見出し画像

大人の湯布院旅のススメ。(独断と偏見で)

もともと大分出身の私ですが、
湯布院の人気にともなって、
昔とは雰囲気が変わってきたなぁ、
と思います。

特に、湯布院の中心部。
昔からの旅館も点在しますが、
メイン通りは若者層に合ったお店が
立ち並んでいます。

というわけで、この前行った湯布院の旅では
中心部から少し離れたところに
足を伸ばしてみました。

宿泊しなくてもニコルズバー

福岡から車で到着した初日は
ちょっとメイン通りに行ってみました。
久しぶりの湯布院だったのですが、
若者の多さにびっくり!
近くの老舗旅館はかなりお高いのに
みんなどこに宿泊してるんだろうと思いました。
もしかしたら、日帰り観光かな?

メイン通りの人混みに疲れた初老夫婦は
宿に戻り、夕食後はちょっと歩いて
玉の湯のニコルズバーへ。


ニコルズバーに行く途中、
川沿いを通って行ったのですが、
本当に真っ暗で…
という話をバーの方に話したら、
理由があるそうなんです。

その理由とは「蛍」。

川沿いに街灯がないのは、
「蛍」が光る姿を楽しむためでした。

ゆっくりとお酒が飲める大人のバーでした。

泊まった宿は…

今回泊まった宿は「ほたるの宿 仙洞」です。

このところの湯布院の人気で、
どの旅館の料金が上がっています。

その中でも「ほたるの宿 仙洞」は
まだ良心的なお値段だったとは思うのですが、
お部屋はう〜ん…ちょっと残念な感じでした。

でも立地は抜群です。
湯布院メイン通りにも近く、
金鱗湖や玉の湯、亀の井別荘にも近い。

お風呂も家族風呂が5つほどあり、
ゆっくり入れます。

鄙びた感じが良い


朝食も良かったです

翌朝は、朝食後 散策に出かけました。


まずは金鱗湖。


金鱗湖

薄く湯気が立ち上ってました

金鱗湖は温泉が流れ込んでいるので
寒い時期の金鱗湖は湯気が立ち上ります。
湯布院は盆地なので、夏は暑いです。
春、秋から冬がおすすめです。

朝、早めに起きて散策すると
幻想的な風景が見られます。

佛山寺

金鱗湖から少し歩くと、佛山寺というお寺があります。

実はこの日、33年に1度の「由布霊山観音」のご開帳にあたり、いつもの茅葺き屋根の山門に紫の帯がかけられています。

ちょっと観光客は入れる雰囲気ではなかってので、スーッと通り過ぎました😅

ここは辻馬車観光の休憩所にもなっているそうです。

宇奈岐日女神社(うなぐひめじんじゃ)

佛山寺からまた歩きます。


うなぎを祀った神社とかウナグ姫(勾玉を身につけた巫女)を祀った神社とか諸説あるそうです。



池の中心にお社があり、自然と調和した神社です。緑の中に門の朱色がとても映えていました。

水の流れる音が静けさの中には心地よく、
周りは木々に覆われて、その神社の中だけ空気が違う感じがしました。



平成の台風被害で木が倒れ、
100本以上伐採し、その中でも大きなものを
御神木として切り株を祀ってありました。

樹齢5〜600年くらいとか。写真では伝わりにくいですが目を見張るほどの巨木です。



大杵社(おおごしゃ)


急勾配の坂の上にあるお社です。
天然記念物の大杉があります。

宇奈岐日女神社の切り株もすごかったのですが、こちらの大杉は樹齢千年以上!
写真では迫力が伝わりにくいですね。


湯布院の中心部から少し離れたところを
巡って、最後は由布岳を見ながら宿に戻りました。

お散歩好きな方には、こういった湯布院の旅も
オススメです。

※ただ、大杵社はほんとに急勾配なので、
足腰に自信のある方にオススメします。
私は帰宅してから、腰が痛くなりました😅

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?