見出し画像

10/29アリーナオープン備忘

ノリで出たアリーナオープンだったが、ミシックにもいったことない弱小プレイヤーにして幸いにも完走できたことから、何が良かったのかを振り返って今後の糧にしていきたい。


1.シールド(7-2)

シールド

ノリで出た割にはシールドのプールは激強だった。《苦花》やタップするファクトとレア《ヒルダの冬の王冠》は2枚だが強めのアンコが8枚に、《小村の大食い》や《がぶりんこ飴》といった最上級のコモンもしっかり取れている。
しかしこれだけだと序盤に動いてくるアグロに殴り殺されるのは目に見えているため、弱くても2マナ域のクリーチャー採用を重視。選ばれたのは犬《縄張り持ちの魔女跡追い》。2マナクリーチャー3枚(《甘歯村へようこそ》も一応クリーチャー換算)だが、土地さえ伸びればランプするカードも多く、これなら悪くないのかなという印象。
相手の2マナ、3マナに除去をうつのは抵抗があったりするものの、3マナ黒除去《大釜への給餌》がそういう仕様(3まマナ以下対象)で食物まで付いているから、2マナ域クリーチャーが少なくともデッキが成り立ってくれているというありがたい噛み合い。

負けはマナスクと青系のデッキに長期戦となったもの。マナスクが起こると本当に勝たないデッキだし、追加の土地が置ける出来事クリーチャーもあるから土地1枚増やして土地18、全体41枚デッキでも良かったのかもしれない。有識者教えてください。

2.第1ドラフト(3-1)

第1ドラフト

シールドより間違いなく弱い出来に。
前提としてドラフトにあたり黒緑は人気となるが、私のような下手なプレイヤーは弱いアーキで勝てるほどの実力は無く、競合上等で強行することも考えていた。

1-1は《狩人の贖罪》。レアにしてはほどほどという印象で並びに《堅いクッキー》もあったことから頭を悩ませたが、腐ってもレアと思いピック。これら2枚以外のカードは弱く、ここで《堅いクッキー》を流すということは緑で競合する可能性を高めるように思えた。
以降、緑のマシなカードを中心にピック。一巡したあとに黒3マナ除去《大釜への給餌》も回ってきたため、競合上等で腹を括って黒緑へ。
2パック目。具体的には覚えてないがレアの色が合わず、1パック目では目にすることの無かったコモンの《小村の大食い》をピック。間、《甘歯村へようこそ》などのアンコモンをつまむが、わかりやすい補強ポイントは無し。
3パック目。また色が合わずのレア。仕方なく、これも特に強くないなとは思いつつ黒の5マナアンコモンクリーチャー《ねじれた下水魔女》をピック。しかし、3手目あたりで《ランクルのいたずら》が流れたり、ピック後半には2マナレアのねずみ《もつれる群体》が取れたりとまずまず。ただどちらもレアとは言え黒緑には合いにくいカード。終始噛み合わないな〜と感じつつ、黒緑で競合している様子を感じさせピック終了。
残り枚数が少ない時に色が合うからと5マナの出来事クリーチャー《豆の木のワーム》を3枚もピックしてしまっている。流石にメインとしては1枚の採用に留めた。

ドラフト以降はBO3ということで対戦についても振り返っていく。

初戦  赤黒〇〇

相性としては長引かせたらこちらが勝てる有利なマッチに思える。相手もアグロでしかけてくるかと思うが、赤白ほどの速度は無い。食物トークンも多く出るため、序盤のライフロスも回復可能。特筆すべき展開もなく相性そのままに最終的にはデカブツを場に出してGG。
第2ゲームは相手の土地づまり(その分リスクを取ったのだろう)に助けられた。

2戦目 青黒〇×〇

お相手かなりフェアリーに寄せた構築。青1マナのフェアリーを3枚見るほどに。飛行クリーチャーがバラバラと並ぶ。しかし、私が出した唯一の到達クリーチャー《豆の木のワーム》にモジモジし、横から地上のデカブツクリーチャーで殴り続け勝ち。

サイドからは余りのつもりでピックした5マナ到達クリーチャー3枚体制で挑む。

ジェットストリームアタック!(なお、ガンダムミリ知ら)

第2ゲーム。自身のランプもあり早々に《豆の木のワーム》1体着地するも除去、早い段階で2枚目を引いていたので続けて展開、しかしこれも蛙化されてしまう。ところが勢い留まらず、最後の3枚目まで展開。これにはさすがの相手も「nice!」と反応を見せるが、バウンスでテンポを取り序盤でチクチク削っていたライフをさらに攻め立てお相手の勝利。
第3ゲームはこちら先手の利を活かし、先に盤面を形成。例に漏れず《豆の木のワーム》が空中を止め、横をデカブツが殴り始めるとお相手投了。

