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個性を響き合わせる

定期的に観たり聞いたりすることで、自分のモチベーションを上げてもらえる本や、動画や音声がある。

茂木健一郎さんが高校生に向けて「今日から“わたし”を好きになるために」というテーマでお話をされているYouTubeもその一つ。

茂木さんは脳科学者としての見解から、個性の素晴らしさや、
その強みを活かして貢献することの大切さ、それらメッセージを多感な青少年たちに一生懸命に伝えよういる。

その熱意や姿勢が私の胸を熱くする。

茂木さんのその活動そのものが、ご自身の個性を活かした社会貢献のように思います。


それぞれの個性を活かすこと、完璧である必要がない。
欠点があって当たり前。
だからこそ人と関わり、欠点を補ってもらい、それぞれの強みでお互いにまたは社会に貢献するという考え方。


人生は仮説からスタートする。
その時々で自分が何をしたいか、まずは仮説を立てる。

仮説をもとに行動する。
仮説だから変わっていい。
最初から正解である必要もなく、正解を求めなくていい。
仮説の中で、出会っていく人との出会いを大切にし、
いろんな人と関わり、自分自身と出会っていく。
掘り下げていったときに、思いもよらない場所に繋がっていることだってある。
そうやって、新しい可能性の扉が開く。


コロナの緊急事態が明けて、日常が戻りつつあるが、
人との関わり方は、全く変わってしまった。
みんなマスクをして、表情も分かりにくく、
実際に顔を合わせてのコミュニケーションの機会は減ってしまった。

ここに来てやはり思うのは、もっと意識して人と関わっていく必要があるということ。

人はただただ生きているだけでは自分自身と出会うことはできなくて、
色々試したり、失敗したり、苦しんだり、喜んだり、試行錯誤しながら自分を知っていく。
やはりそのためには、人との関わりが必要。
仕事でも家庭でも人と関わり、向き合うことで、
実は自分の事をより理解していく。

人は欠点があって当たり前。
欠点と長所が一緒になって個性。

自分を知り、不完全さも含め自分の素晴らしい個性を知り、足りない部分をまた誰かとの関わりの中で、その人に補ってもらう。

そうする事で芽生えていくのが「感謝の気持ち」

実はその気持ちを味わうことが幸せの一つかもしれない。

けれど一番重要なことは、
幸せはゴールじゃなくて、あくまでもスタートラインであるということ。
そこから、いろんな努力をすることができる。

もっと人と心から関わろうと、私自身も思う。
自分の不完全さをも受け入れ、たくさんお世話になって感謝しよう。
そして、私も自分の得意や強みで誰かのお役に立ちたい。

そんな社会の広がりが、より平和な世界を作ってくれるのだろうと思う。

個性を響き合わせる。


なんて素敵なフレーズ。

茂木さんの表現が優しくて美しい。

子どもたちの為にも、美しい社会、世界を見せていきたい。



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