日常生活におけるトレーニングとは?前編
メンバーシップ内の掲示板でご質問いただいた内容にお答えいたします。
愛犬としっかり時間を作って練習する時間もあれば
それを「どう活かすのか?」
また「日常生活の中で気をつけるポイントは?」
ということですね。
レッスンでは、オスワリやフセなど基本的なことから、お散歩やお手入れなど、いろんな行動を学んでもらっています。
またクリッカーを使って、ターゲットを触る。特定の場所に移動する、手足や身体を使う行動など
犬自身が自発的に行動することも取り入れたりしています。
これらを、どう活かすのか?も大事ですが
それ以上に大事なのは
『トレーニングってどういうこと?』
この部分が理解できると、ご質問の内容がストンと腑に落ちるかと思います。
前編ではまずこの部分にフォーカスしていきます。
それでは始めましょう
学習は常に起きている
まず忘れてはならないポイントは
犬たちも私たち人間も
「24時間365日・常に行動をしている」
行動の中には、自分でコントロールできないものもたくさんあります。
強い光で瞳孔萎縮をすることや、食べ物が口に入ると唾液が出るなど、自分の意思ではどうにもできない。
それとは別に行動が増えたり・減ったりするのは「学習」です。
人との暮らしの中で、常に何かの学習が起きている。
日常の中で、お互いになにかしら
人はずっと犬をトレーニングしているし、
犬からずっと人はトレーニングされている。
このことを意識すると、見え方が違ってくるかと。
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