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【シティリーグ優勝】ルカメタザシアン【備忘録】

 皆様ご無沙汰しております。はら(@hara_03_08)です。

 8月14日に行われたシティリーグシーズン3(開催地:カードキングダム博多住吉店様)において、優勝することが出来ましたので、備忘録として残しておこうと思います。大した内容ではありませんが、暇つぶし程度に読んで頂けると幸いです。

 備忘録のため、多少の身内ネタや各カードの略称(ルカリオ&メルメタルGX→ルカメタ等)を使用する場面がありますが、予めご了承ください。

1.デッキリスト及びデッキ選択理由

 まずは本日使用したデッキリストがこちらです。

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 Bumpeiさん考案の人形型ルカメタザシアンです。PJCSで活躍されたありぽけさんのレシピに影響を受けております。このアーキタイプに関する説明は、御二方とOasisのりんさんの記事にそれぞれ詳しく載っておりますので、そちらをご覧下さい(許可取りしていないためここでの記事紹介は控えさせて頂きます)。何れも本当に素晴らしい記事ですので、ルカメタザシアンを使用したい方や対策したい方には特にお勧めです。

 このタイプのデッキは今年の6月末頃から本格的に使い始めました。巷では難しいデッキという認識があるようですが、ルカメタザシアン自体は去年の5月から事ある毎に握ってきているため、人形型ルカメタザシアンへの抵抗は全くありませんでした。

 今の環境は闘・超・悪の三竦みによる弱点ゲーであると言われますが、私は練度ゲーだと考えております。現環境は非常に多くのアーキタイプが存在するため、環境読みはしつつ、自分の一番得意なデッキで戦うことで各対面でのプレイングが安定し、勝率の上昇に繋がると考えています。

 上記の理由から、三竦みから外れており、流行りの白馬スイクンに弱点を突け(有利対面ではないです、弱点突けなかったらまず勝てない…)、使い慣れているルカメタザシアンを握ろうと判断しました。

2.こだわったポイント

 構築のベースはありぽけさんのルカメタザシアンです。ベースの構築が鬼のように強いため大きな変更はする必要が無く、福岡の環境に合わせたり、自分の使い易いように少しだけ変更させて頂きました。

・ポケモン入れ替え4枚、マオ&スイレン3枚

 大会前日に3枚目のマオ&スイレンを採用しました。それまでは入れ替え4、マオスイ2で、残りの1枚を迷走して元気の鉢巻(主に黒馬バドレックスのゲンミミ対策)にしていました。しかし、苦手な黒馬バドレックスは、黒馬使いの有名強者2名がシティリーグ参加済みと知っていたため、その他の方には練度で負けないと考えて対策は切りました。代わりに他対面で酷使するマオスイを増やし、かつ入れ替えを序盤から雑に使用して楽をしたかったため、入れ替え枠は計7枚としました。おかげでマオスイがサイドに1枚落ちても問題なく戦えましたし、入れ替え枠7枚はプレイング的に楽でした。

・スタジアム各2枚

 福岡はミュウツー&ミュウGXを使用している割合が比較的多く、無人発電所が刺さると考えていました。実際、後述するマルヤクデ戦とレッドパーフェクション戦でかなり有効に働いたため、無人発電所の採用は有意義な判断でした。結晶の洞窟はクイックシューターの事実上無効化や、フルメタルウォール効果と合わせての回復量が非常に強いため、必ず複数枚採用したいという判断です。頂への雪道を使用するデッキが増えており、混沌のうねりを採用したいという気持ちはありました。しかし、雪道採用デッキは雪道型黒馬バドレックス以外に不利対面が無いため、ルカメタザシアンを強く使うために無人発電所と結晶の洞窟を優先しました。

3.当日のマッチアップ

 当日は九州全体が連日の大雨で、JR西鉄とも運休となっておりました。私は車だったので問題ありませんでしたが、0回戦敗退をされている方も多く、32名枠でしたが当日の参加者は19名でした。この人数の場合、3回戦の階段次第で3戦終わり、4回戦まである場合は2勝2敗でも1名トナメ上がりなので、精神的には少し楽でした。

 開催場所は普段からジムバトル等でお世話になっているカードキングダム博多住吉店様で、ジャッジは福岡最強ジャッジのLikey3156さんなので、環境的にも楽でした。

・1戦目:ムゲンダイナ勝ち(サイド6-3)

じゃんけん勝ち→先行ザシアンスタート
 お相手は初手マーシャドースタートでデッキ不明だったため、手札のトレーナーズ枚数的にゲンミミホラーハウスを警戒してベンチにルカメタ置いてふとうのつるぎ宣言せず番返す。するとムゲンダイナvが出てきたためリセホ入りダイナだと判明。その後お相手が混沌のうねりを貼ってきたため、あえてスタジアムを相殺してリセホ消費出来なくさせ、ムゲンダイナの火力+クロバットの展開を阻止することに成功。お相手はスタジアムがまだあったのか分かりませんが、テンポロスしてる間に早めにフルメタルウォール宣言+ガラルファイヤーvを落とす。その後ルカメタがダイナに落とされるも、火力が出ないダイナはザシアンの敵ではないため、マオスイでマントザシアンを大事にしつつ攻め切って勝ち。

