【セリフ網羅!】SPY×FAMILY 2話のネタバレ要約と感想
SPY×FAMILY 2話のネタバレ要約と感想記事です。
イーデン校の二次審査は三者面談。黄昏は、アーニャの母になってもらえる人物を探します。その様子を描いたのが第二話「MISSION:2」。
SPY×FAMILY 2話のネタバレ内容
黄昏(名門イーデン校へもぐりこむべく筆記試験は突破したものの次の試験がまさかの三者面談だったとは)
「仕方ない。婚活するか」
首都バーリント市役所にて
女性事務員A「聞いた?うちに泥棒入ったかもって。なんか女の個人情報ばっかあらわれてたらしいよ。ヤバくない犯人。キモくない?」
女性事務員B「それより課長のほうがキモいって。今朝もエロい目でジトーってさあ」
女性事務員C「そんな短いのはいてるからよ」
A「ヨル先輩はどう思います?キモくないです?」
コーヒーを入れるヨル「え?」
B「それ課長のコーヒー?ハナクソいれちゃう?」
ヨル「鼻くそをいれるとおいしくなるのですか?」
A・B・C「…………」
A「ヨル先輩ってなんていうか…個性的ですよね」
B「わかる~。異次元すぎて男よってこなそう~」
A「ヨル先輩元がいいんだからオシャレしたら絶対モテると思うんですよー」
B「今度おすすめのコスメおしえてあげますよー」
ヨル「まあ、私は仕事を続けられればそれで十分です」
A「でも先輩って27でしたっけ?気をつけないとダメですよ。」
ヨル「?」
A「最近スパイとか多いみたいじゃないですかー。だからちょっとしたことで通報とかも増えたらしくて。こないだー30手前くらいの一人暮らしの女が近所の人から”怪しい”って通報されちゃったらしいですよー?」
B「あーなにそれウケるー。たしかにその年で独り身はないよねー」
ヨル「そうなのですね。ご忠告感謝します!」ペコリと頭を下げる。
A・B「…………」
A「そうだ。今週末ウチでパーティーやるんですよ。ヨル先輩も良かったら来てください!ぜひパートナーとご一緒に!」
B「ちょっと(ヨルには)ハードル高すぎじゃん?」
A「ウチ(市役所)に侵入したキモ犯人なら誘われてくれるかもよ?」
B「ヒドーいw」
ポツンと取り残されるヨル。
ヨル宅にて
仕事が終わり家にいると電話がかかってきます。電話の相手はヨルの弟であるユーリ。
ユーリ「姉さん元気?姉さんかわってるから心配なんだよ」
ヨル「普通ですよ。失礼ね!」
ユーリ「そろそろ結婚とかどうなの?いい人いないの?」
ヨル(またその話…)
ユーリ「実はオレ、昇進の話が来ててさこれまで以上に忙しく飛び回ることになりそうなんだ。でも今のままじゃ姉さんのことほっとけないし受けるかどうか迷ってる……。いまのオレがあるのは姉さんのおかげだから。感謝してるんだ。だから幸せになってほしいんだよ」
ヨル「わかってる。ありがとうユーリ…」
ユーリ「よかったら誰か紹介するよ?」
ヨル「じ…実はね週末パーティーに行くのです!もちろんパートナーと!」
ユーリ「えっ彼氏いたの!?」
ヨル「そ…そうなのアハハ…だから安心して?」
ユーリ「そうかーよかったぁー。それって職場のパーティーだよね?」
ヨル「そうそう」
ユーリ「あとでドミニクさんに聞いてどんな人だったか教えてもらおーっと」
ヨル「えっ?」
ユーリ「姉さん騙されやすいからね。ろくでもないヤツだったら追っ払わないと」
ヨル「えっあの…」
ユーリ「いいヤツだってわかるまで昇進は保留にしとくから」
ヨル「そんなことしなくても大丈…」
ユーリ「楽しみにしてるよ!じゃあねおやすみ!」
電話が切れる。
ヨル(どうしましょう…!パーティーまでに誰か探さなくては…!)オロオロ
ヨル(ウソだとバレたら「姉さんは変人」に「虚言癖」までくわわってさらに信用を失う…!)オロオロ
ヨル(弟の昇進のためにもなんとかして良い人を…)ジリリリリ……!また電話が。ヨル「!!」
