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大事なのは求人票の奥の世界

ハローワーク、フリーペーパー、新聞広告、店頭での貼り紙。世の中の職業の求人は、色々な場所に掲載されているがどの企業に応募するかで、天国と地獄があるのも事実です。

あなたは求人と違う仕事をやることになった経験はあるだろうか?「こんなはずじゃなかったのに・・・。でも、給料のために・・・」その考えが奈落の入口です。

私は東京出身ですが、仕事内容に憧れて愛知県内の会社に新卒入社し、1年半で民事再生法申請に会社が追い込まれた経験があります。その後、愛知県内の建設業の会社を探し、「測量業務」の求人なのに今までの職務経歴を考慮して実家のある同じ都内の「東京支店での派遣の現場監督」をすることになった経験がある。

準大手ゼネコンの現場だったが、社員の顔をしてその会社の作業着を来てヘルメットをかぶり施工管理をしたが、別の求人に応募しているだけあって現場監督には未練がない・・・。やがて使えない奴と評価されて、試用期間で捨てられたこともありました。

「今までやっていた」と「やることを説明してくれれば出来ます」は別問題だと割り切るべきです。やがて「経験者って聞いてたのに」と始まり、あなたに仕事を頼む人はいなくなります。

「未経験でもしっかり教えます」

「初心者歓迎」

「アットホームな職場です」

「中途社員の定着率が高いです」

会社では人が集まるような歓迎ワードを巧みに使いこなして人をおびき寄せるものの、使えない人へは卑劣な態度を取るものです。それでも、死に物狂いの努力をして、その会社に尽くそうと思うだろうか?

私のように要領の悪い人は出来るようになるまで時間がかかるため、会社に見切りを付けられたら受け入れることが賢明でしょう。

「部下は上司を選べない」という言葉があるように、上司との相性は運次第であり、採用担当の総務部の人と、実際の上司が違うのもよくあることです。

我慢して頑張った先に結果が出ることもあれば、体の不調に繋がることもあるのが仕事です。「本当に頑張りたい仕事か?」をよく考えましょう。


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