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【食事の与え方を工夫するだけで暮らしが楽しくなる】

決まった時間に食事がポンと出てくる
ワンコは30分ぐらい前からソワソワ
食欲が旺盛な子は数分もしないうちに完食

そんな感じで日々過ごされていることも多いと思います

これ実はもったいない食事の与え方で、もっと楽しく食事をとる方法があります

シンプルに考えて野生動物は、決まった時間に食事が出てくる保証はされていませんよね?

起きたら、獲物を探し、追跡、待ち伏せ、捕獲、移動または解体して、ようやく口の中に入れることが出来ます
野生動物は起きている時間の7〜8割を、食事を獲得することに行動をしているといわれています

しかし現代の家庭犬と呼ばれるワンコの多くは
食事を摂ることに時間を費やしていたのが、食器で一度に済ませると、
食べ終わった後の時間は暇を持て余すことになってしまうのです 
**
【だいたいの決まった時間に食事を摂るのは人間の習慣で、動物の習慣ではない】**
のですね

いかに食事をとることに時間をかけさせてあげるか?は

【暇な時間を少なくしてあげる】

ということになります

決して動物にイジワルをしているわけではなく
食べ物を探し、発見して、考えながら確保することの喜びは、
動物本来の持ったものなのですね

ちょっとしたハードルがあったほうが燃えるんです(笑)


食事の与え方の工夫というのは、バリエーションがさまざまです
コングや知育トイなどに詰めてみる
宝探しゲームのように部屋の色々な場所に隠してみるなど、いろいろあります

トレーニングで食べ物を使う理由のひとつでもあります

飼い主さんからどうやったら食べ物がもらえるか?を頭をフル回転させながら考えることで、たくさんのことを学習していくのですね

またフードの食いつきが悪い、偏食が多い子にも、食べ物を獲得する喜びを知ってもらうと、食いつきが良くなったりするケースも見られます

食事の取り方を工夫してみませんか?

知育トイのご紹介

「コング」

天然ゴムで出来ている定番の知育トイ
フードを中に詰めて与えます
ふやかしたフードとドライを交互に詰めてみたり
夏場はペーストにしたフードを冷凍すると、完食するまでに長時間かかるようになります
普段与えるフードを食器ではなく、コングなど2〜3個用意して分散してあげると
分離不安の予防にも

「ビジーバディー」

お店にもいろんなタイプがあります
写真はUFO型。間にフードを入れて転がすもの
穴の大きさを調整して難易度を変えることができます

「容器の中にフードを入れて転がして獲得するタイプ」
写真以外にもたくさん種類があります
転がり方が違うので、難易度や大きさなど確かめながら選ぶのも楽しいですよね

こうした知育トイは、使っていくうちにワンコもレベルが上がって
中のフードを出すスピードが速くなってきます

フードの大きさや、中の詰め方など
工夫しながら難易度を調整していきます
そうしたやり方は、またお店でも聞いてくださいませ

知育トイたくさん取りそろえています

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