・2戦目:マルヤクデ勝ち(サイド6-2)

じゃんけん負け→後攻ザマゼンタスタート
 ジムバトルでよくお会いする方で、事前情報は無いもののマルヤクデの人だったためおそらく炎系統だろうと警戒。じゃんけん負けてやばいと思ったら先行選んでくれて一安心(後1溶接工→炎技で種切れ負けするのが嫌すぎたから後攻取りたかった)。お相手マーシャドースタートで裏にファイアローv置いて番返ってくる。こちらはキャプチャーでザシアン呼び出してマリィ+発電所置いてふとうのつるぎ。お相手は手札の噛み合わせが良くなかったようで、マーシャドー逃がせず溶接工も使用出来ず。お相手のテンポロスが続いたため、その間にこちらはコーティング鋼付きのマントザシアンとルカメタが完成し、マルヤクデvからしっかり倒していってそのまま押し切って勝ち。本来の対マルヤクデ戦ではザマゼンタを押し付けますが、マルヤクデVmaxが出てこなかったためマントザシアンが最強だと判断した結果です。不利対面で負けを覚悟していた為、運に恵まれました。

・3戦目:レッパブラッキー勝ち(サイド6-0)

 じゃんけん負け→先行ルカメタスタート
こちらも普段からよくお会いする方。前夜のジムバトル後に図らずも使用デッキの概要を把握出来たため、完全に警戒した立ち回りをしました。お相手クロバットスタートも、じゃんけん勝ちで後攻を選択されていることから、把握していた後攻特化のレッドパーフェクションデッキだと確信。本来ありえないであろう2体目のルカメタをベンチに並べてトレーナーズ消費の為にポケモン入れ替えを使用して手張りエンド。お相手は想定通りミュウミュウでホラーハウスGX宣言してくる。お相手の巨大なかまどで不要なトレーナーズをトラッシュし、ポルターガイストを最大限警戒した立ち回り。その後無人発電所でミュウミュウを止めるとレシリザが出てくるも、手札の噛み合わせが悪かったようで溶接工打てず手札も0枚に。お相手がテンポロスしてる間にコーティング鋼付きのマントザシアンとルカメタを育て、3エネレシリザにエネ追加フルメタルウォールを宣言してエネルギーを飛ばす。その後はマオスイを挟みつつ、ルカメタとザシアンで押し切って勝ち。事前情報が無ければポルターガイストで倒されないまでも、フルメタルウォールを序盤で切らされかなり苦しい展開になっていたと思われるため、前夜のジムバトルに参加したのがラッキーでした。この時点で私の卓が階段で、階段を崩さなかったため4戦目に突入。

・4戦目:スイクンv(種切れの為詳細不明)勝ち(サイド2-0)

 じゃんけん勝ち→先行ザマゼンタスタート
お相手が関西の方で(私は兵庫出身)、この時点でお互いトナメ確定していたため和気あいあいと準備→試合スタートに。お相手スイクンvスタートで、この時点では白馬スイクン・スイクンファイヤー・スイクンチルタリス・三神ザシアンのデッキが考えられる。その為、何れの対面でもザシアンは必ず使用することからキャプチャーエネでザシアン呼び出しふとうのつるぎ。お相手はマリィ打つも全くベンチ展開出来ずにエネルギー貼るだけが2ターン続いたため、その間にザシアン育てきってブレイブキャリバーで種切れさせて勝ち。全勝通過は決勝一没芸人フラグですが、どうせなら全勝優勝したかったので素直に嬉しかったです。またもやラッキー!

 ここでトナメ参加者が確定。2番卓の階段が崩れ全勝者は私のみに。必然的に予選1位通過が決定。2-1卓の両負けもあり、人数の都合で2-2の方が2人上がることに。その結果、2戦目で対戦したマルヤクデ使いの方との再選が決定し絶望(8人のトナメでは1位と8位、2位と7位…が当たるため)。

 予選の幸運もここまでかと落ち込みつつ、マルヤクデの方と我らがししょーの元シロシ団ボスしろし(前日に忘れたゲー〇ルー〇ー入りデッキケースを取りに来ていた)と3名で昼食休憩に。

・決勝トーナメント1回戦:マルヤクデ(再戦)勝ち(サイド6-5)

