movie review 「Yesterday」
先日、念願の「Yesterday」を観に行きました。
音楽はビートルズの曲なので当たり前に良いし、俳優陣も素敵でした。
特にジャック役のヒメーシュ・パテルの少し気の弱い感じが上手く表現されていて素晴らしかった。エリー役のリリー・ジェイムズは可愛いし。しかもエド・シーランまで出演してるし。
ずるい俳優陣でした。
と、俳優陣について語るのではなく、印象に残ったシーンについて書きたいと思います。
【ネタバレあるかもしれません】
私が一番印象に残っているのは、ジャックがビートルズの曲の歌詞を一生懸命思い出そうとしているシーン。
曲の歌詞を思い出すために、リバプールに訪れて、ペニーレインに行ってみたり、廃墟となったストロベリーフィールドの前で突っ立ってみたり、エリナーリグビーのお墓を見に行ったり。。。
「めちゃ頑張るやん(そりゃそうやわ、大きな夢がかかってる)」
と思ってた時にふと気づいたのです。
この時ビートルズの曲はどこにもなく、全てジャックの頭の中にしか残っていないということを。
これは他のことでも現実に起こり得そうですよね。
言語だって死にかけている(=使用されなくなってきている)言語もありますし、戦争等によってある民族の文化が消滅することだってあります。
確かユダヤ人は過去の経験から自分たちの知識は裏切らないと考えて、勉強するときは全て頭の中に詰め込むそうです。
そう考えた時に、私も自分の頭に(もしくは身体に)今自分自身が取り組んでいることを染み込ませないと勿体無いと思いました。
私たちも気づかぬうちに何かを見失っているかもしれない。そしてその何かがどこにも残らない可能性があります。
そう思うとやっぱり、
自分の中にあるモノは裏切らない
毎日をだらだら過ごすのではなく、少しずつでもいいから知識を蓄えていきたいですね。
追記
ずっとデブラ役の人見たことある!と思っていたら、「腹ペコフィルのグルメ旅」のプノンペンのエピソードに出てた。
プノンペンの良いところもっとあると思うのに上手く表現できてないなと思って他のエピソード見れなかったけど。
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