまう欠点がある。 なぜに欠点なのか。それは、アドバイスというものは必ずしも相談者のタイミングに合っているとは限らないからである。 タイミングが合ってこその「ひとこと」が生きてくる。 タイミングは、短い時間で引き出せるものではない。たまたま相談を受けている時に、そのタイミングがおりてくれば、アドバイスは生き、飛躍的にその人は前進する。 タイミングがおりないときのアドバイスは

ルーティンなことほど大切にして生きる。(過去記事・2015・10・20)

本日の朝焼け。 太陽は毎日のように昇ります。 でも、景色はいつも同じとは限りません。 時間によって、環境によって、見る人の心理によっても変化して見えます。 でも、太陽が朝顔を出すことは、いつも通りです。 みなさんの前に起こる事実は、見方や時間や心理によって変わって見えてしまいます。 それほど微妙な線の中に生きているということだと思うのです。 けれども、線を太くして生きていくと、事実だけが理解でき、事実に基づいて判断できるようになります。 判断は正しく理解しつつ、でも心情は見た

目線を変えて見ると(縁と運その30)

ここのところ雨の降る日が多いですね。  恵みになるときもあれば、災いになるときもあります。でも、これは生きる人間の目線で、自然からの目線ではありません。また同じ人間でも、雨の欲しい人にとっては恵みになるし、欲しくない人にとっては災いになることもあります。 思いとは、自我の産物なのです。 禍となすも、恵となすも、目線の問題だけなのです。幸せに形がないように、不幸にも形はありません。自分の目線がそうさせているだけです。かといって、思いの問題で片付けてしまうのは早計です。

Fuijix100f no11

スタッフをみていると、この店のなにが優先順位なのか、大切にしているのは何かがよくわかる。 自分の仕事をこなすことだけが仕事ではないと思う。 なにを大切にしているか これは店なり企業なりのミッションに関係していて、徹底されていなければ、ちゃんと教育していかないとと思う。 メモ

社会に出て、こんなはずじゃなかった(過去記事15・04・20)

仕事に就いたら、やめてもらっては困ると思われるぐらい、できる人になってほしい。 この人が辞めたら仕事が回らないという人がいます。その人は最初から辞められては困る人ではなかったはずです。初めは何もできない人だったけれど、仕事を通していろいろなことを覚え、努力した人です。工夫をしたり改善をしたりして頑張った人です。一人前になってからは、仕事を任されるようになります。自分の采配でできることも増えます。その人でないと仕事が進まないという域まで達すると、会社にとって最重要人物になりま

見えてないときの対処はコレ。

これを読んでいただいている人の中で、自分のことがよくわからなくなったり、自信を失ったり、迷ったり、悩んでいる人がいたら、お勧めしたいことが二つある。 たいしたことではないのだけれど、そのような気分の時は、たいそうに、意識的にしないとできないことではある。 ほとんど悩まないぼくでもこれをしていると、スッキリして気持ちがシャンとする。自信も嘘のように湧いてくる。一番の効果は、物事がはっきりと見えてくるということだ。 はっきりと見えていれば、問題の改善もできる。やるべきことが

タイミングは運があるときによくなる(縁と運その29)

無理せずできたことは、とても良いことです。 努力した結果できたことも、とても良いことです。 だから、努力してみる価値はあります。最初から諦めるには直感が必要ですが、なかなかうまくは行きません。 努力した結果、ダメだとしても、それはそれで良いことです。ダメだったとわかったわけです。 無理をしすぎてできなかったことの中に、その時のタイミングが合わなかったということがあります。時代や場所や力量やいろんなタイミングが合わないことはよくあります。これを見極めるのは難しいかもしれません

自主が人生を変える。

人に頼っていたら、いつまでも人生は変われないかもしれない。 依頼心の強い人は、自分自身に悩みがあるとか、無意識の恐れがあるとか、未来が自分で描けないとか、過去に執着してもがいているか、そのような負のエネルギーを蓄えているのではないかと思う。 だから、他の人に頼り、誰かから頼ってもらって、安心する。類を呼び込みたいという心境が働くからだ。これに自分が気づけないことが、現状を固定してしまう。 宇宙に行った人は、地球を外から見て感動のあまり人生を変えてしまった。帰還した後に生

他者を見て仕事せず。

比較して生きる人生は楽しいか? この問いに対する答えがわかったのは、およそ二十年前のことでした。さらにその数年前、会社勤めをしていたのですが、昇級である人に先を越されました。途中入社の後輩くんが、その年に昇級しました。なんでぼくは今回縁がなかったのだろうかと自問し続けました。おそらく悔しくてしかたなかったからだと思います。成績も彼より良かったし、職歴も彼より長いしと、彼との比較ばかりをしていたのです。比較したかといって、なんら関係のないことだと思います。けれども当時は会社が

思いやりは人生を変える

今日もまたひたすらベイシックなことを書いてみたいと思います。 思いやりは想像する力がなせることです。 思いやりを持って人と接して欲しいと、常日頃から話しています。たとえ愛情が欠如していても思いやりは持っていて欲しい技術です。 思いやることは自分のこと、相手のこと、周辺のことを想像できれば、なんとかできます。思いやりは行動という技術だから、練習すればできます。 一方、想像は技術だけではできません。相手の立場や周辺の状況を見るだけでなく、「かもしれない」というもうワンステッ