考えてもみれば1マナフェアリーのタップ能力もあるので《豆の木のワーム》に過信するのは良くなかったか。

3戦目 青白×〇×

第1ゲーム。最弱の青白じゃないすか、これはいただきましたね、なんて思っていたらこちらのデカブツを適切にカウンター、タップされたりと青白らしい動きがささり負け。確かに相性という点では良くないか。

第2ゲーム。4ターン目に相手から出てきたのは《氷冠のヒルダ》。

やはりこれでも無いと青白はやらないか。《氷冠のヒルダ》が暴れる前に協約格闘クリーチャー《アガサの勇者》で除去することに成功するも、格闘のタイミングでタップされ、相手に4/4のトークンクリーチャーが残る。しかし、続けて驚異となるクリーチャーを展開できたことでこちらの殴り勝ち。
第3ゲーム。お互い理想的な動きができず互いに弱いクリーチャーを出し合いながら盤面が膠着、こちらが強いクリーチャーを引き込めば、なべエンチャントや蛙化で無力化されていく。しかし、弱いクリーチャーでもライフは徐々に削れており、残り5まで追い詰めるも相手は中型の飛行クリーチャーが並び始めこちらの劣勢に。しかし相手もこれ以上は待てないと判断したか、それら中型飛行クリーチャーのアタックによりこちらのライフを削っていく。次のターンで飛行クリーチャーにライフが削られるが、相手はパワー2以下のクリーチャーしかおらず、こちらの3マナ4/2《新緑の偵騎》のアタックが通る状態に。

自分いけます!

つまりパンプやパイババアでも引けば、5点は削りきれそう…

パンプやパイババア

ドロー…引けず。負けか。一応4点パンチすると通って相手の残りライフ1。返しに飛行クリーチャーに殴られGG。

4戦目 緑白〇×〇

緑白、これまた弱めのアーキタイプ。アグロよりということもあり、アーキとしての相性も良し。
第1ゲームはお互いにクリーチャーを出し合うも、こちらのクリーチャーが質で勝り、役割トークンで強くしてきた低マナクリーチャーに対してもしっかりと除去で対応できたことで勝利。
第2ゲーム。緑白をやる理由になるレア《赤歯の執政、イェナ》が出現。

あなたがあなたが

こちらが除去出来ない状態でいると、隣に5マナ飛行3/3の《従順なグリフィン》、役割トークンが付きパンプされると、そのまま空から殴り続けられ負け。ちなみに私は永遠にマナフラしていた。

思わず撮ったよね

第3ゲーム。先手の利を活かし、柄にもなくこちらがライフレースを仕掛ける展開に。お相手はまたも《赤歯の執政、イェナ》を唱えるが、これを《アガサの勇者》で格闘し除去に成功。しかし、相手から《小村の大食い》が出てきて盤面は相手有利な状況に。ここでやむなしとこちらが《ランクルのイタズラ》を唱え、互いの盤面を更地にしつつ、互いにライフルーズ、ディスカードと相手のライフ残りわずか1にして、トップ勝負を仕掛ける展開に。サイズ感はこちらが勝っており、パイババアが出れば勝てるため、トップ勝負には分があるかと思われたが、相手が先に出てきた3マナ2/3警戒クリーチャー《眠りの救済者》にこちらが後出しした2マナ2/2の《やんちゃなアウフ》が何も出来ないでいる厳しい展開。私のライフが致死圏内に近づく中、引き込んだ1マナ1/1接死を付けられる《倉庫の虎猫》により相手の攻め手が止まる…が追加で戦場には《野薔薇のアルコン》が。
お互い殴りたくても殴れない膠着した状況で、こちらが追加のクリーチャーである《もつれる群体》を引き込み戦場へ。相手はドローするも何も動きなし。相手のクリーチャー2に対して、こちらは3。やるしかないフルアタック…無事何事もなく通って勝ち。

ギリギリのシーソーゲームを乗り越え第1ドラフト3勝。人生初の第2ドラフトへとコマを進める。

このデッキのデキで抜けられるほど甘くはないと思っていただけに、望外の結果となった。


3.第2ドラフト(4-0)

