2014年 日本縦断キャンプツーリング 33日目
2014年5月25日(石川)
出発
キャンプ場を出発してコンビニで朝食を買い、キャンペーンのくじを引いたら当たりが出てドリンクを一本貰った。今日は運がいい日だ。そう思いながらコンビニを出て「のと里山海道」で北上していきます。
高速道路ですが、日曜日ということもあり交通量がほとんどない状態なので、のんびりと走り今浜ICで降りて「千里浜なぎさドライブウェイ」へ到着しました。
千里浜なぎさドライブウェイ
千里浜なぎさドライブウェイは海岸沿いを走れる道路で、6kmもある波打ち際をひたすら走っていきます。普通車でも走れるほど路面は固く、ライダーにも人気スポット。オンロードバイクも普通に走っていました。
どこまで続くのだろうと走っているとゴール地点が現れた。付近にはライダーがたくさんいる。バイクを止めて係員らしき人に聞いてみると、太平洋側から出発して千里浜を目指すSSTRというイベントのゴール地点が、千里浜になっているとのことでした。
閉会式をしていたので、参加者に混じって聞いていると、オートバイ冒険家として有名な風間深志さんが発案したイベントのようです。閉会式が終わったら千里浜のGOAL地点にバイクを止めて写真を撮ってくれる人を探します。目の前にいた人が「写真を撮りましょうか?」と声をかけてくれて撮ってもらいました。
たまたま通りかかっただけなのにSSTRを完走したかのような写真が撮れて大満足。今日は運がいい日だ。
能登半島
千里浜から日本海側を北上して巌門へ立ち寄ります。さらに先へ進むとサンセットヒルイン増穂があり、世界一の長さを誇るベンチの横を走り、世界一のベンチで休憩。
義経の船着場とヤセの断崖にも立ち寄り景色を眺めたあと、琴ヶ浜という道路案内が見えたので海岸を歩くことに。泣き砂の浜でキュッキュと音がするらしいのですが、いくら歩いても聞こえない。近くに地元の方がいたので聞いてみると、下駄を履けばそういう音がするらしい。下駄のレンタル屋さんでもあったら借りたいところですが、そんな都合よくあるわけもなく先へ進むことに。
男女滝を眺めてから県道38号線を走っていきます。一車線の絶壁を走る道があり多少恐怖心が沸きましたが、絶壁のおかげで見晴らしのいい海岸線です。絶壁を過ぎても景色の良い海岸線が続き、袖ヶ浜キャンプ場へ辿り着きました。
輪島袖ヶ浜キャンプ場
袖ヶ浜キャンプ場に到着し、管理人さんが草刈をしていたので挨拶をすると、期間外は無料だから好きに使っていいと言われ、屋根下のコンクリートのスペースも自由に使っていいとのことでした。
屋根下にテントを張っていると東京のライダーも来たので声をかけてみる。千里浜で開催していたSSTRのついでに能登半島へ来たようです。明日、東京へ帰るとのことでした。帰りのことまで考えると結構大変なイベントなのですね。
SSTRの正式名称は「SUNRISE SUNSET TOURING RALLY」で、太平洋側で日の出(SUNRISE)を見てから出発し、日没(SUNSET)までに千里浜へ辿り着くというイベントらしい。鹿児島から…と考えてみましたが、高速道路が苦手な私には厳しいイベントのようです。
早めに夕食を終わらせて、SSTRに参加されたライダー達も見ているであろう日没を眺めていました。参加したわけではないのですが、遠くからこの日没を目指して走ってきたライダーも見ていると思うと、いつもと違い感慨深い日没でした。
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