やられたらやり返せ

私の今をつくっている幼少期のエピソード

負けん気、根性、鋼メンタル

これはどこから来たのだろうか

遡って思い出したことがある
母と父からの教えだ

母「やられたらやり返せ」
父「ケンカするなら素手でやれ」

とんでもない親だと思うかもしれないが、私はとても感謝している

小学校1年生の時、同級生の男の子にぶたれたことがある
私はやり返した、ぶち返した
これから始まったのだと思う

ケガをさせるほどのケンカはよくないが、私はこの教えは正しいと思っている
なぜならケンカして、先生に言って、仲直りさせられて、スッキリしたことなんかないからだ

後にもやもやしたのが残るくらいなら、自分もやり返して一緒に怒られた方がいい
私はそっちのがいいし、多分もっと仲良くなれる

ここから学んだのは
正々堂々戦うこと

やられたらやり返せと大声で言える時代ではないかもしれない
ただ、防ぐことで子どもを守れても、子どもの成長に繋がるのだろうか

少し危なそうなことを言ったが、
母が教えてくれたことは他にもある

「自分がされて嫌なことはするな」

これは今の私を支えてる考え方だと思う

相手の立場に立って考えること

とても大切なことだ

この教えは途中で進化した

高校、大学と多くの人と時間を過ごす中であることに気づいた
自分の気持ちで相手の立場に立っている
ということだ

本当にこれでいいのだろうか
いや、よくない
これでは相手の気持ちにはなれていない

その時から私は、この人だったらどう考えるだろう、と思うようになった
もちろん、私の主観も入っていると思う
でも、そうすることで少しでも誰かに寄り添えるような気がした

この考え方のおかげと、出会う人の良さもあって、私は誰とでも仲良くなれたのだと思う
広く深く人と関わりたい私にとってありがたい教えだったと今になって気づくことができた

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