今更の話ではあるが、前日にMOのパウパー予選というPTQに出ており、23時から7時までの8回戦を通していたため、そもそも睡眠不足の状態。寝てしまうと第2ドラフト開始までに起きられる自信が無いが…でも眠い!寝ることにした。
一応アラームのブロックに睡眠がトランプルすること無く、何とか5時には起きられピック開始。

1-1は赤のレア《レッドキャップのどぶ住まい》。さほど17landsの指標も確認しておらず、使用したことも無かったが、風の噂で強いと聞いていたレアで、これだなと思いピック。以降赤を中心にピックするが、そのレアを活かす構築としては赤黒ネズミが望ましいことは理解していたため、なるべく赤黒でいこう!と腹を括る。ネズミトークンの発生と相性が良い、2マナエンチャント《衝撃の震え》についても拾っていく。

2-1。レアは《退廃的なドラゴン》。出来事面でも色があっており当事者側だけでも十分強いレア。最高のピック。黒はいつも通りの渋目のピックが続くが、赤は比較的空いているのか2マナ二段攻撃付与の出来事クリーチャー《双頭の狩人》がピックできたりと良好。黒はまたしても3マナ以下除去《大釜への給餌》が取れやすい。あれ?もしかしてこのカード私が過大評価してるだけ?とも思いつつ、小型なクリーチャーが並びやすい赤黒にとっておしりでっかちな相手の低マナを処するには良いカードだなと考え、最終的にはピックした3枚全てを採用。

3-1。レアは《ランクルのイタズラ》。運良くまた色のあったレアで赤黒における《ランクルのイタズラ》は全てのモードがデッキにあっている。道中で赤黒の出来事クリーチャー《無感情の売剣》もピック。パクリファイスの夢が広がる3マナパクリソーサリー《歪んだ忠義》(ファイスできなくても十分強いカード)も余分に2枚ピックできた。

第2ドラフト

出来上がったデッキはこちら。良質な4マナレアをピークとしながら、なるべく前のめりで組むイメージ。マナフラ受けはさほど無いなと判断したことと、最大でも5マナ(いずれも当事者側)を頂点として組んだことから土地は攻めの16枚で構築。
最初のシールドデッキには及ばないかとは思われるが、第1ドラフトよりは断然良く、負けが許されない第2ドラフトとしては及第点かなという印象だった(欲を言えば黒の良質な除去、がぶりんこが欲しかったところ)。

絶対に負けられない戦いが始まる…!(言いたかっただけ)

初戦  ? 勝ち

記録にも記憶にもないため省略。

2戦目 青緑 〇〇

いまいち相手が青緑を選んだ理由がわからず、小型なクリーチャーが並ぶばかりで目立った展開無し。こちらは序盤からクリーチャーでライフを削り続け、最終的にはパイババアで削り切り勝利。その後も相手の並んだクリーチャーに《歪んだ中》と《無感情の売剣》コンボが決まり盤面の崩壊に成功。これまた驚異となるカードの展開もなく、こちらが押し返して勝利。

なお、ここまでお読みいただいた方に向けて謝罪すると、ピックからここまでの対戦まで全て私のうろ覚えの記憶で辿っている。

3戦目 青緑メイン5c 〇×〇

第1ゲーム。お相手は初動から《僻境との対峙》により土地を呼び込んだあと、マナクリを展開していく。タッチした強いレアが出てきそうな予感。こちらは3ターン目にパイババアこと《甘歯村の魔女》を展開するゆっくりとした立ち上がり。レンジ的にはもっと前で勝負すべきだったが、やむを得ない。と思っていたところに、相手はマナクリを2体並べ、パイババアを出来事で蛙化されてしまう。それであればというタイミングで、4ターン目に《ランクルのイタズラ》を2体サクリ、4点ルーズでキャスト。2枚ディスカードも考えたが、土地1、スペル3枚で手札のバランスも良く惜しかったためそのままに。すると相手は《孵化計画》から《僻境との対峙》を協約で唱え、3/3のクリーチャーを用意しつつ、3ドロー。さらに追加の《僻境との対峙》で土地を用意。

とんでもない動きだなと苦笑しつつ、こちらは《大食の害獣》をキャストするのみ。相手は当事者側から《ヴァントレスの変成者》を展開。返しに《大釜への給餌》で土地を処し、《大食の害獣》に《魔女の印》をキャストし土地を捨て2ドローしつつ役割トークンを付け強化。横のネズミトークンでアタックし、ブロックされたことで《大食の害獣》が《ヴァントレスの変成者》を討ち取れるサイズに。そうすると相手からX=3でキャストされる《ガチョウの母》。

出たな、バケモノ。うちどころに困っていた《歪んだ忠義》を唱え、《ガチョウの母》を奪い相手のライフを削りにいきつつ、こちらで持て余していた食物をドローに変換。引いたカードはこちらも強いカード《レッドキャップのどぶ住まい》ちょうど唱えられるマナが残っており、そのまま展開。

相手は《ガチョウの母》でアタックしながら食物をドローに変え、7枚ある手札から《僻境との対峙》を唱え平地をセット。4色を揃えた。あれ?《僻境との対峙》4枚見たぞ?

