特別支援学級には,「自立活動」という時間があります。
特別支援学級では「障害による学習上または生活上の困難を克服し自立を図るため、自立活動を取り入れること」と学習指導要領で定められています。自立活動の内容が示されているので,それらを参考に具体的な目標や内容を決めて行うことになっています。
私はこの自立活動の時間が大好きです。子どもたちももちろん大好き!
はやく自立活動の時間が来ないかな~と楽しみにしてくれています。
どんなことをしているのか,何回かに分けて紹介していきますね。
その1 おりぞめ
とても人気のある自立活動です。
「おりぞめ」はどの子も大好きです。
通常学級の担任をしていたころからしていますが,特別支援学級を担任するようになって,よりおりぞめの素敵さ,素晴らしさを実感しています。
そう感じたきっかけにもなった,以前の学校で担任していた子どもたちのことを書いた資料を紹介します。
リュッくん(小2 自閉症の診断 自閉・情緒学級)
アーくん (小2 ADHDの診断 3学期から自閉・情緒学級に在籍変更)
3学期からアーくんが入級したことで,トラブル多発の毎日のことを記した資料の一部です。
特別支援学級を初めて担任した当時の資料です。本当にどうしていいかわからなくなることもたくさんあったのですが,おりぞめが私と子どもたちを救ってくれました。
もちろん,このあと担任した子どもたちとも,おりぞめはずーっと続けています。自立活動の時間におりぞめ,みなさんもぜひしてみてください。
おりぞめの詳しいやり方などは,「7.たのしいおりぞめ」の記事を見てください。