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子連れキャンプは風防付きカセットコンロ「タフまるJr」が絶対オススメ!

私はキャンプ歴1年のヒヨっ子キャンパー。

7歳の息子と3歳の娘を引き連れ、主夫の夫と4人で頻繁に子連れキャンプを楽しんでいる。

うろちょろする子供達を連れてのキャンプは、のんびり焚き火でBBQなんてできない。

子供が「お腹が空いた〜!」と騒ぐ前に、カセットコンロでサクッとご飯を作る必要がある。

そこで、キャンプで手早く料理したい人に絶対にオススメなカセットコンロは、イワタニの「タフまるJr(ジュニア)」です。

小さいながらも火力は十分、しかも風防付きなので野外でも問題なく調理ができる!

この記事では、我が家が試行錯誤した挙句「タフまるJr」が子連れキャンプ飯には最高だったと言う話をシェアします。

キャンプで使うカセットコンロにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

キャンプの達人オススメのカセットコンロは「タフまるJr」


キャンプ初心者の私には、どんな質問にも答えてくれるキャンプの師匠(ケイさん)がいる。

ケイさんは小学生の男子3人を引き連れ、年間50泊をこなす百戦錬磨のキャンプの達人なのだ。(キャンプ歴は10年以上)

当然ながら小学生男子3人は料理はできないため、晩御飯と朝食を作るのはケイさんのお仕事。

何が凄いって、ケイさんはメチャクチャ料理が早い!

炊きたての白米、具沢山のお味噌汁、餃子や野菜炒めといったおかず類を全てカセットコンロで手際よく作る。

段取りが良いのはもちろんなのだが、どうやらそれだけではなさそう。

なぜにそんなに素早く料理ができるのか観察したところ、どうやらカセットコンロに秘密があると判明した。

キャンプの達人であるケイさんは、自信に満ちた眼差しでこう言い放った。

「タフまるJrは最高やね!」

タフまるJrとはイワタニがアウトドア向けに開発した小型のカセットコンロで、風防がついているため野外でも火が消える事がない。

しかしコンパクトな設計のため、最大発熱量は2000kcal/hと小さめ。

一般家庭で使われるカセットコンロは、製品によって火力に差はあるが最大発熱量は2300~3000kcal/hもある。

ここで間違っても、「家にあるカセットコンロの方が火力が強いからキャンプでも活躍するのでは??」と思ってはいけない。

私はその失敗を経験済みなのだ。

家庭用カセットコンロは野外では役立たず

我が家は狭いマンション暮らしなので、キャンプ用品はできるだけ増やしたくない。

だから、家でも普段から使っているものを、キャンプでも活かすというスタイルを取ることにしている。

そこで私は家で鍋料理をする時に使っていた、ごく一般的なカセットコンロでキャンプ飯を作っていたのだ。

ツールームテントのリビングや、壁のある場所で使う分にはこの家庭用カセットコンロでなんの問題もない。

しかし、タープの下など風を受ける場所で調理すれば、火が煽られ熱がなかなか鍋に伝わらない。

特に冬は気温が低いので、鍋に火が通るまでかなりの時間を要する。

食べ盛りの子供の「お腹が空いた!!」と言うブーイングに耐えながら、根気よく調理をするのはなかなかのストレス。

この問題を解決すべく、アマゾンで「風防を」買ってみた。

がしかし、まさかの風防が風で倒れるという新たな問題が生じた。

仕方がないので、地面にカセットコンロをおいて、周りにクーラーボックス等を並べて風を避けつつ調理をする私。

これがかなりしんどい。腰は痛くなるし、とにかく楽しくない。

しばらく我慢しながら、家庭用カセットコンロでキャンプをしていた私だったが、ついに限界を感じたとです。

私は夫に「タフまるが欲しい」と懇願したところ、「じゃ、うちはJrじゃなくて、大きい方にしよう」と言い出した。

実は「タフまるJr」には本家本元「タフまる」というそれは力強いカセットコンロがあったのだ。

引用元:Iwatani 公式オンラインショップより

「タフまるJr」はイワタニが誇るアウトドア用カセットコンロ「タフまる」を60%も小さくしたコンパクト版なのだ。

私はそこで大いに悩むことになった。

4人家族ぐらいなら「タフまるJr」でちょうど良い

カセットコンロの帝王イワタニが、本格アウトドア用として紹介する「タフまる」。

その注目すべきは、火力である。

「タフまるJr」の最大発熱量:2000kcal/h
「タフまる」 の最大発熱量:2800kcal/h

単純計算すると、「タフまる」は「タフまるJr」の1.4倍も火力がある。

しかしながら、キャンプで道具は小さくて軽い方が持ち運びに便利。

「タフまるJr」は286×193×122mm、約1.6㎏
「タフまる」は341×283×129mm、約2.4kg

「タフまる」はパワーがある分、大きくて重たいのが難点・・・・。

夫は料理が苦手な私のことを思い、そっと囁いた。

「タフまるとタフまるJrとでは火力が全く違うよ。ちまちま料理してる暇なんてないでしょ?」

そう、私には師匠ケイさんのようなキャンプ飯の技術も経験もない。

ならば多少大きくても、道具でカバーしてやろう・・・と決意したのが失敗だった。

次のキャンプでケイさんに、私は嬉々として「タフまる」を買ったことを告げた。

その瞬間、ケイさんの顔が曇った・・・・。

「なんでJrにせんかったと?Jrで火力は十分ばい!」

実はケイさんも最初に「タフまる」を購入し、失敗を痛感したから「タフまるJr」をさらに買った経験者だったのだ。

よくよく考えてみたら、最大火力に差があったとしても、火力全開で調理することなんてほぼないことに気がついた。

キャンプの達人ケイさんの「タフまる」と「タフまるJr」についての意見は以下の通り。

底の大きな鍋(20~24cm)を使うなら「タフまる」が最適。
しかし家族4人程度のご飯を作るくらいなら、「タフまるJr」の火力で十分。

「タフまるJr」は小型カセットコンロとはいえ、耐荷重10kgと力持ち。

底が20cmの鍋までなら、重たいダッチオーブンさえ使える優れもの。

そもそもキャンプは道具がかさばるので、底の大きな鍋なんて持っていかない。

結論として、我が家に最適なカセットコンロは「タフまる」ではなく、「タフまるJr」だったのだ!!

私がこの事実に気がついた瞬間、どれほど後悔したかは筆舌しがたい。

がっくりする私にケイさんは言った。

「いいとよ!失敗じゃないけん気にせんと!わはははは」

次は何かを買う前に、必ずケイさんに相談しようと私は心に誓ったとです。

今からアウトドア用のカセットコンロを買う方は、この記事を参考にして私と同じ失敗をしないで欲しい。


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