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003. 思い込みを味方にする

さて、あなたには、“思い込み”という言葉に、どういうイメージがあるでしょうか?

辞書では、以下のとおりです。

思い込みとは、
深く信じ込むこと。固く心に決めること
goo国語辞書

この意味だと、特にネガティブな印象は受けませんが、普通は、どちらかというと、“思い込みが強い”って、ネガティブに使われることが多いですよね。

わたし自身、なかなか思い込みが激しい方で、そんな自分を長いこと責めて、持て余していました。

例えば、
訪問先の住所をパッと見て、あの辺なら駅からそう遠くないから余裕で間に合うなーと思ってたのに、電車に乗って再確認したら、全然遠くて遅刻したとか。
みんなであの店に行こう!と言って、先頭を歩いていたら、全然方向違いだったとか。
仕事でミスを指摘されて、そんなはずないと思いながら遡ってよく見たら、最初の前提条件を間違えていたとか。
あの人はわたしのこと苦手なんだろうなと思って避けたばっかりに、チャンスを逃したとか。

失敗するたびに、あー!なんでもっとちゃんと確認しなかったんだろう?!と思うのです。
けど、割と勘もいいし、要領もいい方なので、気が緩むとまた確認を怠って、自信満々で間違っちゃうんですよね。苦笑

しかも、見た目や言い方に説得力があるようで、間違いに人を巻き込むことも多々。

それで、だんだんと主張することを避けるようになり、そうなると、自信もなくなりました。

それに、わたしと同じタイプの根拠がなさそうなのに自信満々に見える人や自信満々で間違い発言をしている人を見ると、意味もなくムカつくんです。たぶん、自分を見るようで恥ずかしくなっちゃうんですね。関係ないのに。

そんな自分がますます嫌でした。

でも、あるとき思ったんです。
思い込みが強いって、いい面もあるんじゃないか?って。

思い込みって、裏を返せば“信念“とも言えますよね。

信念とは、
正しいと信じる自分の考え
goo国語辞書

成功者には信念がある、とよく言われます。
根拠のない自信も、信念の一つかな、と思います。

なんか、思い込みが激しいからと自分を責めて、正そうと縮こまるより、思い込みが激しい自分を認めて、間違ってもフォローできるやり方を考えた方が、断然いいと思ったんです。

そもそも、人間だもの。
間違わないなんて、あり得ない。

自分を責めてもなんの解決にもならない。

そして、思い込みを良いように使えばいいじゃん!って思いました。
わたしならなんとかなる、と根拠はないけど、思い込んじゃおうって。笑
まあ、実際、今までなんとかなってきたから、今ここに生きているわけで。

ほんとうは、どんな思い込みを持とうと、その人の自由なんですよね。
頭の中は、誰にも見えない。
その思い込みを人に押し付けたり、勝手に適用したりするから問題になるだけで、一人で思ってる分には、なんの害もない。

というわけで、今日は、思い込みを味方にしようと思ったら、ずいぶんと生きやすくなりました、という話でした。

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