見出し画像

生きる事に限界ですか?悲惨なニュースや映像を見た時、私達に出来る事とは…

今日は質問を頂きました『最近、毎日のようにテレビのニュースやSNSで流れる、戦争や災害の痛ましい映像に目が離せません。それらの映像には、無力感と絶望が溢れていて、自分に何ができるのかという思いが心を支配してしまいます。映像を見るたびに、胸が締め付けられるような感覚に襲われ、不安でいっぱいになり不眠が続いています。このような状況はどうしたらいいのでしょうか?また何から始めればいいのでしょうか?(CY・女性)』

一つは、自分が無理せずに出来る範囲で、
確実に信頼できる機関に募金するというのも,、
あなたが出来る事の一つではありますが、もう一つは、
「今」のあなたの意識の持ち方次第で、いくらでも貢献できます。

前回も話しましたが、「今」のあなたの意識というのは、
それはただ一人のあなた個人としての意識を超えた、
より深く大きな集合意識に属しています。

私たちは皆、一人ひとり分離された存在なのではなく、
互い根っこの所で深く繋がり合っており、それは生と死を超えてます。

あなたの意識がニュースやSNSで見た映像に反応し、
不安や恐怖を感じるとき、それは、あなた自身に留まらず、
集合意識を通して他者にも影響を及ぼします。
あなたの感情が他人に共振共鳴し、
特に悲惨な状況や可哀想な出来事に対して同情することは、
意図せずとも相手の生命力を弱める可能性があります。これは、
私たちの感情や意識が他者と深い所で繋がっていることを示しています。

たとえば、叩いてもない音が鳴り出す、
音叉って聞いたことがあると思いますが、
この音叉が鳴る現象を考えてみましょう。
一つの音叉の振動は、それと同じ周波数を持つ別の音叉をも振動させ、
音が鳴り出します。
この原理は、私たちの意識や感情に当てはまり、
あなたの意識が恐怖や悲しみに満ちていると、
それが他者にも伝わり、彼らの意識も同じ感情に共振しやすくなります。

一方で、あなたがポジティブな感情を持ち、
安らぎや希望、愛などの高い周波数の感情を発すると、
それらが集合意識を通じて他者の意識にも影響を及ぼし、
ポジティブで社会的なつながりを促進します。

なので、悲惨な状況に直面した映像を見た時、
私たちは感情的に同情するのではなく、ポジティブな意識状態を持つ事で、遠く離れた被災地の方々へ、深い形での貢献を行う事が出来るのです。
あなたの意(識)を乗せた祈りやポジティブな思いは、
目には見えませんが確かな影響力を持ち、
困難に直面している人々に、希望と勇気を与える事が出来るのです。

「でも、そういう映像を見ると、
とてもそんな気になれずへこんでしまうのです」…

わかります。

私もそうです。

ただ、あなた自身の、意識の力を信じましょう。
肉体は魂を入れるための器で、単なる入れ物です。

あなたの心の中で、安らぎや愛、希望を育むことにより、
その意識のエネルギーは、
個人を超えた集合意識として被災地の人々に届き、
やがては彼らの回復と再建に貢献します。

この、あなたのポジティブな生命力は、
私たちの想像以上に大きな影響を持ち、
困難に立ち向かう人々に力を与えることが出来るでしょう。

今後、また悲劇的な映像を見た際には、こうした意識を持つ事を心掛け、
心からの意(識)を乗せた祈りと、
ポジティブな思いを送ることを心がけましょう。
これは私たちができる、最も奥深く、最も意義のある貢献で、
あなたはそうした存在なのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?