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あたたかさの伝播

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宮城さんへの誕生日プレゼントを考えていたときに、ワッと盛り上がってプレゼントを渡したり祝われるムードだと逆に恐縮してしまうような人だと知っているので、ものすごく悩んで。

でも誕生日って、日頃その人に感じている気持ちを伝えられるいい機会だと思っていて。普段は気恥ずかしくて言えないこともなんとな〜く許される特別な日が、生まれてきてくれて出会えてありがとう。と言える誕生日なのだと。あたしは思うね

出会えて嬉しい、こうして今同じ時間を居れることが嬉しい、だからありがとう。その気持ちを伝えたいなと思った時に、言葉だと照れすぎちゃうし物だと遠慮しすぎちゃうし。一番何がいいんだろう。と考えて友達に相談したりした。

「仕事で使える物とか」「普段から身に付けられるものとか」たくさん提案してもらったけれど、結局一番最初に提案された「ゆきちゃんなら何かご飯作ってあげればいいじゃん」が最適解だった。真っ先に言われたその時は「いやでも料理の道の人だから…」とあたしが遠慮をしていた。

誕生日の時期も考えて、チラシ寿司のケーキを作って

宮城さんはそれを遠慮することも照れることもなく「俺の誕生日のために作ってくれたゆきちゃんのチラシ寿司」をまっすぐ受け取ってくれて。それがものすごく嬉しかった。受け取って、美味しいって言いながらものすごく嬉しそうに食べてくれた。

それがあたしはものすごく幸せで、やっぱり幸せすぎて
ものすごく嬉しい気持ちになっちゃって、嬉しくて家に帰って笑顔を思い出してちょっと泣いちゃった。

「今年は恩返しの年だから、宮城さんに焼肉を奢りたいんです。」ってもう宣言している。ちゃんと稼いで実行できるといいなあ。


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