で、出た~wwリミテ上手いやつ~ww

《僻境との対峙》が4枚も入っているということは、マナベースのリスクと引き換えに良いカードがかなり入っているはずだ。これ以上の長期戦は避けたい。《レッドキャップのどぶ住まい》とネズミトークンでアタックを仕掛けると《レッドキャップのどぶ住まい》を対象に《糸縛りの徒党》の出来事により破壊しにかかる。

置いた平地がここで活きるわけねと思いつつ、こちらも絶好の対応札《まだ死んでない》をレッドキャップへ。再度ETB効果が誘発し、ターン初めにレッドキャップの効果から捲れた《ネズミ捕りの見習い》を出来事面で唱え場のネズミは5体に。相手は返しで《糸縛りの徒党》を当事者側でキャスト。相手エンド時に《退廃的なドラゴン》の出来事を唱え、こちらのターンでそこから捲れた山をセット…。山が揃うと相手は5色ということか。続けて《吼える暴れ者》を出来事で唱え相手のガチョウと徒党を無力化、当事者面でも唱え一気にライフを詰めることに成功。厳しい展開が続く中、なんとか勝利。

サイドボードでは《かじりつく大合唱》、《歪んだ忠義》を1枚ずつ追加し、前のめりな戦略を選択。

第2ゲーム。1ゲーム目同様、相手はマナクリを2体展開するところからスタート。場には《蒐集家の保管庫》もあった。

マナクリが複数展開されるとなれば、そろそろ重いカードも出てきそうと考え、またも《ランクルのイタズラ》をキャスト。今度は全てのモードを選択。互いに盤面も手札も失うことに。ただ相手が《蒐集家の保管庫》を場に出せている以上相手のドローの質の方が高い上に宝物も出せる。その懸念そのままに、相手が早々に《ガチョウの母》を引き当て、こちらが対処出来ない間に、ライフ、リソース全てに差がつき敗戦。

第3ゲーム。先手はこちらだが、相手は1ターン目から《僻境との対峙》。こちらは2ターン目に《不気ミント》を展開すると、相手は2ターン目にマナクリを展開(毎回やってる)。3ターン目にはパイババアを展開、《不気ミント》のアタックは通り、対するお相手は《ヒルダの冬の王冠》を場に出しターンを返す。こちらのパワー3×2のアタックの前にマナクリから出したマナで王冠によるタップ。その後《レッドキャップのどぶ住まい》を唱えプレッシャーをかけていく。相手は《荒ぶる炎の稲妻》によりレッドキャップを除去。こちらは《衝撃の震え》を唱えつつ、場のクリーチャーでフルアタック。ネズミトークンが相手のマナクリにブロックされるも《かじりつきの大合唱》により討ち取り、他のクリーチャーも修正を受け、相手のライフは残り6。相手はまたも《僻境との対峙》から沼を持ってき、その沼から《大釜への給餌》をプレイ、パイババアが除去られる。私が引いたのは《歪んだ忠義》。相手の場にクリーチャーはいないので、そのまま《不気ミント》とネズミトークンでアタック…の前に《不気ミント》がタップされ1点のみ。
お相手は協約することで墓地のインスタント・ソーサリーを回収することができる《執拗な秘本探し》を使い《大釜への給餌》を《不気ミント》へキャストしフルタップに。

手札に持ってるのは《歪んだ忠義》…あれ?これは相手のクリーチャーをパクってネズミに役割を付ければちょうど削り切れる。

このまま長期戦となれば負けうるマッチをプラン通り早めにライフを詰められたことで勝利。


4戦目 黒緑 〇〇

第1ゲーム。お相手先手2ターン目に沼と森をセットするも動きなし、私も後手にして3ターン目から動くというぬるキープをしたこともあり、動かないでいると、相手はアウフを出してターンエンド。どうやらマナスクしているようだ。相手が動く前にこちらが主導権を握りたいところで、3ターン目にパイババア、4ターン目に《レッドキャップのどぶ住まい》を展開。対する相手は4ターン目に3枚目の土地が置けるもまたもや2マナのクリーチャーを並べるのみ。こうなってくるとこちらが暴れ出す。サイズを上げながら追加のリソースも得、気づけば7/7の《レッドキャップのどぶ住まい》へと成長。その《レッドキャップのどぶ住まい》が2回どつくと、お相手もこれを除去する術が無いようで勝ち。