ヨル「ユーリ!ちがうんです!さっきのは冗談で……」
???「おや珍しく姉弟げんかですか?」
ヨル「あっ店長…!?すみません間違えました…」
店長と呼ばれた者「こんばんは。」
「”お客様”が入りましたよ<いばら姫>ロイヤルホテル1307号室です」
ヨルの目つきが変わっていく。
ロイヤルホテルにて
ハイヒールをはいたヨルが広いロビーを歩いていく。
ボディガード「すみませんレディ。こちらのフロアは現在貸し切りとなっていまして…」
ヨル「あのでも、こちらに」「売国糞野郎殿がいらっしゃるとききまして…」
コードネーム<いばら姫>
女は殺し屋だった。幼少から殺人術を叩きこまれ、雇用主の命じるまま汚れ仕事を請け負いつづけてきた。
その場に居合わせた者を皆殺しにしたあと、洗面所で返り血を洗い流すヨルは事務員A・B・Cやユーリとの会話を思い出します(いい人いないの?)(その年で独り身はないよねー)(ぜひパートナーとご一緒に!)
ヨル「ムリですよ……わたし家事はお片付けしかできませんもの……」
黄昏宅にて
アーニャ「ははみつからない?」
黄昏「むずかしいもんだな」
そこに資料を抱えた情報屋が入ってくる。
情報屋「子持ちバツイチOKで名門にふさわしい気品があり48時間以内に手続(結婚)可能な女…?そんな女神がいたら拝んでみたいね!」
資料の山をテーブルに置く。
アーニャ「こづれ…にんきない?アーニャじゃまなこども…?」
黄昏「!」「邪魔じゃないよ。おまえの入学のために探しているんだ。あっちでテレビでも見てなさい」
アーニャ、テレビを見はじめる。
情報屋「役所から独身女のリストをコピってきたよ」
黄昏「助かる」
情報屋「つーかさ、なんでおまえんトコの女諜報員とかつかわねーの?」
黄昏「先のスパイ狩りでだいぶやられたからな。適任がいない」
情報屋「あー今、密告ブームだからな」
黄昏「人手不足すぎて新たに別の任務が俺のところに回ってきた。とある密輸組織の壊滅作戦」
情報屋「どんだけブラックだよ!?」
独身女性リストに目をやる黄昏と情報屋。
情報屋「ならもうチャッチャと済まそうぜ。とりあえず手っ取り早いのは利害が一致する「ワケアリ」さんだ。弱みを握るのもアリだぜ。ないなら(弱みを)捏造したっていい」
黄昏「…なるべくリスクは避けたい」
情報屋「なにいってんだアレ(アーニャ)だって相当リスキーだろ。とてもじゃないが両家のご令嬢にゃみえないぞ」
黄昏「…そうだな。外見だけでもなんとかせんと…」
洋服屋にて
アーニャの服を仕立てに洋服屋へ来た黄昏とアーニャ。
女主人「では採寸いたしますのでお嬢様はこちらへ」
アーニャ「アーニャうりとばされる?」
黄昏「いい子にしてたら売らない(どこでそんな言葉おぼえてくるんだ)」
黄昏、店内の女性を観察する。
(針子(縫製係)は…既婚者か)針子の左手薬指に指輪を確認する。
(女主人はさっきの独身者リストにあったが、過去に一度政治運動での逮捕歴があり危険度が高い)
(好条件となるとなかなかうまくいかな……!!)
ヨル「すみませーん」
黄昏(たやすくオレの背後を……何者だ?)
黄昏、記憶の中の独身女性リストをめくる。
(ヨル…ヨル…。あった)
(ヨル・ブライア 27歳。結婚・離婚歴なし。両親はともに他界。年の離れた弟が一人。二人とも公務員で経歴に怪しい点はない)
(ただの油断か…最近気がゆるんで…)
ヨル「あのー先ほどからジロジロと…なにかご用ですか?」
黄昏「(バカな!視線まで気取られただと!?)あ…いえ。キレイな方だと思って…」
ヨル「…それは私の容姿に好感をお持ちということで…?」
黄昏「えっまあ……ハイ」
ヨル、事務員Aの言葉を思い出す。
(ヨル先輩、元がいいんだから絶対モテると思うんですよー)
ヨル「あのっ」
アーニャ「ちちー!アーニャのながさはんめいしたー!」採寸が終わる。
ヨル(子連れだった…!)
