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誰よりも転職を重ねて得たこと

       「転職が許されるのは、一般には2回まで」

そんな文章を転職支援会社のホームページで見たことがあるが、それは特定の人の考えであってある人は「人生経験が豊富」と思ってもらえるかもしれない。  

私は現在、38歳の既婚者だが試用期間で終わった会社を含めると転職回数は10回以上の転職の達人。自分から辞めたこともあれば、解雇されたこともあるし、会社が民事再生法申請で業務停止になったこともある。

       「会社が楽しく思えるかは、関わる人次第」  

「人のせいにするな!」そう思われそうですが、上司や同僚との相性次第で人生は飛躍も衰退もするものです。

私が新卒入社したのは、かれこれ2005年4月。愛知万博が開催されて約一週間が過ぎた頃に、同じ愛知県の一宮市に本社がある社寺建築に実績がある建設会社。私はこの社寺建築に魅力を感じて、東京都出身ながら入社したのでした。

それから転職し、ハローワーク求人にあった測量業務の面接に行ったのに、職務経歴を見て派遣の現場監督をすることになったものの、監督の適性のなさを痛感する状況に追い込まれて、契約満了と同時に退職するのでした。

その後、測量系の建設現場の職人、CADオペレーター、工場内勤務、運送業の助手など「本当は何がしたいの?」と中途採用の面接で聞かれるくらい「何かしら仕事はしなければ!」という責任感に追われて、仕事をするのでした。

・・・・でも、お金と生活のために働いても面白くない。それが現実。

「絶対にこの仕事向いてないよね!」仕事の同僚に言われて、笑われる有様の職場も経験したし、「人員が足らない」と語っている会社ほどすぐに人を切り捨てる現実も経験した。

良い人そうに見える人ほど、仕事出来ない人には強く当たる。仕事で手持ちのお金では足りずに「後で返すから、お金貸してくれない?」そう言ってる人はたいてい返してくれない人を見てきた。

他社の人や上司にはペコペコと営業スマイルをするわりには、ストレス発散のごとく私に八つ当たりする元接客業の人もいた。

「言ってわからない奴には、体に教え込ませるしかないんだ!」そう時代遅れな考えで容赦なく暴力を振るってくる建設現場の職人の先輩。

「あの人がそんなことするわけないよ」陰湿な暴言や暴力をする人ほど、周りにはよく思われたい願望が強く、周りへの証拠隠滅や笑顔の振る舞いはきっちりとするもの。

結局は「周りを怒らせる、お前が悪いんだろ」そのような結論になりがちですが、仕事が上手くいかない原因は適性以外に多くありそうです。

あなたが今の仕事に満足していないのならば、自分の将来を見据えて考え直してみる良い機会かもしれません。

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