さすレア

第2ゲーム。初手から《レッドキャップのどぶ住まい》と《退廃的なドラゴン》が揃う良さげなハンド。しかし今度はお相手も黙っていない。先ほどと似た展開ながら、今度はしっかりマナを伸ばしクリーチャーを並べてこちらに圧力をかけていく。ちなみにお相手の1ターン目、沼を置いてフェイズが止まったので、おそらく黒1マナの-1/-1修正《密告》が手札にあるなという読みができた。
こちら4ターン目、相手が地上クリーチャーで固めていたこと、土地が一旦切れて次引けるかはわからなかったこと、《退廃的なドラゴン》で殴れれば、《レッドキャップのどぶ住まい》を展開+1マナの再生インスタント《まだ死んでない》が構えられることを考慮して、《退廃的なドラゴン》を先に展開。お相手は追加のクリーチャーを出しつつ、パワー3が殴ってくる明らかに怪しいアタックをしたためスルー。返しに当初考えていたドラゴンアタック、レッドキャップ展開、まだ死~構えという状態を作る。
すると動きの怪しかったお相手はパワー2も含めフルアタック。まぁ1/-1修正だよね、いいよ。と思いながらパワー2のクリーチャーをブロックすると、相手は自身のクリーチャーに1マナ緑の呪禁・役割付与スペル《王のもてなし》をキャスト。そっちもあったかーと思いこちらはブロック中の《レッドキャップのどぶ住まい》に《まだ死んでない》をキャストしネズミを増やす準備。するとやはり相手1/-1修正を持っておりこちらの《レッドキャップのどぶ住まい》に唱えることで一方的に討ち取ってきた。
返しのターン。何だかんだでこちらのライフは3
。盤面有利に見えても危険な状態。ここでレッドキャップがネズミをサクったことで、《歪んだ忠義》が捲れる。手札には《無感情の売剣》もありパクリファイスが可能。

何か凄いこと起きそうだなーと思いつつ、まずは相手の3/4のクリーチャーをパクリ、役割トークンはドラゴンに付け、フルアタック。するとお相手はパクられた自身のクリーチャーに3マナ黒除去《大釜への給餌》をキャスト。手札には全体パワー+2修正の《かじりつく大合唱》があり、アレ?これ勝ってるな?と3回くらい打点を計算して全体修正をキャスト。打点23を一気に叩きだし勝利!

4.反省フェイズ

望外の完走。リミテには自信が無く、ここまで振り返ってきても正しくデッキが組めていたかどうかも怪しい。しかし、今回の結果が出たことについて、自分なりにはあらゆるフォーマットの構築をやってきた経験が活きてきたのだと感じている。

もちろん構築とリミテは違うのだが、各フォーマットの環境概要、そこに合わせたデッキ構築(思想)に多く触れることで学びがあったことには間違いない。その環境概要とデッキ構築を「エルドレインの森」6パックないし3パックからという限定された条件に当てはめたうえで活かせたように思える。
構築をやり続けることでリミテが上達するとは思ってもいなかったが、思えば前環境の指輪物語から調子は悪くなかった。その兆候があったのかもしれない。

とは言え、まだやっぱりリミテは半人前。ここまで振り返ってきた過程で反省や疑問点も生じてきた。そことのギャップを埋め合わせていきながら更なる上達を図っていきたい。

5.おまけの検証

①《大釜への給餌》は強いのか。

可もなく不可もなしといった感じだろ。しかし、4手目には取られているカードと考えると、それなりに人気はありそう。今回はよく取れた方だが、かと言って強すぎることも無い。

②第2ドラフトのレアの強さ

レッドキャップ

《レッドキャップのどぶ住まい》のIWDで言えば上から14番目。PWのアショクや《苦花》よりも良いとされている。しかし《呪文書売り》や《下水王、駆け抜け侯》よりは弱い。

《退廃的なドラゴン》のIWDは3.4、《ランクルのイタズラ》は2.8とレアにしては弱めだったか。とは言えどちらもレアなりの強さを発揮してくれたカードであった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?