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【433日目 note千日回峰行】日本とトルコの関係

こんばんは。
無職36日目。もう会社員の世界線からは離れてしまったようです。

1985年イラク。
当時、現地の日本人が帰国できなくなっていた事実をご存知でしょうか。

当時の大統領によるイラン上空飛行機の撃墜命令に端を発した事態でした。

多くの国はタイムリミットまでに
自国民の救出に向かいましたが

日本政府は憲法違反に準ずる可能性から
自衛隊の派遣を見送ることとなりました。

結果として、日本人は帰国できない状態。

それを救ってくれたのが

トルコ政府でした。

なぜトルコ政府が!?

当時の外務省を含め、全ての国民がなぜ!?と思ったことでしょう。

この時、トルコ国民も残っている中
日本人を優先的に救出してくれました。

時は遡り
1890年オスマン帝国(現トルコ国)

当時の軍艦(エルトゥール号)が日本での責務を終え帰路に着いている中
台風に巻き込まれ沈没してしまいますます。

その時、現在の和歌山県串本町の村民が献身的な救助活動を行い
656名中69名を救出し命を救ったことがありました。

その後、日本政府が東京での治療を行い
トルコまで帰還させたそうです。


今から100年以上前に日本人のしてくれた恩を
トルコでは子ども達でさえ知っている。
例え日本人が忘れようと。  

1985年。トルコ政府の関係者が教えてくれたそうです。


2021年8月15日 21:21

1人では何もできないからこそ、人の助けが身に沁みます。