(危うく人様の配偶者をお誘いしてしまうところでした。そういった行為は奥様に殺されると聞いたことがあります。まあ私なら殺し返しますけれど)
ヨルの心の声を聴いてしまったアーニャ「!」
ヨル(…いけません。こんな考えではいずれ誰かに殺し屋だとみぬかれてしまいます…)
アーニャ(こ…ころしや…!!)
アーニャ(ちち=すぱい、ヨル=ころしや……わくわくっ!!)
黄昏(うーん…あわよくば嫁役にと思ったが、勘の鋭いヤツは少々危険だやめとこう)
アーニャ「!」
ヨル(あわよくばパーティーで恋人役をと思いましたが”シュラバ”とやらは回避せねば)
アーニャ「!」
おおきな声で独り言をしゃべるアーニャ「あぁ~アーニャ、ははいなくてさみしい~」
ヨル「奥様はご一緒では?」
黄昏「妻とは2年前に死別しまして…今は男手だけでこいつを育ててます」
ヨル「(誘っても殺されない…!!)あのー…」
洋服店を出て
黄昏「恋人のフリ?」
ヨル「そうなんです。弟に恋人がいると偽ってしまって…。ご迷惑でなければご一緒にパーティーに出ていただけないかと……。あの…ヘンな下心とか全くありませんので。もちろんお礼もいたします!……私はただ弟を安心させたくて」
黄昏「……わかりました引き受けましょう」
ヨル「本当ですか!?」
黄昏「ただし交換条件が」
黄昏イーデン校の三者面談の件を説明する。
黄昏「―というわけでして、代わりにこちらも面接時の母親役を頼みたい。先の見えない子の時代に娘にはどうしてもいい学校に入ってもらいたくて。それが亡き妻の意思でもあるのです…!一度だけでいいのでおねがいできませんか?」
黄昏(まずは小さな要求をのませ最終的に正式な婚姻を承諾させてやる…!)
ヨル(なんていい人…!)
ヨル「わ…わかりました。私に務まることであれば…!」
黄昏「ありがとう!ではまず土曜のパーティーで」
ヨル「はい!」
黄昏に別任務の依頼が
黄昏に指令がとどく。ぬすまれた美術品の回収および密輸組織の壊滅。実行は土曜18時。
黄昏「土曜…!?」
時が過ぎて土曜日当日。
黄昏「というわけでパーティーに間に合わせるため速攻で片付ける。手伝え」
情報屋「待て待て!おれはただの情報屋であって戦闘力はゴミだって!!」
黄昏「総額300万ダルク相当の美術品……ひとつやふたつなくなっても見つからんだろうな」
情報屋「オレに任せろ」
待ちぼうけをくらっているヨル「ロイドさん(黄昏の偽名)おそいですね…」
黄昏と情報屋。密輸組織と戦闘になる。
さらに時間が経って
あいかわらず黄昏をまちつづけているヨル(なるほど。これが”もてあそばれた”というやつですね。弟のためにも職場の人間関係は良好に保たねば。ゆえにパーティーを欠席するわけにはいきません。一人で行くしかないですね…)
女性事務員Aの自宅。Aがヨルを出迎える。
A「遅いですヨル先輩ー!あれぇーカレシといっしょに来るってききましたけどぉ~?」
ヨル「なんだか急用がはいってしまわれたようです…」
A「え~残念。見たかったぁ~」
A・B・C「何その言い訳」「苦しすぎ」「あの人が男とか絶対ハッタリだと思ったわ」
ヨルの弟・ユーリの同僚(ドミニク)が、ヨルを気遣い声をかけてくれる。
ドミニク「いやマジで楽しみにしてたんだけどなヨルさんの彼。ユーリ君いつもヨルさんのこと心配してたから」
ヨル「あのドミニクさん!弟にはその…「いい人連れてきた」ってつたえといてくれませんか?」
A「え~ないない!!そこまでして見得張りたいんですか先輩~!?よけい惨めになりますよ~?」
ドミニク「おいよせカミラ」
