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畠中恵の小説を読む

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畠中恵さんと言えば、しゃばけシリーズでお馴染みですが、そんな畠中恵さんの小説の魅力を自分なりに解釈して紹介したいと思います。
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忍の副業を読む

江戸時代の末期の戦もなく、平穏?な時代に今は忍として活躍する場もなく、過ごしてきた甲賀の…

lavendersky
7か月前

猫君を読む

猫好きにはたまらないお話。いつもなら単行本1冊数時間で読み終えるのに、もったいなくて、何…

lavendersky
1年前

畠中恵の小説を読む-しゃばけシリーズ

畠中恵のしゃばけシリーズの面白さ。江戸時代を舞台に主人公一太郎と妖(あやかし)たちとの交流…

lavendersky
1年前
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畠中恵の小説

畠中恵の作品は「しゃばけシリーズ」が有名で私も20年以上このシリーズを読み続けている。畠中…

lavendersky
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(ネタバレ) すべての生き物にはいつか終わりがある。一太郎は桜の花びらの一生が短いことをな…

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いっちばん 「餡子は甘いか」

(ネタバレ) 栄吉は菓子屋の跡取りである。菓子屋の息子なのに餡子がまずい。どんなにどんなに…

lavendersky
1年前
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わが殿 ①

わが殿、実は最後の解説を読むまで、実在の人物を題材にした小説とは知らず、読んでいました。 正直、歴史には疎く、メジャーな織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など教科書に載る程度の人物しか知りません。 わが殿の主人公、内山七郎右衛門は畠中恵によりとても生き生きとその生涯を生きたことを描いていて、頭の中の映像化がとても楽しい小説でした。七郎右衛門が常に頭の中で考えていることを描写して、主人公がどのように考え行動しているのかとてもわかりやすく楽しめました。わが殿は多くの登場人物が登場します

わが殿 ②

わが殿のテーマは2つあると思う。 ひとつは解説でも書かれた、「明日へゆかねばなりませぬ」…

lavendersky
1年前
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