じゃんけん勝ち→後攻ルカメタスタート
 予選同様後1からの溶接工弱点種切れ負けを嫌い、かつボルケニオンの採用も見えていたため、じゃんけん勝ちで後攻を選択。こちらは運良く初手にコーティング鋼エネを引き込めるも、サポが使えずルカメタにエネ手張りでエンド(コーティング鋼エネ素引きしてなかったら負けてました)。お相手は順当にベンチ展開し溶接工からファイアローvの技宣言まで行われる。絶望的状況だったが、マオスイでピッピ人形を差し出して難を逃れ、その後ザシアンを育成する展開に。2エネファイアローにフルメタルウォールを打った返しでマルヤクデvでコーティング鋼エネを割られたため、相手のベンチが埋まって苦しいことを確認しつつ、ルカメタを捨ててザマゼンタプランに。その後ザシアンも取られサイド1-6に追い詰められるも、こちらのコーティング鋼付きマントザマゼンタに対して有効打が無い様子。ファイアローに対して殴りつつマオスイで回復して粘る。ファイアロー突破時点でマルヤクデVmaxのエネはまだ少なく、場には無人発電所を貼っていたため、マーシャドーがお相手の山にあるのは把握しつつも、まだヒードランGXは出てこないと判断。その通りでお相手はボルケニオンを捧げてきたため、こちらの手札が揃うまで倒さず放置。マオスイとボスの指令が十分に揃った所で4エネ付いたマルヤクデVmaxを落とす。その後お相手は炎の結晶を引き込みリセホしてからベンチで3エネヒードランGXを育成するも、前のポケモンを逃がすことが出来ずにザマゼンタで押し切って勝ち。対マルヤクデ戦は1年ほど前に山ほど練習していたため、その経験が活きた試合展開でした。この日1番熱い試合で震えました。
 ※対マルヤクデプランを簡単に説明すると、フルメタルウォールでエネ飛ばしつつザシアンで圧をかけて先にルカメタ+ザシアンを落とさせる。その後リセスタから無人発電所を貼り、ヒードランGX警戒で相手のベンチを減らさずにエネの付いたポケモンをゆっくりとザマゼンタで狩る、という流れです。

・準決勝:悪ニンフウーラオス勝ち(サイド6-2)

じゃんけん勝ち→先行ザマゼンタスタート
 お相手初手ウーラオスvスタート。予選の段階でデッキタイプは見えていたため、ザシアン出してふとうのつるぎエンド。お相手後1で博士の研究とクロバットvでベンチ大量展開。しかしルカメタザシアンとの試合経験が少ないらしく、連撃エネの貼り先やガラルファイヤーvの使い方が甘い。念の為頂きへの雪道は警戒しつつ、お相手ベンチのオクタンを先に倒してテンポロスさせ、ザシアンでガラルファイヤーvを倒す。その後ザシアンは倒されるも、結晶の洞窟を通しつつザマゼンタで押し切って勝ち。お相手の方とジャッジのLikeyさんに、結晶の洞窟強すぎると言われました。強いですよね。強すぎます。

・決勝戦:連撃ウーラオス勝ち(サイド6-0)

じゃんけん勝ち→先行ザシアンスタート
 以前から福岡でお知り合いだった方との決勝。準決勝前に決勝で当たりたいと話をしていて、再現出来て良かった。予選の段階でデッキタイプは判明していたため、ザシアンに手張りふとうのつるぎで落ち着いて始める。お相手は序盤からマリィ連打でこちらが苦しいながらも、マリィの4枚が何れも強くザマゼンタの育成開始に成功。その後はマオスイでザシアンを守りつつ、結晶の洞窟を通すプランを狙う。お相手の最高打点はガラルサンダーvなので、クイックシューターで落とされないように立ち回りつつ、チャーレムでの超越もしっかりと警戒し、順当にザマゼンタで戦う流れに。前日に採用した3枚目のマオスイが本当に心強く、結晶の洞窟と隠密フードを上手く通せたため、そのままダメージレースに勝って決着。前日にharuさんと連撃対面の練習をさせて頂き、それが完全に活きて結果が出せました。

4.あとがき

 当日は色々な運にも恵まれ、念願のシティリーグ優勝が出来ました。Cレギュレーション落ちを前に、相棒のルカメタで結果を残すことが出来、非常に満足しております。当日対戦して下さった皆様、ジャッジのLikeyさん、カーキンの店長、そして何より普段から遊びや練習に付き合ってくれる友人達、本当にありがとうございました。

 9月の横浜CLが無くなってしまったため、昨年の横浜でのルカメタリベンジは叶いませんでしたが、Cレギュレーション落ちまで大好きなルカメタをしっかり使ってあげたいと思います。

 最後に、ここまで読んで下さった皆様、お付き合い頂きありがとうございます。記事に関するお問い合わせや構築相談等はTwitterのDMで受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。大会で結果を残したらまた備忘録等で会いましょう!それでは!

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