A「弟君には正直に「ぼっちで来た」っていっとくわ」
ヨル(…そんなことしてこの人に何か得があるのでしょうか??なんかもう面倒ですね。ここにいる全員お亡くなりになれば弟に伝わることも……)
黄昏「遅くなり申し訳ない。ヨルの夫のロイド・フォージャーです」
頭から血を流し、もうろうとしながら会場に入ってきた黄昏を前に一同、声を失う。
ヨル「あの…夫でなく恋人でよいのですが…」
黄昏「しまった…!」
ドミニク「…フォージャーさんはご職業スタントマンか何かで…?」
黄昏「精神科医です。ああ失礼。急患が少々暴れまして…ヨル楽しんでたかい?」
A「ウソでしょ。ヨル先輩、結婚してたの?なんでだまってたの?」
ヨル「えっと、いや…」
黄昏「恥ずかしながらボクがバツイチ子持ちなものでいろいろと気にされていたのかも」
A(ウソよウソ!ヨルにこんなスマートなイケメンダンナいるわけないっ!!恥かかせてやるわ!)
A「フォージャーさんご存知?この人ね役所で働く前はいかがわしい仕事してたらしいですよ!なんでしたっけ?男の人に呼ばれてホテルとかでマッサージするんでしたっけ?やらしい~!」
ヨル「それは(鍼灸マッサージと偽った刺殺の仕事で……)」
黄昏「素敵です!」
ヨル「えっ!?」
黄昏「ヨルは両親をはやくに亡くし幼い弟を養うために必死で頑張ってきました。自分を犠牲にしてまでも」「誰かのために何かのために過酷な仕事に耐え続けることは、なみの覚悟では務まりません」「誇るべきことです」
帰りの車にて
黄昏「す…すみません「夫」などと…!!」「弟さんに伝わったらなんと言い訳をすれば…」
ヨル「あの…ロイドさん。ご提案なのですが…」
黄昏とヨルの乗る車に、密輸組織の残党たちの車がぶつかってくる。
黄昏(なぜ居場所が?まさか美術品の中に発信機が…)
密輸組織を壊滅させたあと、盗品を積んだ車でヨルを乗せていた黄昏。
ヨル「何ですかあの方たち?」
黄昏「(えーとえーと…)患者のヒステリーがまだ治まっていなかったようで!!」
一瞬、間を置いてヨル「大変なのですねお医者様は」
黄昏(アホで助かった!!)
工場跡に逃げ込んで
車を乗り捨て、工場街。追っ手を撃退しながら走る黄昏とヨル。
ヨル「あのロイドさん、こんなときに何ですが…結婚しませんか?」
黄昏「はい?」
ヨル「いえ交換条件の延長というか、その私みたいな独身女性はそれだけで怪しまれてしまうらしいので、カモフラージュのために(殺しの仕事を続けていくためにも……!)えっとつまり…もしよければ三者面談の一回だけでなく、ちゃんと一緒になるのはどうかなと…!」
黄昏「では帰りに役所によって手続きを」
黄昏、倒した追手が手りゅう弾をもっていたのをみつける。
そうこうしているうちに、のこりの追手に追いつかれる2人。
黄昏、ピンを抜いて追手たちに手りゅう弾を投げる。
抜いたピンをヨルの左手薬指にはめて、爆発を背景に黄昏のセリフ
「病める時も、悲しみの時も、どんな困難が訪れようともともに助け合おう」
黄昏(任務が)
ヨル(殺しが)
2人(続く続く限り……)
SPY×FAMILY 第2話のネタバレ感想
おっとりしているけど、おそろしく強いヨルが登場します。
彼女の見せ場は動きのあるシーンがおおく、文字だけではなかなか伝わりづらいかもしれません。
ラストの爆発を背景にプロポーズのシーンはとても素敵なカットになっています。たとえ仮初めのプロポーズであったとしても。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?