見出し画像

2014年 日本縦断キャンプツーリング 2日目

2014年4月24日(宮崎~愛媛)

夜中寒くてカッパまで着て寝ていたので、太陽の光を浴びて暖まったテント内で暑さに耐えきれなくなり目が覚めた。それはそうと、宮崎でも夜は寒いのだから、北上したら寒さで耐えれないかもしれない。という不安はあるが、さすがに1日で諦めたらいい笑いものだと思い北上することにした。

都濃、延岡、佐伯を北上して臼杵に入る。佐賀関で国道九四フェリーに乗って四国へ向かうのが今日の目標だ。15時のフェリーにすべりこみセーフで到着!したはずだったのですが、バイクは先頭に乗せるために20分前には着いてないと次の便になるらしい。すべりこみセーフで間に合うのは野球の世界の話だった。仕方なく16時のフェリーに乗ることにして待っていると、熊本で馬刺を食べてきたという四国の方と話がはずみ、あっという間に16時のフェリーが到着した。四国の話をいろいろと聞けたので遅れてよかったのかもしれません。1時間ほど船に揺られて人生初の四国へ上陸しました。

三崎港から近い、ブリーズハウスという廃校を利用したキャンプ場へ向かったのですけど、閉鎖されていたのでキャンプ場探しをしないといけなくなる。この周辺のキャンプ場というと佐田岬キャンプ場と室鼻公園キャンプ場があったのですが、ガソリンの残量があやしかったので町から遠ざかるのは危険かもしれないと思い、伊方町にある室鼻公園キャンプ場へ向かうことにしました。が、、、すっかり日も暮れて暗くなってしまい、なかなか道順がわからない。不安になりながら走っているとガソリンスタンドを発見したので、すかさず入りました。

「鹿児島からですか〜、鹿児島へは行ってみたいと思ってたんですよね〜。」そう声をかけてきた店員さんは桜島に行ってみたいけど火山灰が気になるようなので、降灰について教えていました。空から灰が降ってくること、車や洗濯物は灰だらけになること、頻繁に灰が降るので毎回洗車などしていないこと。桜島上空の風向きがニュースで流れるので、それを確認してから洗濯物を干していること。ひどい時は、運転をするのが怖くなるほど視界が悪くなること。桜島周辺では大型車両が通ると灰が舞い上がってしまうので、灰が降っていない日でもコンタクトでバイクに乗れないこと。鹿児島に住んでいると普通のことですけど、他県の人には不可解なことなのかもしれませんね。

ついでにキャンプ場への道順を尋ねたところ、温泉にも入れる隠れたキャンプスポットを教えてもらった。天の助けだ!神のお導きだ!日も暮れて肌寒いなかバイクを走らせてたので、温泉という言葉に期待を膨らませバイクを走らせる。ようやく到着してみたものの辺りが暗い。どうやら定休日みたいだ。許可を取らないといけないらしいので諦めることにした。幸いそこから室鼻公園キャンプ場への道順は分かりやすかったので、室鼻公園へ向かった。20時ごろにようやく到着し食事を済ませ寝ることにしました。

佐賀関
室鼻公園キャンプ場

あとがき

この旅以降にも四国へはよく行くのですが、いつも九四フェリーを使うので、毎回このガソリンスタンドを通ります。その度にこの日のことを思い出して給油してもらっています。当時は知らない土地で宿とガソリンの心配をして走っている時は、不安で仕方ありませんでした。いまとなっては懐かしい思い出として心に残っています。思い出しただけで、思わず笑ってしまう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?